もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

52年ぶりに・・

2022-11-23 16:24:13 | 日記

大阪万博記念公園に来た・・

 

当時の記憶で残っているのは、池にハマって、ずぶ濡れになり、迷子センターのような所に一時的に収容されたことだけ。。

 

目的があったわけではなかったけど・・・時間ができたので来てみた。

 

展示室前の・・通路のオブジェに、心が惹かれる。。。

 

チェチェメニ号・・

1976年、沖縄海洋博に、ミクロネシアから3000kmの航海を成し遂げたアウトリガーカヌー。

展示室に入ってからは、この最初の展示からくぎ付け!!

 

この船の中で、5人で、3ヶ月、暮らす・・・

 

伝統的航海術「スターナビゲーション」で、未知の荒海を乗り切ったらしい・・

凄すぎる・・

 

骨から、釣り針を作ったらしい・・いつかやってみよう(笑)

 

チェチェメニ号のアウトリガー側・・

 

船の構造・・

大型の帆から、スピードは出るが、操縦は難しかったらしい。。

荷物を運ぶというより、洋上で暮らす・・という感じか・・?

 

先日の南山大学人類学博物館でも見たような展示が、遥かに多い物量で飾られて、圧倒された。

 

ヤップ島の石貨。1914年収集・・・

レプリカとは書かれていなかった。。石貨の本物・・?

 

何だったっけ・・?? 

モアイ像のレプリカ等と並べられていた。

 

こんな小さな船に乗れるのか‥と思ったら、「カヌー(模型)」と書かれていて・・

説明によると、「全長10m程で、20人の戦士が乗り込み、他の島を襲撃するときに使った・・」とのこと。。

 

最初のミクロネシア展示だけで、1日居られるなぁ~と思った。

この後も、様々な展示で、「おっー、これは・・」と心を掴まれ、2時間で、漸く中間くらい・・

残りは駆け足気味で、何とか3時間程で一周した。

もっと、ゆったりと見てみたいと思った。

 

今回の大阪は・・

 

岸和田城近くの、きしわだ自然資料館と・・

 

「大阪自然史フェスティバル2022」開催の大阪自然史博物館を、じっくりと見るつもりだった。

 

が、大阪自然史博物館は、1時間半で見るところが無くなった・・

 

期待していたマチカネワニも、片隅に置かれているだけだった・・

広く浅く・・が、コンセプトに感じた。

「おおおっっっ」と心が躍ることも殆どなかった・・

マチカネワニの尻尾の棘突起が非常に長く感じたけど、考察や解説も一切無かった。

 

現生のワニ(カイマン)の骨格の展示が別の場所にあったので、写真に撮って、帰ってから見比べることはできた。

下のオオサンショウウオも、椎骨の形状自体がまるでちがうんだなぁ・・と感じた。

 

もう一歩は踏み込んでほしかったけど・・フジツボの展示が一番良かったと思った。

 

きしわだ自然資料館は、驚くほど小さな建物だったけど、とても良い展示だった。

 

ウミウシコーナーは、大阪自然史博物館のフジツボコーナーの半分にも満たないスペースだったけど、100倍の時間どころか、これだけで1日中見ていられると感じた。

 

メリベウミウシのなかま・・・

解説には、「グレープフルーツのにおいがすることで有名なウミウシ・・」と、一文読むだけで「えっっっ・・」・「ニオイを嗅いでみたいぞ・・」と引き込まれた。

丸くてデカイ口で、どうやって、餌を食べるんだろうか・・肉食だよなぁ・・丸のみ系か・・? 等々、興味が湧いた。

それにしても不思議な動きだった。。

 

ワニでは、キシワダワニの特徴が一目でわかるように、現生ワニのタイプ頭骨レプリカと一緒に展示され、実に分かりやすい解説が書かれていた。

更に、丁度居合わせた親子二人の来館者に対してのスタッフの解説が、とてもよく通る声で分かりやすく、聞き入ってしまった。。

地元の学生の研究発表など、見どころ満載で、帰りたくなかったけど・・後から来た人たちがどんどんと帰っていくので、1時間半ほどで退出した。

大阪自然史博物館と違って、心が洗われた気がした。来て良かった。

 

きしわだ自然資料館に貼られていたポスター。海遊館はちゃんと連絡先を明記している・・素晴らしい!!

(費用の問題か、中部圏では明記しているところは無いんですよね・・)

 

もう一つ・・このポスターを見て、見てみたいぞーと、調べてみたところ、似たような経路の先の国立民族学博物館へ行くことになったのでした。

 

以上、細かな紹介は省いてしまいましたが・・

皆々様、国立民族学博物館ときしわだ自然資料館は、おすすめです。

 

「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」

コメント
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