イギリスの緑の機関車、Merchant Navy Classの Channel Packetという機関車です。
レイアウト上でプルマン客車を牽いて快適に走っています。
でも、ROCOのカーブポイントの内側では先台車が脱線することがあります。 この部分はR360以下かもしれません。
この機関車の、規格を見るとR2以上と書いてあります。 すなわちR430以上なので規格以下の線路で走らせているのは無理がある。
でも、自分のレイアウトの上なので、何とかしたい。
先台車を外しました。 ダイキャスト製なので重さはダイキャスト製なので十分にある。
台車だけでポイントを転がすと、脱線しない。問題がない。 車輪のバックゲージも正しい。
車体につけると、無理がかかって台車が持ち上がるのだろう。
ここで車輪をヨーロッパ製のものと比べてみました。 右端がROCO、スポーク付きがTORIXです。
ホーンビイのフランジは大きいものだと思っていたのですが、ずいぶん小さなフランジで、日本型と変わらないようです。 いや〜 これは驚きでした。 本当にホーンビイのフランジは大きいと思っていたので意外でした。 もちろん動輪もテンダーの車輪のフランジも小さい。
そこで、この大きなフランジの車輪に交換すれば少しぐらい台車が浮き上がっても脱線しないだろうと考えました。
ところがこの台車の車軸穴は丸いままで、車輪を叩き込みで止めていました。 そこで、車輪を無理やり軸から抜きました。
こんどはトリックスの車輪を抜きます。 こういう治具を使います。
抜いた車輪の内側の車軸穴が分厚い。 これを削らなければなりません。
かまぼこ板でこんなジグを作ってありました。 これを利用してやすりで削りました。
この車軸に車輪を叩き込みます。
車軸の先を痛めない様に、Oゲージの車輪を利用して叩き込みました。
取り合えす、前の車輪だけ交換して様子を見ます。 これで前の車輪は脱線しなくなりましたが、後ろの車輪は脱線します。 ということで、車輪をフランジが大きいものに交換すれば脱線しなくなるのはわかったので、2軸ともトリックスに交換すれば良いのですが、デザインが・・・・・
元の車輪のままで脱線しなくなるかどうか、もう少し試します。
つづく
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