流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

バックアップが無いままじゃ・・・・

2015-03-31 13:32:00 | Weblog
男女雇用機会均等法が施行されて久しいし
安倍政権になってから、女性の社会進出を積極推進してもいる。
社会は男性だけのものではないので、当然の動きだとは思うけど
実際その歩みは鈍いのが現状だね。

数だけで言えば、働く女性は確実に増えているし
以前に比べれば、女性管理職も目につくようにはなっている。
ただまだまだ世界に比べてみれば、日本の女性の働く環境は厳しい。
その象徴的な事案がマタハラだろうな。

安倍くんも世界標準に近づけようというのは分かるんだけど
社会的な現状を考えると、かなり無理がある。
何せ日本は出産や子育てに関する社会制度や体制が整ってない。
それどころか、後退している印象さえある。

産科・小児科医の減少に歯止めは掛かっていないし
保育園不足による待機児童問題も殆ど解消していない。
国の子育て支援制度も不充分だし
何より企業や社会の意識が変わっていない。

これで女性の社会進出ばかりを声高に唱えたって
現実が伴っていかないのは当然と言える。
仕事を優先する為に結婚を二の次にしている女性は多いし
出産を躊躇してしまうのも、実際仕方がないのが日本の現状だよね。

そういう片手落ちのままで社会進出を推進したって
望む成果が得られないのは当たり前。
どうしたって出産は女性しか成し得ないんだし
子育てにしても女性に多くの比重が掛かるのは仕方がない。

だったら当然その負担や不安をできるだけ軽減するような
社会的システムが構築されなければならないし
同時に社会的な意識も変わらなければならない。
働く女性の子育てを当然として支援する方向へね。

そうでなければ女性の社会進出は相変わらず厳しいままだし
企業の中で出世していくのも難しいだろうし
働きながらの子育てに高いハードルがあり続ければ
結局少子化にも歯止めは掛からない。

どうもこの国は、土台となる社会的なシステムを構築しないまま
上ばかり伸ばしていこうとするように思える。
今のままで女性の社会進出ばかりを推進したって
結局苦しい思いをするのは、当の女性達だからね。

そういえばマタハラって男性社会の弊害みたいに言われてるけど
実際は女性上司から受けることも多いみたいだし
同じような立場なら、むしろ女性からの方が全然多いらしい。
まあそこには妬み・嫉みといった陰湿なものがあるんだろうな。

それはともかくとして、日本はまだまだ
女性が進出しやすい社会にはなっていないってことだね。
そんな中で奮闘しているんだね、女性達は。
もっと理解するべきだけど、時間は掛かりそう。




トップの役割。

2015-03-29 13:00:18 | Weblog
沖縄の普天間基地移設問題は、相変わらず沖縄の強い反発に遭っている。
沖縄県民の心情を思うと、理解できる部分も多いんだけど
それはあくまでも県民感情についてであって
それと県知事の強硬姿勢とは、また別の話。

勿論現知事は辺野古への基地移設反対を掲げて当選したから
その姿勢を変えてしまうのは、公約違反になるんだけど
基本スタンスはそうであったとしても
聞く耳持たずに、国に対して強硬姿勢なのはいかがなものか?

県知事と言えば、当然県のトップという位置にいる人。
つまり沖縄県と県民の進む方向性を示し、導く責任がある。
当然ながらそれは国の意向を無視したままでなし得ない。
この国の最高意思決定機関は国会だし、政府なんだから。

もちろん県民の代表として、その思いを代弁することは当然だけど
ただ一方的に主張するだけなら、市民団体のリーダーでもやればいい。
県民を導き、県を良い方向へ導くのが知事の使命なんだから
国と喧嘩し続けて、県が豊かになるはずがない。

そんなことは、歴史をみれば明らかでしょ。
武力で主張を押し通すことが出来た戦国時代ならいざ知らず
中央の意志が大きく物を言う江戸時代には
意地を通して失脚した殿様は何人もいる。

