ゲッレールト温泉からバスで王宮の丘に向かいました。 バスは坂を登って王宮のそばまでゆくので楽です。
バスを降りてこの坂道の先が王宮です。
昼食にしようと店を探しました。 せっかくハンガリーに来たのでハンガリー料理でもと思ってこの店を見たのですが、悲しいかな、模型店は調べるのに、レストランは調べていない。 それで、いつも安いものばかり食べているのですが、この店は高そうだし、そういう店は時間がかかる。
ということで、近くの喫茶店で昼食。 ハンガリーまで来てこんな質素なランチはないだろうというほど簡単なもの。
だって、言葉はわからないし、こんなものしか注文できないんだもん。
こんな店でした。 支払いは紙に価格を書いてくれるので、それでOKですが、数字の書き方が海外では日本と少し違うので見間違わないようにしなければなりません。 まあ、すぐに慣れるけれど。
優しそうな人でしょう? こうやって旅行の時に撮影させてもらっていれば、思い出も深くなるのです。
レシート。 読めない!!
店を出てすぐに、ホンダのCRVが止まっていた。 やはり日本の車を見ると嬉しい。
そのすぐ横に教会がありました。 屋根が立派です。 中にエリザベートの像があるので有名ですが、入っていません。
ハンガリー、 よく知らない国なんです。
知っているのはブラームスのハンガリー舞曲5番、有名ですね。 チャーンチャ、チャーンチャ、チャーンチャララー。 はいメロディーが浮かんできましたか? まあ、聞けば誰でも知っている旋律です。
それと、ハンガリーは馬族ですね。 二頭立ての馬の上に、それぞれの馬に片足ずつ乗せて立って、颯爽と走り回る。 格好良い。 これぐらいしか知らないのですが。
昔はオーストリア、ハプスブルグ帝国の一部だった。 ハプスブルグ家はオーストリアのウイーンが中心で、今のドイツからチェコ、スロヴァキア、ハンガリー、スイス、スペイン、イタリアなど、マリアテレジアの頃は陽がしずまない国と言われ、領土のどこかは昼間という大きな帝国だった。 かのマリーアントワネットもマリアテレジアの娘で、フランスに嫁に行って、フランスもオーストリア帝国の仲間だったが、気の毒にフランス革命で断首台で露と消えています。
ハンガリーもオーストリア帝国の一部でしたが、何せ大きな帝国なので色々な人種がいる、それを統率するのは至難の業です。
ハンガリーでも独立の気運が高まっていましたが、その時に、オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃のエリザベート(シシー)が、皇帝にハンガリーの自治をハンガリー人に任せてはと進言したことで、自治が与えられたので、エリザベートを讃えてこの教会に像が造られたそうです。
横にはこんな像がありましたが、これに関してはまったくしりません。
つづく
エリザベートです。 シシーが愛称。 機関車にまで顔が書かれている、有名な人です。