HNモジュールの運転会。
私が持ち込んだ、ドイツ E71型電気機関車。
購入したのが、多分1990年以前。 ロッド式の古い形式の電気機関車で、形もかなりユニークというかマニアックというか。
なんと、1989年発表のウエルテン王国鉄道で走っていたのです。 このレイアウトはメルクリンの3線式なので、この電気機関車は架線集電でパンタグラフから集電して走らせていました。 パンタグラフが赤色ですが、のちに黒く塗り替えています。
こんな昔に買ったE71を持ち込んだのです。 なお集電は普通の2線式に切り替えています。
白川の大鉄橋を渡ったり、
入江のモジュールを通ったり、 後ろがゴチャゴチャですね。 それにペットボトルが目立つ!
これはイギリスの家、エッジウエア駅を通ってダイヤ運転でも大活躍。
とてもスムーズに走ってくれたのですが、車体がゴトゴト揺れていました。 これはロッド式のためだとばかり思っていたのですが、
どなたかが、車輪を調べて、ゴムタイヤが古くなって切れている、だから車体が揺れていると言われました。
そこで、帰宅後調べてみるとゴムタイヤがボロボロ。 これでは車体が揺れるはずだ。
こうやって、時計ドライバーを差し込んで動輪押さえ板を外して
この後ロッドを外しますが、ロッドピンはプラの模型ではよくある単なる差し込みではなく、ちゃんとしたネジ式でした。
六角頭のロッドピンを回転させて外して車輪を外します。
ゴムタイヤがカチカチになって、車輪にこびりついているので、綺麗に掃除しました。 この時わかったのですが、車輪は両方絶縁車輪で、車軸には電気は行っていません。
ROCOのゴムタイヤは少しストックしてありました。 (メルクリンもストックしてあります)
車両の説明書を紛失しているので、ゴムタイヤの品番がわからないが、手持ちの85604が大きさ的に良さそうなのでこれを使うことにします。
ゴムタイヤをつけようと引っ張ったら千切れてしまいました。 かなり昔に購入したので弾性がなくなっていたのでした。 これはダメだ。
そこで他のもの、40070を使うことに。 これは少し小さいのでかなり引っ張る必要がある。 これも劣化して切れないか心配したのですが、うまくはめることができました。
ついでに車輪を擦る集電シューが汚れていたので磨いたのですが、考えてみたら、ここはゴムタイヤ車輪なのでほとんど集電効果はない。 でも、カーブではフランジが線路を擦るのでやはり集電効果はあるはずです。
車輪を入れてロッドを繋いで、この後押さえ板をパチンとつければ完成です。 おっとその前にせっかくなので油を注しました。
レイアウトでテスト運転。 さすがです車体が揺れなくなりました。
まあ、この電気機関車、35年ほどは走ってくれているんだ、すごいでしょう??
さて運転会、平面クロスのモジュールの駅で小休止でしょうか。 ご苦労様でした。
つづく