あの当時それは家臣の身分や生活も奪う一大事だった。
もちろん民の生活にも多大な影響を与えたよね。
勿論現代は殿様と一蓮托生ではないから、多少違うけど
それでもこのまま続けて、良い結果を得られる可能性は低い。

むしろ国にたてつくデメリットの方が確実に多い。
解りやすいところでは、地方交付金や補助金の減額。
他にも国が許認可権を持つ事案に於ける出し渋りなど
どうしたって立場の強い国側にアドバンテージがある。

もちろん国の意向に全く逆らうなと言う気はない。
地方だって主張するべきはそうするべきだと思うけど
一方的に主張するだけなのは、知事の仕事ではないということ。
両者の主張を鑑みて落としどころを探るのが、トップの役目だよね。

つまりトップの資質は、調整力だということね。
それをしようとしない現知事の政治手腕には、大きな疑問がある。
まあ耳障りのいいことを言って自己満足していた鳩山のバカ兄貴と大差ない。
沖縄の今後を考えるなら、歩み寄るべきだろうな。

もちろん県民の反発はあるだろうけど
県民にだって今の姿勢に違和感がある人は少なくないはず。
それは知事選に於ける得票数でも明らかで
全ての沖縄県民が強硬姿勢ではない。

個人的には前知事の英断に喝采を送ったけどね。
どう考えたって現状で落としどころは、あれしかないもの。
いやそもそもずーっと以前にあれで決着していのに
鳩山のバカ兄貴が余計な手を入れて掻き回してしまった。

あくまでも前知事は元に戻しただけなんだよね。
それで県民の裏切り者呼ばわりは、いくらなんでも可哀想。
知事としては誠に正しい仕事をしたはずなのに。
前知事だって断腸の思いだったと思うよ。

彼も歴史を背負った沖縄県民なんだから。
それでもあれが知事としては正しい判断だっと思うな。
他県民が気軽に好き勝手言うな!とお怒りかも知れないけど
だからこそ言えることや見えることもある。

歴史的に虐げられてきた事実も、基地による理不尽な扱いもあるだろうけど
それを今主張したところで、何も解決しない。
とにかく基地移設問題は待ったなしなんだもの。
だから国もいつになく強硬姿勢に出ているんだしさ。

日米関係が密接に絡んでいるだけに、問題はややこしい。
これが自衛隊の基地問題なら、もっと歩み寄るだろうけど
米軍基地となると、とにかく政府は押し通すしかないもの。
とっくに期限は過ぎてしまってるしね。

まあアメリカも問題の難しさは十分に理解しいるから
彼らにしては辛抱強く経過を見守っているけど
だからこそ政府は早いところ決着してしまいたいはず。
政府の統率力にも関わってくる問題だしね。

確かに環境破壊の問題もあって、難題なのは確かだけど
選択肢が他に見えてこない以上は、押し通されるだろうな。
だからこそ妥協するべきはしておかないと
沖縄はただ兵糧を減らされただけになる可能性は高い。

そうなって県民がどう出るか?
人の心の不安定さを、この知事は思い知るかもね。
いつまでも担がれたままの御輿はないからね。
結局生活を保証してくれるのが、良きリーダーなのよ。

それは沖縄に限らず、世界中どこでもそう。
人の心というものは、そういうものです。
だから県民の御輿にばかり乗ってるのは、とても危ない。
突然振り落とされる可能性は考えていないと。

狡いようだけど、それが政治家だもの。
要はその狡さを自己の保身に使うのか
県民の為に使うのかということだね。


悪意か、絶望か。

2015-03-28 12:02:58 | Weblog
ドイツ航空機の墜落事故は、その原因が明かになり
世界中の人たちに、驚きと恐怖と怒りを与えているね。
僕は前回のコラムで整備不良の可能性を書いたけど
実際はそれを上回るものだった。

