鉄道模型のある生活ブログ

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メルクリン3線式、CIWL客車を2線用に改造

2024年12月29日 | 模型車両

メルクリンの Ergaenzungswagen CIWL 2輛セット。購入は2015年です。

格好良いというか高級感あふれる車体だけでなく、箱も購買意欲を誘う。 ということで買ってメルクリンのレイアウトで走らせていましたが、さすがに狭いレイアウトでは似合わない。

そこで、レイアウト・バイエルンプラス鉄道の2線部分で走らせられるように車輪を絶縁車輪に換える事にしました。

 

まずは、室内灯用の集電シューを外します。 この客車用の特殊な形状で、自分でつけたのでしたが、外し方がわからない、ちょと苦労して外しました。

 

集電シューを外した状態です、センターピンは金属で、ここに照明用のコードがつながっているので、ここに新たな集電シューをつければ良い。

 

これがメルクリンの車軸用の集電シューです。 3線式の集電シューがあったのでその分、足りません。 そこで、まずはこれと同じ集電シューを作ります。

 

厚さを測ると、0.16mmです。

 

手持ちの燐青銅板は0.1mm厚だったので、それで同じものを作ります。

 

右がメルクリン製、左2つが作ったもの。

 

車輪です。 左がこの客車についていた非絶縁の車輪、右が2線用の絶縁車輪です。

実は客車購入時に、2線にするつもりでモデルバーンで絶縁車輪をつけてくれていたのでした。 でも、見るとわかるように、3線用はプレーン軸、2線用はピボット軸なので軸穴が合わず、10年近く交換ぜずに元のままで使っていたのでした。

 

改めて車輪の軸先の形状を見ると、先はピボットのほうが尖って細いのですが、根元はピボットのほうが太くて軸穴に入らない。

 

そこで、軸穴をドリルでさらって、テーパーにしました。 プラの台車なので、手で軽くさらうだけです。

 

こんな感じです。

 

車輪をつけて、集電シューもつけて完成です。 ちなみに、連結器には通電カプラーをつけていたので、隣の車両との通電はかなり完璧です。 メルクリンの客車で照明をつける時には中央レールへの集電シューが必要なのですが、全客車につけると走行抵抗や走行音に問題が出るので、一両にだけ集電シューを付けて他の車両には通電カプラーで通電するのが一般的です。

 

本線上に乗せて走行テスト。 照明はパーフェクト。

 

BR18に牽かせています。 やはり狭いメルクリンのレイアウトよりも直線部分が長く似合います。

この機関車とのデザインの相性も良い。

 

今度は煙が出るDB18が牽引、これは黒い機関車だったのですが、自分でグレーに銀を入れた色に塗装しなおしたものです。

 

 

煙を吐いて出発。

 

カーブもメルクリン部分よりも緩いので、楽勝に走っています。

 

トンネルを出てきて

 

上がメルクリン部分。  ドラフト音を響かせて、煙を棚引かせて快調に走っていて、面白いのでガンガン走らせています。

 

一通り走って、休憩。 ゆったりとした煙が良い。煙煙って書いたけれど、煙の出る機関車に慣れると煙が出ない蒸気機関車はつまらないのです。

おっと、機関車の話ではなかった、客車の話だ。

 

CIWL 客車、無事2線式の線路で走るようになりました。

高級感あふれる客車です。 そうそう、停車していても室内照明が点いているいるのもDCCの利点で、機関車だけじゃなくて客車にもDCCの恩恵があるのです。

 

 

 

 

コメント (1)
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