流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

海の向こうで守護神と呼ばれる男。

2013-10-21 14:59:32 | Weblog


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日本では楽天のマー君が偉業を成し遂げたけど

アメリカではレッドソックスの上原が快進撃を続けている。

まだワールドシリーズを残しているけど

リーグCSではMVPを獲得してしまった。


多分日本人はさほどピンと来ていないだろうけど

これはとても名誉なことで、上原が超一流と認められた証し。

何せクローザー(抑え投手)では過去に2名しか存在しない。

その一人は先日引退したNYヤンキースのマリアーノ・リベラだ。


ヤンキースファンのみならず、大リーグファン全てに愛された選手で

間違いなく大リーグの歴史に残る名選手だ。

引退式も華やかで感動的で、素晴らしい式典だったけど

そのゲストの一人が松井秀喜だったのが、何となく誇らしかった。


それはともかく、とりあえず上原は現時点で同等の評価を得たのだ。

もちろん大リーグに遺した足跡には天と地ほどの差があるけど

少なくとも今年に限って言えば、全米一のクローザーで間違いない。

上原がマウンドに立ったときの安心感は、やはり一流のオーラがある。


既にレッドソックスでは確かな地位を得て、評価も得ているけど

これでワールドシリーズを勝てば、間違いなく彼は英雄になるはず。

何せ去年はア・リーグ東地区最下位という、球団始まって以来の屈辱に沈んだ。

それが今年はとうとうワールドシリーズに手を掛けたのだ。


その一番の功労者が上原で有ることに、疑いはない。

今年上原が移籍しなければ、地区優勝も危うかっただろう。

本拠地の試合終盤、上原がブルペンから出てくるときのコージ・コールは

日本人として鳥肌が立つほどの感動を覚える。


満を持してヒーローの登場だ。

彼はクローザーだから、接戦の場面が彼の出番だ。

一発浴びれば逆転されてしまうような薄氷の上が、彼の仕事場で

毎回それこそ「吐きそうな」ほどの緊張感の中、一球に魂を込める。


男の仕事場としてはこれ以上ないほどのものだろうが

そのストレスは容易に想像が付く。

だからこそ、仕事を成し遂げた時には、誰よりも輝いて見える。

何万人という観客がスタンディングで彼を讃えるのだ。


上原は間違いなく巨人でエースだったときより輝いている。

だけど、ここまで来るには、海の向こうでの苦悩もあった。

結果が出ない日々を過ごしながらも努力を続けたからこそ

今年の大活躍がある。


ダルビッシュや岩隈も活躍しているが、正直上原の輝きには敵わない。

失礼ながら僕は今更ながら、こんなに凄い選手だったのかと驚いている。

投手にとって先発に拘る部分もあったと思うが

彼はそのプライドを捨てたときに、この成功のレールに乗ったのだろう。


人生何が幸いするか解らない。

仕事への拘りは大事だけど、拘りすぎると女神は離れてしまう。

姿が見えないだけにやっかいだが、これが人の運というものか。

上原は見事に女神の後ろ髪を掴んだらしい。


逆に拘りすぎて掴み損ねたのがイチローだろう。

あれだけの成績と偉業を成し遂げながら、ワールドシリーズには手が届かない。

それは居心地の良いシアトル・マリナーズに拘りすぎたからだ。

何とかあそこで世界一になりたかったのだろうが、それが災いしたのも事実。


後から海を渡ってきた日本人選手がチャンピオン・リングを手にするのを

イチローはどんな思いで見ていたのだろうか。

そして今年の上原をどんな思いでみているのだろうか。

なんか人の運というのは、不思議なものだね。


もちろん上原の闘いはこれからが本番で、その結果は彼の今後も左右するはず。

ここまで来たら是非にもチャンピオン・リングを手にして欲しい。

そしてレッドソックスの英雄として、その歴史に名を刻んで欲しい。

それは日本人にとっての誇りにもなるのだから。


楽しみで仕方がないね!!

















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消費税って、何?

2013-10-06 17:54:16 | Weblog


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消費税が来年4月から8%に引き上げられるのはご存じの通り。

政府の財政状況を考えたら、仕方ないという意見が多い。

まあ国の借金も1000兆円なんて、天文学的数字になってるし

国民も以前の消費税導入・引き上げ時よりは好意的。


僕も別に反対しようなんて思ってないんだけど

そのあり方にはちょっと異論もある。

大体何でもかんでも一律8%というのは、理解できない。

生活必需品と贅沢品では、立ち位置が違うでしょ。


お米もダイヤモンドも同率なんて、おかしいよね?

