ここ数年テレビ番組に対する風当たりは強く
特に若い世代のテレビ離れは深刻なようで
それは視聴率なんかを見ると明らかだね。
今は12~13%あれば取り敢えず良しとする傾向にある。
20%がヒットラインとなっていた昭和のテレビ番組と比べて
あまりにもお寒い状況ではあるけど
録画機器が発達し、ネットやBS ・CSなど選択肢も増えたから
一概に従来然とした方法の視聴率と比較は出来ないかな。
むしろ今は録画視聴やネットの見逃しコンテンツを
若い世代ほど積極的に利用している人が多く
実際の視聴率とは解離している印象だね。
あくまでも放送時の視聴率に過ぎない。
じゃあ全体的な視聴率は以前と変わらないかと言えば
やっぱりこと地上波に限ると低下していると思うな。
それは残念だけど全体的なクオリティーが落ちているから。
はっきり言うと“面白くない“ものが増えた。
今は観たいと思わせる番組が本当に少ないね。
ドラマでも次を積極的に観たいと思わせるのは年にいくつも無い。
もちろんこれは個人的な嗜好の問題でもあるけどね。
そもそも恋愛ドラマはハナから観る気が無いし。
バラエティー番組にしても同じ。
どれも画一的でテレビ局による個性は感じられないよね。
出演者もほぼ同じような顔触れを使い回してるし。
だから特定のタレントの出演番組数が突出していくんだな。
ドリフに対抗してひょうきん族みたいな構図は
残念ながら生まれにくい傾向にある。
そんな中で今抜群に面白いと思わせるのが
TBSの『クレイジー・ジャーニー』だね。
これは面白くないと言われて久しいテレビにあって
久しぶりに飛び出した出色の番組と言える。
完全にドキュメンタリーなんだけれども
時に感じる現実感の乏しさは、多分にバラエティー的でもある。
圧倒的な非現実感を突きつけてくる映像は
視聴者をどんどんと惹き付けて止まない。
面白いなんていう陳腐な言葉では言い尽くせなくて
まさに唖然呆然の世界観で観るものを圧倒してくる。
こんな世界が、こんな人が本当に居るのか!?
という驚きに支配されてるうちに終わってしまう。
あっという間というのはこういうことだろうね。
いつも「もう終わったの?」と残念に思うくらい。
とにかく登場する人達がとんでもなく魅力的で
その人間的な魅力にも引き込まれていくんだね。
人の魅力って容姿ではなく生き方なんだと気付かされる。
いや容姿が悪いと言ってる訳ではないよ、念のため。
この番組を観て思うのは
その気があれば面白い番組は作れるという事実だね。
要するに視点の問題だろうな。
何を作るかよりどこを探すかということかな。
エロが排除される傾向に代表されるように
テレビには様々な規制が掛かって
どんどん身動きが取りづらくなっているけど
やりようによってはまだまだやれる余地がある。
要するに製作者側の嗅覚が試されてるって事だね。
今後は本当に能力のある人材をテレビ局は登用していかないと
ライバルとの競争に負け続けることになるな。
例えば制作費の低下なんてのは、言い訳に聞こえる。
確かに二時間ドラマなんか観てると
制作費の低下は如実に感じる事も多いけど
それでも面白いと思わせるのが製作者側の腕だろうし
視聴者に気付かれて同情されるようでは仕方ないよね。
そもそも未だに西村京太郎、山村美沙、夏樹静子に松本清張だもの。
確かに固定ファンを持つドラマは作りやすいだろうけど
新しい命を投入していかないと、テレビは廃れてしまう。
テレビと共に育ってきた世代としては、とても悲しいね。
そんな意味でもクレイジー・ジャーニーは一石を投じてるし
是非テレビの製作者達は“やられた!“という思いを強く持って欲しいな。
そして願わくば、安易なゴールデン進出は止めてもらいたい!!
