HNモジュールのメンバーで、貸しレイアウトで運転会を行いました。 毎年冬に行なっているのですが、これは冬季にHNモジュールの運転会で雪が降ったことがあり、車で行くのが困難だったこともあり、冬は貸しレイアウトで車両だけ持参しての運転会となっているのです。
HNモジュールと違い大きなカーブで大きなエンドレスですので、いつもと違った大きな車両や編成ものが走らせられます。 そこで皆さん、いつものHN運転会と違った車両を持ってきます。 ですから、見慣れない車両が現れてそれを見るのも楽しみです。
エンドレスが7つあるので、そのうち2つはDCCにして残りはDCです。
まずは私が持ち込んだBR18 210です。 ドラフトに合わせて煙を噴き出す様子を見てもらいたいと持ち込んだのでした。
でもなかなか煙が出ない。 家ではものすごく煙を吐くのに人前では萎縮してしまって、まるで私の性格のようです。
これって発煙剤(油)を燃やして煙を出すので油がある程度の温度にならないと、出にくい。 だから油が多すぎるとなかなか出ない。 家ではしばらく走らせているうちに出るのだけれど、人が見ているとすぐに出て欲しいので、まだ出ない、まだ出ないなど焦って油を足したり抜いたりして、よけい泥沼に陥って、煙が出なくなって、本当は出るはずなんだけれど、など言い訳ばかり。
そのうちに出始めました。 ドラフトに合わせて出ているのですが、油の量を減らしすぎてすぐに煙が少なくなって、動画を撮っていた人ごめんなさい。 でも煙が出るととても迫力があります。 レイアウトの反対側に行って機関車が隠れて見えなくても煙がたなびいている様子を見ると、蒸気機関車だなと思えます。
走ってきたのはドイツの気動車、DCなので静かに快適に走っています。
今度はフランスの気動車、ter 近郊型気動車でしょうか、これも同じ人の持ち物です。 こういう両運の気動車は扱いやすい。
同じ人の車両で、アルモデルのキットを組み立てたもの。 音は大きいがよく走る、 ドイツ、フランス、日本となんでも混ぜて持ってきているようです。
こんどは、ハノーバーの市電。 カトーですね、よく走ります。
あれっ? 先ほど大型で長編成が多いと言ったのではないのでしょうか? こんな単行ばかり、 いやいや、たくさん持ってくるのは重いのです。
これは変なところに電気機関車がいる。 変な編成だ。 多分、機関車が前の客車に衝突したのでしょう。 でも、ヨーロッパではこんな変な編成もあるかもしれないので、何でもありです。
外国型ばかりじゃないか、と言われそうなので日本型も。
はまかぜです。 いや、これは後ろにあるNゲージのレイアウトで若者が運転していたものでした。
この若者がおとなしい子で、Nゲージは走らせっぱなしにして、こちらのHOの車両を見にきているので、DCCを経験してもらおうと、私のスマホで煙がでる緑の蒸気機関車をしばらく運転してもらいました。 口数は少ないのであまり感想は聞けませんでしたが、喜んでいたようでした。
いつも、Nゲージのレイアウトに若者が何人か来て運転しているのですが、HOの、特に外国型が多い我々の方には全く見向きもしません。あまり見る機会がない車両も走っているしDCCなど見る機会もないと思うので、少しは興味を持てば良いと思うのですが、むしろワザとそっぽを向いてばかりでした。 まあ、若者に限らず、外国型を目の敵にしてる国鉄のトンネルに落ち込んでいる鉄道模型人の何と多いことか、と思っているのですが。
でも、この若者はこちらのレイアウトに釘付けで、私としては将来見込みがある鉄道模型人になると思ったのでした。
とはいえ、我々の方でも、もちろん日本型、国鉄型も走らせているわけで、これはDCCサウンドを積んで、ホイッスルの音を気持ちよく響かせて走らせていました。 懐かしい客車編成です。 おっと、この手の編成の乗ったことがあるのは、我々年寄りだけでしょうが。
今度はDD51が、これもサウンドDCCに改造してあり、エンジンの音をさせて鉄橋を渡ってきました。
私鉄の電車もきました。 大井川鐵道の電車のようです。 真鍮キットを組み立て、多分TMSのコンペに入賞して本に載ったか乗るかの車両だと思います。 すかっと綺麗にできていて走りも抜群。 全車輪集電にしているとのこと。
こんどは加古川線の気動車。 これも上の電車と同じ人の作品。 この方は車両作りの名人なのです。
私が持ち込んだDC車両は、買いたてのカトーキハ110、これってちゃんと車番も印刷されていてインレタを貼る必要がなくとても気に入ったのでした。 まあ、この車両がスムーズに走ること。 良い買い物をしたと思っているのです。
まだまだあるので
つづく にします。