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竜巻被害「家住めぬ」

2024年09月02日 15時35分10秒 | 一言
台風10号 田村貴昭氏ら宮崎市で調査


(写真)被災住民に話を聞く田村氏(左から3人目)と(左へ)伊豆、前屋敷の両氏=1日、宮崎市

 全国に甚大な被害をもたらした台風10号について、日本共産党の田村貴昭衆院議員は1日、宮崎市で起きた竜巻・突風の被害を調査しました。工場や民家などで所有主を見舞うともに、状況を確認し要望を聞き取りました。

 前屋敷恵美県議、伊豆康久市議が同行しました。

 移動中の車内からもブルーシートをかけた家や、片付けや補修に追われる住民・作業員の姿があちこちで見られました。

 市中心部を流れる大淀川の南側、宮崎空港に隣接する赤江・緑松地区にある工業団地では、事業所や住居に被害が出た自動車修理工場で話を聞きました。

 家族で工場を経営するAさんによると、住まい兼用の事務所にも被害が出て、突風で天井が落ちた部屋も。割れた窓からは雨が吹き込み、家中が水浸しになりました。工場に置いていた顧客の車の補償もあり、「片付ける以外に今できることがない」と話しました。

 市北部の佐土原(さどわら)町の大炊田(おおいだ)地区では、民家の屋根瓦が剥がれ飛んだ様子などを確認。母親が日ごろ住んでいる家のがれきを片付けていた男性は「被害当時、母親は施設におり事なきを得ましたが、家は当分住める状況にない」として、生活再建の支援を求めました。

 田村氏らは被災者を激励し、「想像以上の被害。災害救助法など法の適用、措置を求めていく」と話しました。


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