とたんに面白さが半減するような危機感がある。
特に若い世代のテレビ離れは深刻なようで
それは視聴率なんかを見ると明らかだね。
今は12~13%あれば取り敢えず良しとする傾向にある。
20%がヒットラインとなっていた昭和のテレビ番組と比べて
あまりにもお寒い状況ではあるけど
録画機器が発達し、ネットやBS ・CSなど選択肢も増えたから
一概に従来然とした方法の視聴率と比較は出来ないかな。
むしろ今は録画視聴やネットの見逃しコンテンツを
若い世代ほど積極的に利用している人が多く
実際の視聴率とは解離している印象だね。
あくまでも放送時の視聴率に過ぎない。
じゃあ全体的な視聴率は以前と変わらないかと言えば
やっぱりこと地上波に限ると低下していると思うな。
それは残念だけど全体的なクオリティーが落ちているから。
はっきり言うと“面白くない“ものが増えた。
今は観たいと思わせる番組が本当に少ないね。
ドラマでも次を積極的に観たいと思わせるのは年にいくつも無い。
もちろんこれは個人的な嗜好の問題でもあるけどね。
そもそも恋愛ドラマはハナから観る気が無いし。
バラエティー番組にしても同じ。
どれも画一的でテレビ局による個性は感じられないよね。
出演者もほぼ同じような顔触れを使い回してるし。
だから特定のタレントの出演番組数が突出していくんだな。
ドリフに対抗してひょうきん族みたいな構図は
残念ながら生まれにくい傾向にある。
そんな中で今抜群に面白いと思わせるのが
TBSの『クレイジー・ジャーニー』だね。
これは面白くないと言われて久しいテレビにあって
久しぶりに飛び出した出色の番組と言える。
完全にドキュメンタリーなんだけれども
時に感じる現実感の乏しさは、多分にバラエティー的でもある。
圧倒的な非現実感を突きつけてくる映像は
視聴者をどんどんと惹き付けて止まない。
面白いなんていう陳腐な言葉では言い尽くせなくて
まさに唖然呆然の世界観で観るものを圧倒してくる。
こんな世界が、こんな人が本当に居るのか!?
という驚きに支配されてるうちに終わってしまう。
あっという間というのはこういうことだろうね。
いつも「もう終わったの?」と残念に思うくらい。
とにかく登場する人達がとんでもなく魅力的で
その人間的な魅力にも引き込まれていくんだね。
人の魅力って容姿ではなく生き方なんだと気付かされる。
いや容姿が悪いと言ってる訳ではないよ、念のため。
この番組を観て思うのは
その気があれば面白い番組は作れるという事実だね。
要するに視点の問題だろうな。
何を作るかよりどこを探すかということかな。
エロが排除される傾向に代表されるように
テレビには様々な規制が掛かって
どんどん身動きが取りづらくなっているけど
やりようによってはまだまだやれる余地がある。
要するに製作者側の嗅覚が試されてるって事だね。
今後は本当に能力のある人材をテレビ局は登用していかないと
ライバルとの競争に負け続けることになるな。
例えば制作費の低下なんてのは、言い訳に聞こえる。
確かに二時間ドラマなんか観てると
制作費の低下は如実に感じる事も多いけど
それでも面白いと思わせるのが製作者側の腕だろうし
視聴者に気付かれて同情されるようでは仕方ないよね。
そもそも未だに西村京太郎、山村美沙、夏樹静子に松本清張だもの。
確かに固定ファンを持つドラマは作りやすいだろうけど
新しい命を投入していかないと、テレビは廃れてしまう。
テレビと共に育ってきた世代としては、とても悲しいね。
そんな意味でもクレイジー・ジャーニーは一石を投じてるし
是非テレビの製作者達は“やられた!“という思いを強く持って欲しいな。
そして願わくば、安易なゴールデン進出は止めてもらいたい!!
とたんに面白さが半減するような危機感がある。