流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

レベルが低すぎるね。

2015-06-29 18:28:21 | Weblog
何やら議員先生が開催した勉強会が問題になっているようで。
そもそも百田尚樹なんて失言大王をゲストとして招くのが間違い。
何を言い出すか解らないのに、呼んじゃダメだよ。
しかもその尻馬に乗ってしまうなんて。

沖縄問題は政府の最重要懸案事項なのに
明らかな沖縄批判に与党議員が乗っかっちゃあダメでしょ!
しかも沖縄の新聞社を潰せなんてアホな発言にまで同調し
笑いまで起こるとは、呆れてものが言えない。

更には民法を潰すには広告収入を断てばいいと宣った馬鹿議員もいる。
これは安倍政権に批判的な報道機関に対する発言だけど
これが言論の自由や報道の自由を否定する重大な失言だと
解っていないとすれば、小学生以下の思考能力だね。

民主主義国家の与党議員が、民主主義の根幹を否定するような
発言をしてしまうところに、日本の政治のレベルの低さがある。
しかもこの勉強会に集まった議員達は
安倍首相を支える側近の若手議員だという。

こんな連中が政権を支え、次世代を担うのかと思うと
この国の将来に暗鬱たるものを感じざるを得ないね。
本当にこの国にはこんな人材しかいないのだろうか?
そうじゃないと思いたいけど、そう思えてくる。

奇しくも安倍総理は言論の自由を前提にして
何かを発言しただけで処分はできないと国会で答弁したけど
国会議員の発言が重きを持つのは重々承知のはずで
それが政権与党の議員なら、言わずもがなだよね。

結局この勉強会を仕切っていた青年局長が更迭されたけど
それは批判的な世論を受けての事であって
それが無ければちょっとした注意位で済んだはず。
党としての捉え方もその程度ってことだな。

そもそも百田尚樹をゲストにという話が出た時点で
国会議員なら危機感を持つべきなんだよね。
その程度の危機意識も倫理観も持っていないようなのが
議員をやっていることに、呆れてしまう。

ギリシャの破綻が現実味を増しているけど
日本の未来も明るいとは言いがたいよ。
乱世のリーダーたる傑物は、どこかに居るんだろうか?

結局誰のため?

2015-06-24 17:32:10 | Weblog
派遣労働法が改正されたね。
賛否両論渦巻いたままで、強引に押しきられた感じ。
まあ与党が採決に必要な議席を確保してるんだから
与党が何言ったところで、結果は知れてる。

そもそもどうして派遣労働法を改正する必要があったのかと言うと
要するに、労働人口に於ける非正規雇用者の比率を減らすのが目的。
逆に言えば正規雇用の労働者を増やそうって事ね。
そうすれば結果として国民の収入が安定するでしょ。

収入が安定すれば財布の紐も幾分緩くなって、消費が増えるから
結果として国内の経済が安定し、国も税収が上がるって事だな。
アベノミクスにとってはどうしても必要な手続きで
強引だろうが何だろうが、成立させる必要があったんだね。

そして例外なき三年縛りが出来上がった。
何かと言えば、どの職種であれ同一の職場で働けるのは最長三年まで。
その後も同じ職場で働かせたいなら、派遣先企業が直接雇用の手続きを取るか
派遣会社が正社員雇用の上で派遣する事が必要になる。

一見「いつまでも都合よく使うのは、許さねえよ!」と
労働者を使い捨てにしてる企業に脅しをかけたように見えるよね。
ところがそうでもない。
だって企業は人を替えればいいだけなんだもの。

三年毎に人を替えれば、何の問題もない。
つまり企業側としては、今までとさしたる変化はないことになる。
余程使える人材なら直接雇用すればいいんだし。
大変なのは派遣労働者側という印象が強いね。

ほとんどの派遣労働者は、三年毎に職場替えを強要されるし
当然企業側の派遣切りの口実にもなる。
だから野党はあれほどヒステリックに反対してた訳ね。
まあ野党にしても労働者の事を思っての行動かどうかは、疑わしいけど。

もちろん正社員雇用が増えれば、それに越したことはないけど
企業側への縛りが緩いんじゃ、あまり意味がないような気がするね。
ただ単に「正社員雇用の道を頑張って探せよ」と言われてるようなもの。
労働者への努力義務を奨励してるに過ぎないような気もする。

特に正社員雇用が難しい中高年にとっては死活問題にもなり得る改正で
もう少し論議しても良かったような気はするな。
結局のところ財界に便宜を図ったようにも見えるよね。
まあ安倍くんとしては、ぶれない姿勢とも言えるけどさ。

今は終身雇用も崩壊して、正社員といえども安泰ではないし
製造業はどんどん海外に生産工場をシフトしていく中で
どう生活を安定させるのかは難しい問題だね。
結局のところ、手に職なのかもね。

