肉ではなく、野菜をおいしく食べる。
これがセカンドライフの重要なポイントだ。
ということで、
サラダ、炒め物、炊き合わせ、煮込みなどメニューを探していたが、
「ケンタロウのひとりごはん」に “ラタトゥイユ” があった。
これは、フランスの野菜の煮込み料理であり、
食材としてこれまで使ったことがない、かぼちゃ、ジャンボピーマンがあった。
早速食材を買いにいったが、
肉売り場をのぞいたら、黒豚のばら肉塊があった。
これで野菜スープを作ると、最高のモノが作れるのでつい買ってしまった。
“ラタトゥイユ”を目指しながら、黒豚を入れてしまえということで、
“ラタトゥイユ風”としているが、
これはこれでありかなという味に仕上がった。
かぼちゃと黒豚が絶妙なハーモニーを創りだし、
バジルと黒こしょうがこれに絡まる刺激を生み出し
豊かな気分になれる一品であった。
4人分で作ったが、結構な量があり、
翌日は、冷蔵庫で冷やした“ラタトゥイユ風”を出したが、これも好評であった。
かぼちゃスープは冷やした方がおいしいので当然かもわからない。
緑黄色野菜嫌いのヒトでも小さく切ると食べれる代物だ。
黒豚ばら肉いりのラタトゥイユ風野菜の煮込み
<材料 4人分>
トマト 2個
ジャンボピーマン(赤、黄) 各1個
セロリ 2本
タマネギ 1個
かぼちゃ 1/2個
豚のばら肉 400g
ニンニク 2かけら
乾燥バジル 小さじ1杯
オリーブ油 適量
塩 小さじ1杯
黒こしょう 適量
水 250cc
<作り方>
1.トマトはへたをとる。ジャンボピーマンはへたとタネをとる。セロリは葉と筋をとり、
それぞれ2~3センチ角切りする。トマトは別入れ物にとっておく。
2.かぼちゃは、タネとわたを取り、皮付きのままで3cm角に切る。
3.ニンニクをみじん切りし、豚のばら肉は一口サイズに切る。
4.フライパンにオリーブ油を引き、弱火でニンニクを炒める。
炒めたら豚のバラ肉を入れ中火で軽く焦げ目が付くまで炒める。
5.4を煮込み鍋に移す。
6.フライパンにオリーブ油をたし、かぼちゃ、セロリ、タマネギ、ジャンボピーマンを入れ、
中火で炒める。それぞれの野菜に油がまわったら、5の煮込み鍋に移す。
7.煮込み鍋に、トマトの切ったものと水250ccを足し、乾燥バジル小さじ1杯、
塩小さじ1杯、黒こしょう適量をいれ中火で15分間煮込む。
8.時々、煮込み鍋をかき混ぜ全体を混ぜる。
9.味を見て、塩・黒コショウで整える。
10.時間がある場合は、6で野菜を炒め煮込み鍋に移した段階で、
10分くらいふたをして置いておくと野菜から汗が出るので、煮込みで使う水250ccを
少なめにする。
<注意点>
1.水の量が多すぎると野菜スープになってしまうので注意。
2.煮込み時間を長くすると、かぼちゃなど煮崩れてしまう。
3.“ケンタロウのひとりごはん”は一人分なので、水500ccを入れて作ったが、
野菜からの水分もあり、スープでもなくかつ“ラタトゥイユ”でもないほどになってしまった。
また、かぼちゃが煮崩れし煮過ぎでもあった。