流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

未だ霧のなか。

2014-08-28 15:51:25 | Weblog
STAP細胞に関して、検証委員会から中間報告がなされた。
なんか難しい説明をしてたけど
要するに再現には成功してませんて事ね。
まあ予想通りだった。

記者会見見てても、彼らはほぼ無いと思ってるな。
再現出来るとは多分思ってないね。
「必ずしも実証しようというスタンスではない」
ということもはっきり言ってたしね。

小保方さんはまだ実証実験を始めてないらしいけど
世間はともかく、科学界では無いと結論付けてるようだね。
まあ、そもそも簡単に作成できるというのが売りだったのに
ここまで難航してる自体がおかしな話しだね。

これならiPS細胞の方がよっぽど実用的だし
選択肢としても現実的に思う。
まあ最終的な結論が出なければ何とも言えないけど
かなり厳しいのは確かだね。

さて来年3月にどういう結論が出るのか?

柔道とジュードー

2014-08-27 15:39:24 | Weblog
今世界柔道がロシアで開催されてるけれど
日本人からすると、やっぱり違和感があるな。
あれは日本古来の柔道ではなくて
ジュードーという別物の臭いが強い。

ジャッジにしても、どうにも不可解なことが多いし
アウェイだから不利な判定が当たり前ってのも
公正を重んじる日本の感覚とは馴染まないよね。
まあ欧州人のやりそうなことだけどね。

あれを日本柔道と同列に論じたらダメなんだろうな。
似て非なるものとして取り組むのが正しい。
だから日本柔道の常識でものを言っても仕方ないんだね。
あれはあれとして合わせないと仕方ない。

ただそれでも一本を取るという
日本柔道の真髄は貫いて欲しいね。
やっぱりそこは譲れない部分だから。
海老沼の一本勝ちでの金メダルには、スッキリしたもの。

あれが日本柔道のプライドだな。
個人的には金メダルに拘るより
たとぇ負けても一本を取る柔道に拘って欲しい。
それが本物の柔道だからね。

勝手なルールで柔道の権威をおとしめた欧州野郎どもに
本来の柔道精神を示せるのは日本だけなんだしね。
頑張れ、日本!!


特別じゃないのかも?

2014-08-25 17:18:54 | Weblog
広島の災害は多大な被害を出したけれど
もしかすると、これは最早特別なケースでは無いのかもね。
近年の異常気象を考えると、今後は増えて行きそうだよね。
特に雨の降りかたは尋常じゃないもの。

この気象が一時的なものだとはとても思えないな。
つまり我々は、これをスタンダードなものだと捉えて
対処していかなければ、被害を防ぐことはできないよね。
異常と言ってる段階ではなくなってるな。

気象をコントロールする事は難しいから
合わせて行くしかしょうがない。
もっとも気象をコントロール出来るようになれば
間違いなく軍事利用されるだろうから、疑問もある。

だけどさ、現実的な事を言えば
今家の裏に山を背負ってる状況の人たちは
安心して夜寝る事もできないんじゃないかな。
雨が降りだしたら、気が気じゃないよね。

もちろん地質によって違いはあるから
とりあえず自分の所はどんな地質で
崩れる危険がどのくらいあるのか
行政に確認した方が良いと思うな。

今回の広島の場合は、崩れやすい地質だったらしいけど
住民がそれを知っていたとは考え難い。
行政は知らないはずがないんだけど
宅地造成するのに、そんな情報は出さないね。

まあ、崩れやすいと言っても
今まで位の雨なら問題なかったんだと思うけどね。
気象状況が劇的に変化してるんだから
改めて危険性を検証するべきだったとは思う。

まあ起こった後では何を言っても仕方ないんだけどさ。
同じ状況というのは日本中にあるんだから
自治体は早急に調査するべきだろうね。
それが避難指示の判断基準にもなるんだし。