因みに派遣労働も、繋ぎとして割りきるなら、全然有り。
それなら三年縛りもさほど気にならないし
要は利用の仕方次第だね。

もはや日本代表のお家芸。

2015-06-17 10:07:26 | Weblog
昨日・今日とサッカー男女日本代表の試合が行われた。
露呈したのは決定力不足!
まあ、いつもの日本代表と言えば、その通り。
もはやお家芸と化した感もある。

男子は格下シンガポールと0ー0の引き分け。
女子もずーっと格下のエクアドル相手に1ー0の辛勝。
何とも観てる方にストレスを残す試合だった。
まあやってる方はもっとストレスを抱えているだろうけど。

特に女子は同じグループのスイスとカメルーンが大勝した相手。
そのエクアドルから一点しか挙げられなかったのは、大問題!
図らずも得点力不足を露呈する結果になった。
これは決勝トーナメントに行って、苦戦しそうな予感がある。

ただ結果的に三連勝で一位通過出来たのは好材料で
とりあえず強豪チームとは暫く対戦しなくて済む。
今のままではどうにも勝てそうな気がしないからね。
何とか立て直して欲しいと思うけど、厳しいのは確か。

女子は外国チームにスピードで劣るだけに
パス精度が少しでも低くなると、とたんに得点力が落ちてしまう。
それと守備に徹してくるチームには苦戦してるね。
だから格下に苦戦するんだな。

むしろ攻撃力に自信を持ってる上位チームの方が、やり易いのかもね。
攻めに徹するチームからは、カウンターも仕掛けやすいからね。
ガチガチに守って来なければ、パスコースも得やすいし
フリーになれる確率も上がるからな。

優勝となると疑問符は付くけど、そもそも得点力で勝つチームではなく
接戦をものにして勝つのがなでしこの持ち味でもあるから
決勝トーナメントもそんな感じで戦うと思うな。
だからそれほど悲観はしていないね。

問題は男子だね。
圧倒的に押しながら一点も取れなかった。
運が悪いなんて事じゃ片付けられないほど深刻な状況。
アジア予選でこれじゃ、本選へ行っても前回の二の舞だな。

いや、今のままなら、一時予選突破を危惧した方がいいかも。
そう思えるほどシンガポール戦は酷かった。
どうもゲームを作れる司令塔が見当たらない印象だね。
だから組織的なサッカーが出来ていない。

キャプテンの長谷部も人を纏めるには適任かも知れないけど
ピッチでチームを纏めるだけの力量はない。
本田は相変わらずの俺様サッカーだし、香川も精彩を欠く。
やっぱり遠藤の存在は大きかったんだな。

男子は前途多難だけど、とりあえず次に期待してみたいね。
三点くらい取って快勝してくれないかな。

あなたは、買いますか?

2015-06-14 13:50:04 | Weblog
神戸連続児童殺傷事件の加害少年だった男性による
告白手記本出版に対して、社会的な論議が巻き起こってるね。
否定的な意見が大勢を占めているような印象だけど
僕も個人的には反対だね。

確かに加害者の当時の心理とか、犯行に至ったメカニズムとかに興味はある。
だけどそれを本人が著者として出版するのは、かなり違和感があるね。
何故ならそこに印税収入が発生するから。
つまり、自分の犯した殺人事件を、金儲けの道具にしてる訳だね。

しかも相変わらず匿名というフィルターに守られながら
安全なところに身を隠したままでというのも、気に入らない。
自身が著者として出版するなら、身分を明かすべきだね。
それくらいのリスクと責任は負うべきだな。

なんかこの元加害少年は自己を取り戻すために必要だったとか
出版元は社会的な意義があることだとか言ってるけど
今のところ僕の印象は両者共に金儲けだね。
金がほしくて書いて、金になると思って出版したと思える。

確かにこの人の告白が社会的に有意義な部分はある。
正直どうしてこんな事件を起こしたのか、興味深いのは否定しない。
少年が少年の首を切断して人目に晒すなんて、尋常じゃないもの。
犯罪心理を紐解く上でも貴重な資料となり得るだろうね。

でもね、だったら第三者が聞き取りして、出版するべきだった。
例え本人が手記を書いて持ち込んだにしても
それをそのまま出版してしまうというのは
あまりに社会倫理を無視した行為と言える。

あくまでも本人名義で手記を世に出したいなら
週刊紙などに掲載して、幾ばくかの原稿料を支払えばいい。
大金を手にする可能性がある形態での出版には
個人としてかなりの違和感を覚えてしまう。