パイロットが意図的に墜落させてしまうなんて
最もあってはならないことだよね。
乗客としては、パイロットを信じるしか手はないのに
その信頼は無惨にも踏みにじられてしまった。

しかもテロ対策が裏目に出てしまうなんて
これ以上の皮肉は無いな。
それこそテロリストたちは大笑いしているね。
しかし、外から開ける方法が無かったなんて、悪夢だね。

まあまさかパイロットが墜落させるなんてことを
想定して対策するのも、どうかと思うんだけど
現実になってみると、そうも言ってられないだろうな。
今後は何らかの対策が必要になるだろうね。

しかしあれだね、訓練中にうつ病を患った経験を持つ人間を
何ヵ月ものインターバルを経て、また復帰させるというのは
個人的に大きな疑問だな。
完治したかどうかなんて、他人には正直分からないもの。

再発することも想定できたはずだしね。
実際診断書が見つかっているということは
精神的な疾患を自覚して、通院してたってことだろうし
会社としては、把握する努力をするべきだったな。

報道ではまだはっきりと断定していないけど
この診断書が引き金になった可能性は高い。
この副操縦士は、パイロットになることに
相当な憧れを持っていたようだからね。

医師から不適格と診断されたことによって絶望し
今回の暴挙に出たことは、十分に考えられる。
だからといって多くの乗客や乗員を道連れにしていい訳がない。
死にたいなら一人で死ぬべきだった。

これを自殺というのは違和感がある。
今回の行為は明らかに大量殺人だ。
自分の行為がどういう結果をもたらすのか
十分に知っていたはずだからね。

精神疾患で苦しい思いをしていたにしても
全く同情する気にはならないな。
本人は死んでしまったから、それで終わりだろうけど
残された被害者遺族はたまったものじゃないよね。

どこに怒りの矛先を向ければいいのか、分からないもの。
これ程虚しいことはないな。
多分この操縦士の家族や会社に矛先が向くんだろうけど
それで癒される怒りや悲しみは、微々たるものだな。

遺族は心に決着がつけられないまま
一生重い悲しみを背負っていく事になる。
全く許せない行為だけど、怒りをぶつけるべき当事者が居ないのは
なんとも言えずもやもやしたままで、気持ちが悪い。

日本でも以前に逆噴射事件というのがあって
羽田沖で多くの人が犠牲になり、世間に衝撃を与えたけど
やはり人間が操縦している以上は、こういう事態も
想定するべきだろうと思うよね。

多分将来的には、完全な自動操縦になるんだろうな。
それが今世紀中なのかどうかは、分からないけどね。
もちろんそれが100%の安全を保証することはないだろうけど
人間が操るということの不安定要素は軽減されるかも。

まあ機械に託してしまうことに不安があるのも確かだけどね。
どんなに優れたコンピューターも所詮は機械だし
全く不具合の要素が無い機械は、この世に存在しないから。
特に空を飛ぶ飛行機の安全確保は難しい問題だな。

何にしても切ない事件だね。
それでも今はパイロットを信頼しなきゃ、仕方がない。
搭乗予定のある方は、とりあえず神社で安全祈願して
お守りでも握りしめて乗ることだな。

笑い事じやないね。


負の連鎖。

2015-03-26 11:33:56 | Weblog
なんかこのところ航空機の事故が続いてるような気がしている。
例年に比べて発生率がどうなのか、調べてはいないけど
去年辺りから航空機事故のニュースを目にする機会が
多いなあという印象がある。

今回のフランスに於けるドイツ航空機の墜落事故では
150人が犠牲になり、中には日本人も二名含まれている。
乗客の多くは多分自分の意思でその便を選択しただろうから
何とも運がなかったと言うしかないね。

そこで気になるのは、今回事故を起こした航空機が
格安航空会社による運行だったということだね。
日本でもLCCに代表される格安航空機を利用する人は多いけど
実際のところあの運賃に疑問を抱いてる人は少なくないんじゃない?