なんか不明者の人数も錯綜してたみたいだけど
現場も混乱してたんだろうな。
犠牲者のご冥福を祈りつつも
今後への課題も学ぶ必要はあるな。


心が痛むね。

2014-08-06 22:04:27 | Weblog
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論文の不正に端を発したSTAP細胞を巡る問題は

とうとう関係者の自殺という最悪の結果を招いてしまった。

多分最もその可能性がある小保方さんの図太さを見るに

この問題で自殺者が出るとは、正直思っていなかったな。


しかもそれが笹井副センター長というのは、意外だったね。

研究者なんてのは失敗を積み重ねていくのが仕事だから

多少のプレッシャーではびくともしない神経を持ってるはずで

今回の自殺は多分に責任感から出たものと推察される。


勤勉・実直で真面目な人でなければ何十年も研究など出来るわけが無く

自分の研究に対する大きな自信と責任感は、常人の比ではない。

笹井さんはSTAP細胞の直接の研究者ではなかったけど

小保方さんの研究の後ろ盾だったのは事実。


笹井さんのバックアップがあったからこそ

小保方さんは理研という高度な研究機関で、好きに研究が出来た。

何しろ笹井さんは理研のみならず、日本の再生医療研究の第一人者で

これからの理研を率いていくべき重要人物だったのだから。


行く行くは理研のトップになるだろう笹井さんの後ろ盾なら

理研に於いてこれ以上の免罪符は無いと言っていい。

笹井さんの失敗は、不正な論文の共著者に名を連ねたことだけど

それ以上に小保方晴子という女性を信用してしまったことだろうな。


これはSTAP細胞があるとか無いとかの話しではなく

早稲田大学に於ける博士論文のいい加減さに加えて

STAP論文の不正に繋がる流れを見るだけでも

この女性の人間性を疑って然るべきだったね。


同時に研究者としての力量にも疑問を持つべきだった。

どうしてこの女性があの論文で博士号を取得でき

理研のような高度な研究機関に採用され

ネイチャーに論文を掲載出来たのかが不思議でならない。


一連の流れを見ると、幸運の鍵は早稲田大学での博士号認定にある。

これによってハーバードへの留学も果たせたのだろうし

その経歴を認められて理研にも採用されたのだろう。

しかもこの時点では”夢の細胞”理論を理研に持ち込んだのだ。


それは国による、より高度な研究機関認定を目論んでいた理研にとって

タイミングもドンビシャだったのが、更に追い風になった。

更に脚光を浴びる山中教授率いるiPS細胞研究にも一泡吹かせられるという

まさに一石何鳥もの黄金だった訳だね。


だからこそ小保方さんは、あの若さでユニットリーダーになり

好きに研究をすることが出来たんだな。

まあビジュアル的にも世間に押し出しやすかったのもあるだろうし

何もかもが理研の利害と思惑に見事に嵌ったんだね。


言っておくけど、STAP細胞が無いと現時点で言う気はない。

もちろん未だ再現実験に成功したというアナウンスは聞こえてこないから

200回以上成功してるはずじゃ・・・という疑問はある。

それでも今は検証の結果を待つのが道理。


僕だって本当にあるなら、素晴らしいことだと期待している。

ただこの研究自体にネガティヴなイメージが付いたのは事実で

犠牲者が出たとなれば尚更のこと。

この先どうなっていくのか、とても気掛かりではある。


こうなると再現実験に成功したとしても

それで全てがチャラになるということは無くなった。

世間だって諸手を挙げて喜ぶ気にはならないだろうし。

それほど笹井さんの自殺は重い意味を持つ。


一つ注目しているのは、小保方さんの動向で

笹井さんの遺書にあったように、更に再現検証に注力するのか

もしくは精神的なショックを理由に検証を離脱するのか

それによって自ずと真実が知れるような気はしている。


何にしろ日本が大きな存在を失ってしまったのは事実で

これで再生医療研究が停滞しなければいいがと、危惧している。

笹井さんがこういう選択をしてしまったのは残念だけど

今はただ、ご冥福をお祈りしたい。