だからこそ金儲けの臭いがプンプンと臭ってしまうんだな。
しかも今のところ、印税を償いに充てたいとか聞こえて来ないよね。
ということは、やはり・・・と思ってしまう。
それに対する違和感は、多くの人が感じているんじゃないかな。

手記を自ら出版社に持ち込んだというのも、どうにも気に入らない。
本当に自らの行為を反省してるのかも、疑問に思える。
反省してるなら、それを金にしようとはしないのが正常な心理だろうね。
例えまともな社会生活を送れていないとしてもね。

そこに手を出しちゃダメだろ!という気はする。
何よりご遺族の心情を考えると、とても容認できないな。
傷に塩どころか、辛子を塗り込むような行為だね。
それを考えても、反省してるとはとても思えない。

個人的にはこれは売れてはいけない物だと思うな。
社会的に拒否してるということを示すべき。
もし購入する人は、それが彼の収入に寄与してると自覚するべきだし
それなりの責任を自覚して手に取るべきだろうね。

そもそも書店はこれを店頭に置くべきじゃないとまで思う。
ただ欲しいと思ってる人も、少なくないだろうな。
そこが出版社のそろばんだろうし、目論見でもある。
社会的な論議が盛り上がるのは、いい宣伝だと笑ってるかもね。

出版の自由も発言の自由も、確かに民主主義社会に必要なものだけど
そうは言っても、社会倫理を無視する理由にはならない訳で
何でも有りじゃ無いってことを、社会が自ら示す必要はあると思う。
不快なものは不快だと、はっきり伝えるべきだよね。

更には、歴史的な犯罪者に関連した書籍が出版されると
それに心酔する者が必ず出てくる。
凶悪であればあるほど、猟奇的であればあるほどね。
そういう危険も孕んでるということを、出版社は自覚してるのか?

どうにも無責任に過ぎるような気はするね。
しかも初版10万部って、売る気満々じゃん。
売れてしまうのかねぇ?
日本人の倫理観が、そんなに低くないことを祈りたいね。



今頃って感じ。

2015-06-09 18:54:46 | Weblog
最近ワイドショーなどで目にするようになったのが『空き家』問題。
ただ空き家になってるのが問題なのではなくて
崩れそうだったり、ゴミ屋敷になっていたりと
直接的な危険があったり、衛生上の不都合があることだね。

得体の知れない人間が勝手に住み着くなんて事もあるらしく
防犯という観点からも無視できなくなっている。
まあ隣に崩れそうな空き家があれば、気持ちのいいものでないよね。
街の景観を考えても、確かに不都合はある。

国は税金の優遇を無くすとか、更に懲罰的な税金を課すとか
行政が処理しやすい法整備をするとか言って
所有者を脅して何とか解決を付けようとしてるんだけど
後手に回ってるのは否めない。

先読みできない、なかなか腰をあげない、融通が利かない
というのが日本の政治・行政のお家芸だけど
まさにそれを象徴するようなケースと言っていい。
ここまで問題化しないと分からないんだな。

元はと言えば、安易に新築を認めるところにも問題がある。
中古物件が山ほどあるのに、新築を節操なく許可していけば
早晩こうなるのは考えなくても分かるはず。
将来的に空き家になる潜在的空き家率も少なくないんだし。

ただ行政だけが悪いのかというと、そうも言えない。
日本人はきれい好きということにも関連してくるんだけど
他人の手が付いたものを嫌う人は意外と多いし
多少無理してでも新築を望む傾向がある。

欧米では中古物件を買ってリフォームするのは当たり前だし
自分で出来るところは自分でやるというのも珍しくない。
日本人は何もかも業者任せにするケースが一般的だよね。
そういう意識の違いも問題の根底にあるのも確かだな。

勿論少子高齢化が拍車をかけているのは間違いない。
未婚率も上昇傾向にあるから、今後も空き家は増え続けるはず。
特に団塊の世代が高齢者の中心世代となっているだけに
バタバタと空き家が増えていくのは想像に堅くないね。

売ろうと思ってすぐに売れる物件なら、特に問題は無いけど
それでも実家を売るのに躊躇する人は多いらしい。
まあ家族の思い出が詰まってるんだから、気持ちは分かるけど
もう少しドライでも良いような気はするね。

思い出って形で残すと、案外邪魔だったりするでしょ。
自分の心のなかに残しておくのが一番だと思うな。
僕は結構な読書家だと自負しているけど
資料となるもの以外の小説などは、さっさと処分してしまう。

どんなに好きな作家のものでも、どんなに面白い作品でもね。
そもそも物に執着心が無いというのもあるんだけど。
まあ家と比較するのはどうかと思うけど、こういうのは気質だから
基本的な考え方は少額な物も高額な物もさほど変わらない。