今まで定額で2~3万円していた航空運賃が
いきなり5000円と言われて、疑問を持たない方がおかしい。
LCC というのはローコストキャリアの頭文字を取ったものだけど
じゃあどのあたりがローコストなのか?という問題。

どんな業種でも例外なく財政の多くを占めているのは人件費で
なぜかと言えば、人件費は出ていくばかりで、還元が殆ど無いから。
例えば設備投資にしろ他社の買収にしろ、多額を投じたにしても
その後利益を生んでくれる(ことを前提としている)

当然運賃を安くするのに人件費を圧縮するのは当然のことで
単純に社員数を抑えているのは容易に想像がつく。
じゃあその弊害が機体維持に影響を及ぼしてはいないのか?
早い話整備に手抜きは無いのかという疑問。

手抜きという言い方には語弊があるかな。
どこまで簡略化しているのかって事だね。
正直整備点検に関しては、当然しっかりやってると思うよね。
そりゃあ命に関わるんだから、そう信じたいよな。

でも限られた人員と時間で行ってるとすると
当然出来る限り手順を少なくしている可能性はある。
そしてそれが事故に繋がる可能性も否定できないよね。
些細な原因が事故に繋がった事も、過去に事実として発生してるし。

乗客側は実際どんな整備が行われてるか知らないし
そこは航空会社を信じるしか無いのが現状で
言うなれば信頼という曖昧なものに預けている事になる。
知らないんだから、根拠も無いんだけどね。

まあ今回の事故原因は現時点で明らかになってないけど
もし整備手順に問題があったとすれば、格安航空機の在り方に
大きな一石を投じることになるだろうね。
親会社にまで類は及ぶ。

個人的には格安航空機を積極的に利用しようとは思わないな。
やはりあの安すぎる運賃に疑問は多い。
運賃の価格が安心材料として成立してる限りは
LCC よりJALやANAの通常便を選択すると思う。

勿論お得な割引は積極的に利用させてもらうけどね。

横綱の品格とは?

2015-03-23 16:43:30 | Weblog
大相撲春場所は、終わってみれば白鵬の優勝で幕を閉じた。
鶴竜と遠藤が休場し、大関陣が揃って一桁の勝ち星の体たらくの中
新鋭照ノ富士の頑張りでとりあえず盛り上がりを見せた。
千秋楽まで優勝争いが楽しめたのは、ひとまず良かったね。

まあ相撲の楽しみが優勝争いだけではないけれど
やはり楽日を待たずして決着するのは、何とも味気ないもの。
本来は横綱・大関が白鵬の前に立ちはだかるべきなんだけど
実際力の差はいかんともしがたい。

流れから言えば楽日の横綱対決は、日馬富士が勝つべきだけど
そうそう現実は都合よく運ばないね。
確かに優勝決定戦まで見たかったけど
こればかりは仕方がないな。

これで白鵬は34度目の優勝を果たして新記録を樹立したけど
その大横綱に対する最近の逆風は、どうしたことなのか?
以前はその人格を賞賛されていたのに
気が付けばすっかり非難に晒されている。

確かにここ最近の言動には首をかしげる部分もあるし
細かい作法が横綱として相応しくない事も事実だけど
それを鑑みても逆風がちと強すぎるような気がしている。
そんなに非難されるほどの事だろうか?

ここ数年の相撲界を守り、牽引してきたのは紛れもなく白鵬だ。
特に賭博や八百長問題で相撲界に嵐が吹き荒れ
その存続さえ危惧されるに至った冬の時代に
一人横綱として相撲界を守り抜いた事に異論はないはず。

にも関わらず、その多大な功績を忘れたかのような扱いは
どうにも見ていて気分が悪い。
審判部への苦言にしても、裏を返せばそれほど相撲に真剣な証拠だし
大袈裟ではなく、彼はその命を懸けている証しだろう。

