モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

もっちり・さっぱりのジャガイモステーキ

2008-02-26 07:57:51 | 男の料理
ジャガイモを買い過ぎてしまい、チェックしてみたら芽が出ていた。
ナス科の植物は、どこかに毒性部分があり、
ジャガイモの場合は、芽にある。

それにしても、芽が5~10㎜も伸びたジャガイモは、どこか地球離れしたところがある。
標高2000メートルを超える南米アンデス山脈の山麓が原産地であり、
1533年にインカ帝国を亡ぼしたスペイン人のピサロは、黄金に目がくらみ
地下に眠る金以上の価値があるジャガイモに気づかなかったそうだ。

さて、この芽が出すぎたジャガイモをどう処理をしようかと悩んだが、
つぶしてせんべいみたいに薄くした、ジャガイモステーキを作ることにした。
しかも、カレーのサイドメニューとして成立させる必要があり、
超ピリカラのカレーに対しての脇役だから、さわやかさにしたい。

(写真)オーロラソースかけジャガイモステーキ


工夫は、2タイプのみじん切りしたタマネギ。
炒めたタマネギにはコクをだしてもらい、生のままのタマネギではさっぱり感を出したい。

【材 料】(4人分)
・ジャガイモ    5個(一人1個見当)
・タマネギ     1.5個
・ベーコン     ハーフカット4枚
・ニンニク     2片
・しょうゆ     大さじ1杯
・みりん      大さじ1杯
・コショウ     少々
・片栗粉      適量
・バター      適量
・オーロラソース  ケチャップ1:マヨネーズ1を混ぜる。

【作り方】
1.ジャガイモの皮をむき5㎜程度のスライスにする。これを電子レンジでやわらかくなるまでチンする。(10分程度で様子を見る)出来上がったらつぶして冷ましておく(さまさないでもOK)
2.タマネギ、ニンニク、ベーコンを荒みじん切りし、油を引かないフライパンできつね色になるまで炒める。この時タマネギは1個分だけを使い、1/2個分は生で使うのでとっておく。(これがさわやかさその1)
3.つぶしたジャガイモに2で炒めたものと、生のタマネギを加えよく混ぜる。コショウは好みで入れる。(少量がいいです)
4.ハンバーグの形をつくる感じで、8個ぐらいつくり、これに片栗粉をつける。
5.フライパンでバターを溶かし、片栗粉をつけたジャガイモステーキを焼く。両面とも狐色に焼きあがったら完成。
6.オーロラソース(ケチャップ1:マヨネーズ1)をつくり、これをかける。

【感 想】
・ジャガイモ、バターと想像しただけでむねやけがしそうだが、これが意外とあっさりしているので驚き。タマネギが利いている。
・さらに、オーロラソースが適度の酸味を加えてくれるので、更にさっぱりとして食べることが出来ます。
・1食事で1個がいいと思います。残りは、翌日の朝食にコーヒーでいかがでしょうか?
・材料は冷蔵庫にあるもので簡単につくれるので、不意の来客の酒のつまみとしてもいけそうです。ソースをかえると、コロッケになってしまいそうですがこれもありです。

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