物というのは手放せる時に手放すのがいいんだよね。
手放してしまって後悔する物って、案外少ないよ。
自分の手を離れてしまえば、意外とスッキリするし
執着心も薄れていくしね。

ちょっと話題がずれたけど
空き家を今すぐ減らそうとしても無理なんだな。
数が多すぎるし、相変わらず新築も増えてるし。
ただ少しずつ減らすことはできる。

まず中古物件購入に際して、明らかな優遇措置を取るべきだね。
新築するよりずっと得だと印象付ける。
後はリフォームをもっと一般的になるように周知徹底して
DIYの楽しさでも教え込む事だな。

しかし行政も今頃対策に走ろうとしてるようじゃ遅すぎるね。
どうしてこうも先が読めないのか・・・・
困ったものです。



もはや気軽な乗り物ではないね。

2015-06-04 13:29:44 | Weblog
改正道路交通法が施行され、自転車に対する規制が強化された。
まあ要するに取り締まりをしやすくした訳ね。
勿論これは警察が横暴だとか、弱いものいじめをしてるとかではなく
そもそも自転車の通行マナーが悪すぎたのが原因。

決定的だったのは、重傷を負わせるものを含めて
歩行者との接触による怪我やトラブルが増えたことだね。
注意喚起するだけではどうにもならなかったので
じゃあ法律でしっかり規制しましょうということになった。

一部で弱いものいじめとの批判もあるようだけど
僕は自転車の傍若無人ぶりは目に余るものがあるので
珍しく有意義な法改正だと歓迎している。
特に都会では必要な法改正だっただろうな。

歩行者の間を猛スピードで縫っていく自転車は危険だし
それが日常と化しているのは、異常と言える。
今までは遠ざかる背中に罵声を浴びせるのがせいぜいだったけど
これからは警察が取り締まってくれるので、安心感は増した。

ただ都合よく警察が居合わせる事も少ないだろうし
いきなり自転車のマナーが良くなる訳でもないね。
たまたま行き合えば取り締まってくれるけど
そうでない場合の方が圧倒的に多い訳だし。

子供たちは学校で指導される事もあるだろうから
多分かなりのマナー改善はされるだろうと思うけど
問題は大人連中だろうな。
結局マナーを乱すのは、大人の方が多い。

ただ自転車が車道を走るのも、一概に歓迎出来ない。
車を運転する立場としては、かなり邪魔なのも確か。
動きが読みにくいだけに、なかなか恐いものがある。
抜くときには案外神経を使わされるよね。

オランダみたいに自転車専用レーンがあればいいけど
今のところ日本で整備しようというのは、無理があるだろうね。
本来はインフラをきちんと整備した上で
守らなければ罰しますよというのが道理なんだけどな。

理想と現実はなかなかリンクしてくれないね。
特に日本は政府が先読み出来ない連中ばかりだし
行政も融通のきかない連中の集まりだしね。
今回の法改正も、ようやく感はあるな。

まあ環境整備をしないで法規制に走るのは
日本のお家芸みたいなものだから、怒るだけ虚しい。
そういう国だということは、そういう国民気質だとも言える。
だから政治家や公務員ばかりを非難できない部分はあるかな。

それにしても、自転車は気軽な乗り物では無くなったね。
今後はいきなり警察に止めらる場面も想定する必要がある。
注意で済めばいいけど、下手をすれば罰金刑なんてことも。
今後は講習義務も課されるらしいし。

基本的には常識としてしてはいけないことをしなければいいし
しなければならないことをしていればいいんだけど
それでも知らないことで止められる可能性はあるかな。
歩行者にベルを鳴らすだけでアウトらしいしね。

通勤で使用している人は、今回の改正をしっかり読み込んだ方がいいね。
社会問題化しての法改正であり取り締まり強化だから
警察もかなり本気で取り締まって来るはず。
少なくとも今後暫くはね。

知らなかったで許してくれる確率は低いな。
それでも満員電車で不快な思いをするよりは、やっぱりいいよね。
それだけに違反しないようにするのが賢い。
それが結局トラブルを防ぐことにも繋がるしね。

そういえば僕が通ってた小学校では、自転車免許取得が義務づけられていた。
確か三年生になったら安全講習を受けて、実技もあったな。
校庭の一角に教習所みたいな場所も作られていた。
受かればちゃんと免許証をもらえて、それが妙に嬉しかったね。

まあ地方都市とはいえ、高度経済成長期で一気に車も増えてたし
自転車が小学生にも当たり前になりつつあった時代だったから
学校も警察もその必要性を感じたんだろうな。
今の時代にこそ必要な気はするね。

とにかくこれで自転車も正式に道交法適用を宣言されたんだし
乗る方もそれなりの心構えとマナーが必要って事だね。