お上の言うことは、何事も甘んじて受けろ的な圧力に
不快な思いを抱いた相撲ファンもいたはず。
ただ確かに言い方がまずかったのは否めない。
「勝ったと思うんだけどなぁ」程度に止めるべきだったね。

日本人は言葉のニュアンスにとにかく敏感だからね。
日本語の本当の難しさは、正にそこにある。
そしてマスコミ連中はその落ち度を見逃すはずがなく
ここぞとばかりに群がってくるんだね。

白鵬がマスコミを無視しようと決めたのも、無理はないな。
連中は白鵬の失言にてぐすね引いてるんだから
それを防ぐには対応しないのが手っ取り早い。
ただ最高位たる横綱がそれで通るかといえば、疑問がある。

やはり発信するべきはしていかないと
相撲ファンに真意は伝わりにくいし
何よりマスコミはあること無いこと書き立ててしまう。
自分の言葉で語るのは重要だろうな。

大切なのは相撲ファンまでマスコミの論調に乗らないことだね。
マスコミなんてのは事実を伝える使命感よりも
面白おかしく書き立てる事にこそ心血を注いでいるんだから
それを鵜呑みにするのは、避けるべきだね。

まあ何にしても白鵬としては不本意だろうな。
あの人が相撲を愛しているのは、疑いようがないからね。
ここは相撲ファンが真意を汲んで支えるべきだろうな。
このままだと朝青龍の二の舞になってしまうかもよ!?

それじゃあ、日本人として恥ずかしいじゃない。
そう思いませんか?

観光も命がけ!?

2015-03-22 15:23:20 | Weblog
チュニジアのテロでは、残念な事に三人の日本人が犠牲になってしまったけど
これから海外旅行へ行こうって人は、これを他人事と思わない方がいいね。
多分今後暫くはこういうテロが増えていくだろうし
対象地域も拡大していくと思うな。

彼らはより人的被害を望める場所を狙ってくるだろうから
人気の観光施設なんてのは、どこも可能性がある。
大袈裟に言えば、人が多く集まるところは警戒するべきで
特に欧米人が好む観光地は要注意かも。

今後は日本人が巻き込まれることも増えていく可能性は高い。
だからといって観光地を避けて歩いたんじゃ
何のために海外旅行したのかという話しになるし
正直運による部分も確かにあるね。

確率から言えば、交通事故に遭う確率の方が、ずっと高い訳で
テロに遭うかもしれないと海外旅行を怖がっても仕方ないとは思うな。
ただ渡航先を選別した方がいいとは思う。
少なくとも、今イスラム圏に行くのは避けた方が良いかもね。

そこには漏れなくテロ組織がある訳だし、危険度は高い。
それでも行きたいなら、止める気はないけど。


そういえば日本国内でのテロ事件て、あまり記憶に無いよね。
多分最後に起こったのは、例の地下鉄サリン事件だと思うな。
あれ以降テロと呼べる程の出来事は記憶に無い。
なんか計画段階で発覚したのは、あったような気がするけど。

日本でテロが少ないのは、発生原因が希薄なのが一つ。
つまり宗教対立もあるけど、殺し合うほど過激ではないし
特定の宗教を弾圧・差別しているということもない。
それに民族対立はほぼ無いといっていい。

アメリカみたいに、他国で銃を振り回すこともしてないから
例えばイスラム過激派がわざわざ日本でテロをする理由も無い。
彼らにしても大義名分が立たなければ、やる意味も無いわけで
そこはただの破壊者では無いという自負がある。

ただし集団的自衛権行使などで反感を買うことがあれば
今後日本人が標的にされる機会は増えていくだろうし
もしかしたら日本国内でテロを行うかも知れない。
安倍くんの右寄り思想は、そういう危険を孕んでるね。

だから集団的自衛権を危険だと反発している人は多いし
憲法9条を頑なに守ろうとしているんだな。
確かに人道支援でも自衛隊が海外でアメリカと共に活動すれば
同類と見なされてしまう危険はあるね。

