お正月、孫たちが来たので清水寺に行きました。
途中、六波羅蜜寺に寄って、空いていると思ったら大間違い、 稲穂をもらうのにすごい行列。 でも、お参りは並ばずにできました。
ここには平清盛塚があります。
ということで、平家の館があった辺りの六波羅を通って清水の山に向かいます。 結構きつい登り坂です。
清水の参道は思った通りすごい人。 先に五重塔が見えています。
山門をくぐって境内に入ります。 目の前の西門は一般立ち入り禁止ですが、数年前に撮影会で特別に入れてもらって西山に沈みゆく太陽の先にある場所 ”極楽浄土” を撮影したので懐かしい。
清水寺西門から。
本堂前、線香の煙がお参りの雰囲気を上げる。
どでかいおりんを鳴らして、りん棒がものすごく太くて大きくて両手で持つのがやっとぐらい重い。 頭の上に白くボケている棒なのだが、野球のバットどころか丸太のようだ。
本堂前、清水の舞台の上から見た奥の院。 向こうからこちらを見ると舞台が綺麗に見えるのだ。
ということで、奥の院から写すと、ありふれた清水寺の写真になるけれど、やはり実物を見ると壮大な舞台だ。
違う角度から見ると、遠くに京都タワーが見えて、あそこが京都駅の場所だと位置関係がよくわかる。
天気が良くて、陽に照らされて檜皮葺の屋根からは湯気が上がって荘厳です。
奥の院から、さらに先に行って子安の塔です。
何故かここに行く日本人がほとんどいない。 それにひきかえ、白人系の外国人が多い、というか次々と欧米人が来る。
この方達も欧米系、左に見える日本人らしき人影は私の孫です。
ここからは舞台を含め五重塔など清水寺を一気に見渡せる最高の景色が見られる場所です。 それを日本人は知らずに、ここに来ずに谷に降りてゆくのですが、欧米人は旅行書に書いてあるのだろうか、来る人くる人白人系とは驚きでした。
山を下って下から舞台を見るとこんなに高い。 清水の舞台から飛び降りる気持ちで、とかよく言われるのだけれど、ここから飛び降りる人なんていないと思ったら、数人いたそうです。
助からないと思うんだけれど、結構助かった人もいるとか。
こちらは初めに舞台の上から下を写した写真。 少し望遠で写しているので近く見えますが、この高さから飛び降りようとなどは思えない。
人が並んでいるのが音羽の滝で、これが滝かと思うんだけれど、昔はこういうものを滝と言ったそうです。 だって、公家や十二単を着ていたようなお姫様たちは山の中の滝など見たこともなく庭にある小さな段差を流れる水を滝と言っていたと思うのです。 百人一首に出てくる滝がその程度のものだからです。
ということで、ぜんざいや茶団子を食べて帰ったのでした。 ちなみに清水寺の境内の茶店ですが、リーズナブルの価格で良心的と思いました。
清水散策、終わりです。
家で百人一首をしたら、孫たちにコテンパーに負けました。 ものすごく早く取られる、 クソー!!