本来物によって税率を別設定にするべきなんだよね。

食品なんて無税でもおかしくないのよ!

国民の生活にはどうしたって必要なんだから。


車だってカローラは3%、フェラーリは15%、でもおかしくない。

まあ同じ車の中で線引きするのは、公平性を欠くかも知れないけどね。

カップラーメン啜りながらフェラーリを買う人もいるから。

現実的なのは、軽自動車3%、5ナンバー5%、3ナンバー8%かな。


とにかく生活必需品と贅沢品を区別しろと言いたい訳よ。

それをしないとしたら、政府の怠慢と言われても仕方がない。

なんか福祉に使用するなんて約束も、すっかり影を潜めたし

また国民は国家詐欺に遭ったような気がしている。


そもそもさ、どうして消費する物に税金が掛かるのか、疑問でしょ?

国民がお金を出して物を買うというのは、それだけで国家貢献なのよ!

だってそれによって企業が潤えば、法人税の納税額が増えるわけだし

給料が上がれば所得税が多くなるし、また消費も多くなるんだもの。


物の消費量が多くなれば、関連産業も潤っていく訳だしね。

そうやってお金が市場を巡って、国家が成り立っていくんだな。

本来はそれが有るべき姿なんだけど、どうも逆を行っている。

単純に考えて、増税すれば出費を控えるのは当然だよね。


政府は消費の落ち込みが、増税後の一時だけと高をくくってるはず。

必要な物は買わなきゃならないんだし、国民全てが節約する訳でもない。

でもさ本来は、もっと国民がお金を遣いやすくするべきなんだよね。

搾取するばかりじゃ、お金は天下を廻らないね。


もっと消費税そのものの意味について、議論があってもいいよね。

「何で消費活動に課税されるんだ?」ってさ。

もう一度言うけど、消費行動自体が国家貢献なんだよ!!

国民に納税の義務はあるけど、搾取に同意した訳じゃないよね。


僕は増税に反対してるんじゃなくて、消費税そのものに疑問を持っただけ。

確かにこんなに便利な課税対象は他に見当たらない。

それを見逃しておく程国家は国民に甘くないんだけど

どうにも納得がいかない税金ではある。


いっその事『消費寄付』てな名称にしたらどうだろうね?

国家の財政が逼迫してるから、消費する財力がある人は寄付して下さいって。

その方がまだ理解できる。














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青春のヒーローが、また一人・・・

2013-10-02 16:04:19 | Weblog


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ジュリアーノ・ジェンマが死んだ。

と言われて「ああ、あの・・・」と頷いた人は

40代も後半以上の年齢にある人だろう。

もしくは余程の映画好きか。


僕が彼を知ったのは、もう40年以上前の事だ。

当時全盛だったマカロニ・ウェスタンのスターだったのが彼だ。

その名の通り、イタリア製の西部劇なのだが

派手なアクションは本家ハリウッド製と一線を画し、人気を得た。


マカロニ・ウェスタンにはもう一人、スターが存在していた。

これは若い人もご存じのクリント・イーストウッドだ。

今や名優と呼ばれ、名監督にもなった彼の飛躍のきっかけだ。

それまで無名だったイーストウッドは、これで一躍有名になった。


そうなると当然の如く沸き上がるのが、ファンの派閥だ。

ここにもジェンマ派とイーストウッド派が誕生した。

イーストウッドは渋い演技と華麗なガンアクションで人気を博し

ジェンマは甘いマスクと派手なアクションで人気になった。


どちらが上でも下でもなく、要は好みの問題なんだけど

色分けするなら、男はイーストウッド、女はジェンマ・ファンが多かった。

僕はと言えば、それぞれ好きだったけど、やはりイーストウッド派かな。

ちょっとジェンマはアイドル色が過ぎた印象だった。


まさか何十年も経って、事故死の記事を目にするとは思ってなかった。

懐かしさと寂しさが混在した、複雑な思いに心は沈んだ。

機会が有れば、また「夕日の用心棒」や「荒野の一ドル銀貨」といった

彼の代表作を観てみようと思う。


もう何度も観ているが、ストーリーを知ってても愉しめるのが西部劇だ。

そこは日本の時代劇と共通する部分が多い。

僕に映画の面白さを知らせてくれたのが西部劇だっただけに

とても大切な人を失ったような寂しさがある。


ご冥福をお祈りします。

合掌・・・・
















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