何にしても、日本ほど安全な国は無いと思った方がいいし
海外では慎重すぎるくらいで良いのかも知れない。
まあそれで楽しめなくなるのも、どうかと思うけどね。


分かっちゃいるけど・・・・

2015-03-19 13:10:48 | Weblog
京都大学の准教授が盗撮で逮捕されたというニュースが
今日のYahoo!ニュースで取り上げられていたけど
こういうニュースに接する度に疑問に思うよね。
社会的な地位もあるのに、何で?って。

見つかれば仕事も、家庭も、友人関係も、かなり面倒な事になるのにさ。
ただ逆に言えば、それでもリスクを負うだけの魔力があるって事だね。
理性で押し止められない程の強い欲求に襲われると
もうやらなければ静められないんだな。

多分だけど精神的メカニズムとしては麻薬と同類だろうね。
欲求が沸き上がってしまうと、自意識では抑えられない。
そうなると、やらないって選択肢は無いんだな。
罪がどうのとか、見つかればとかは意識から飛ぶんだな。

性犯罪って再犯率の高さも麻薬と似てるよね。
例えば実刑を食らって、何もかも失ったとしても
性的欲求が消える訳ではないし、嗜好も変化しないまま残る。
当然いつまでも抑えておけないからまたやってしまう。

余談だけど、性的嗜好というものは
エスカレートしても、収まっていくことは殆ど無い。
それはより強い快感を求めようとするからだけど
基本的に性的快感を頭で感じているからでもある。

肉体的なものじゃないの?と思うだろうけど
実際快感の信号を発しているのは脳だもの。
肉体的な刺激が脳に送られて、快感としての信号に変換し
その信号が肉体にフィードバックされて、身体が反応するんだな。

だからSEXというのは、肉体的な快感のようだけど
実際は頭脳的な快感だと言える。
知的レベルの高い人に変態が多いのも、脳で感じてるからで
快感に対する欲求度がそれだけ高いという証拠だね。

事実変態の代名詞たるSM界の住人には
高学歴や知的レベルの高い連中が本当に多い。
医者とか弁護士なんてのは珍しくもない。
勿論大学教授も例外ではないな。

ただ大学の先生にしては、随分隙のある盗撮方法だったね。
隣の人に気付かれるって、あまりにお粗末だよね。
勿論もっと上手くやれと言ってる訳ではないけど
もう少し考えても良かったんじゃないかと思ったね。

引き換えに失うものが大きいんだから。
まあそんな精神的余裕も無かったということかな。
とにかく欲求優先だったんだろうね。
見つかるとも思ってなかったんだろうな。

今は反省してるだろうけど、そんなものはすぐに薄れてしまう。
盗撮への欲求はまた沸き上がってくる訳で
抑えきれるかねぇ?
再犯しそうな気がするけど、どうだろうね。



北陸新幹線開業。

2015-03-15 13:06:09 | Weblog
3月14日北陸新幹線が開業した。
何かと話題になってるね。
今年に入ってテレビでも多く特集が組まれてるので
嫌でも知識が刷り込まれていくよね。

確かに関東圏で馴染みの薄かった北陸が身近になったのは
また旅行先の選択肢が広がったなあと思う。
金沢も地名としては有名だけど、どこか遠い印象だったし
今後関東からの観光客は増えるだろうね。

温泉も良いところは多いし、老舗の名旅館も多い。
何せ石川県には日本一と言われる加賀屋があるしね。
今まで興味は有りながらも、何となく足が向かなかった人も
これを機会に北陸へという人は多いはず。

個人的に気になるのは、やっぱり新しい新幹線。
デザインとしてはかなりの好感を持っている。
僕はカモノハシのようなN700系に馴染めなかったので
このW7系は余計に格好よく見えているね。

さすが奥山清行といったところかな。
何せフェラーリ・エンツィオをデザインした人だから
かなりの期待を持っていたけど
期待にたがわぬ仕上がりだった。

個人的には500系以来のヒットだと思うな。
あくまでもデザインで見ればだけど。
こうなると北海道新幹線が東北新幹線の延長に過ぎないのが
残念でならないね。

鉄道車両のデザインといえば、主にJR九州の観光列車で名を馳せる
水戸岡鋭治さんがカリスマとして知られているけど
なかなかどうして、奥山デザインも魅力があるな。
僕は相当好きだね。

ただこうして新幹線が整備されていく一方で
魅力ある寝台特急が姿を消していくことは、残念でならない。
列車が単なる移動手段になっていくようで、なんだか切ない。
速いだけが列車の役割ではないと思うんだけどね。

特にトワイライト・エキスプレスや北斗星なんかは
常にチケットが争奪戦になるほどの人気だっただけに
合理化という物差しで計ってしまうことに
大いなる違和感はあったね。

まあ、トワイライトに関しては、路線を変えて復活するらしい。
とりあえず寝台特急の火は消えないということで、良しとするか。
ブルートレインが消えてしまったことには、寂しさもあるけど
これも時代の流れと受け入れるしかない。

それはそれとして、北陸新幹線は一度乗ってみたいという魅力がある。
未知の魅力に溢れる北陸観光と合わせて
かなり引きの強いコンテンツなのは確かだね。


女性の問題?いえいえ、社会の問題です。

2015-03-14 12:49:27 | Weblog
何かと言うと、マタハラの問題です。
そう、マタニティー・ハラスメントね。
簡単に言えば、企業は妊娠した女性社員に冷たいって話し。
中にはいじめだろうと思えるものもある。

何故こんなことをするかと言えば、必ず産休で休職するし
復帰しても暫くは子育てに重きをおいた時間割りになるからね。
要するに、会社としては使いにくいし、面倒なんだな。
だから妊娠したとたんに、戦力外と見なされてしまうんだね。

「無理に貴女を優遇しなくても、代わりは居ます」
と言ってる訳だね。
まあ従業員数の少ない中小企業は別としても
確かに大企業に代わりの人材は溢れてる。

だからといってハラスメントして良いという話しではない。
そもそも妊婦さんに精神的ストレスを与えるなんてのは
もっとも控えるべきことであるのに
人としてどうなんだと思ってしまう。

だいたいさ、生まれてくる子供が未来を作っていく訳で
企業にとっても次世代を担う大切な宝であるはずなのに
そこをないがしろにして妊娠した女性社員を冷遇するというのは
自社の未来に唾しているのも同じだよね。

もちろん妊婦なんだから優遇されて当然という態度はどうかと思うけど
制限される部分はどうしたって出てくるんだから
そこは理解して優遇するのも企業の責務だと思うんだな。
特に大企業は社会を構築していく責任もある訳だし。

面倒だから退職させてしまえというのは、乱暴だね。
個人的には産休明けには元職に戻すべきだと思うな。
もちろん役職もそのままで。
内規で産休を認めているなら、それが道理だもの。

その上で明らかに業務遂行に支障があるのなら
それは改めて配置転換などを会社として人事すればいい。
あくまでも正当な理由と人権を尊重した上でね。
理想論と言われようと、それがあるべき姿だと思うけどね。

そもそも日本は妊婦に厳しいというか、冷たい印象があるかな。
それは企業だけじゃなくて、社会全体としてね。
子育てを含めて社会的なシステムが未熟な気もするし。
今の少子化問題は、起こるべくして起こってるね。

安倍くんも女性の積極的登用を叫んでるようだけど
現状を考えると対外的なイメージ戦略に過ぎないと思える。
当たり前に考えれば無理があるもの。
受け皿や意識がなにも変化していないのに、そりゃ無理でしょ。

まあセクハラなんてのは曖昧な部分が多いけど
マタハラに関しては一目瞭然な感じがあるし
加害側は非難されて当然な印象は強いね。