鉄道模型のポイントにデコーダーを入れて、コントローラーやiPhoneなどからポイントを操作する。 案外日本では行われていないかも知れませんね。
HNモジュール北九州のメンバーから、ポイントをiPadで操作するようにしたと写真が送られてきました。 許可を得て掲載します。
ヤードです。 ポイントはカトーです。 操作画面はROCOのZ21です。 一台のiPadでも画面を切り替えて運転とポイント操作ができますが、やはりこのように2台使うと画面切り替えをしなくて良いので便利です。
こんな感じのヤードです。 この方のポイントには進行方向が分かるように線路の真ん中にLEDがつけてある。 これって運転している時にとても便利なのです。 回路は知りません。
DE10の重連です。
連結開放しました。 解放磁石の上で解放して、片側の機関車だけ動かす。 これってDCCだからできる技です。
iPadで運転してポイントも切り替えて快適に操作できたとのこと。
iPadにカトーのポイントのデコーダーを認識させて、画面に線路図を描いて動かすようにするには多少の知識が要ります。
そのために、何と、HNモジュール東京の方が北九州にまで来て、この設定をしてくれたとの事。 HNモジュールの全国網?ですね。
この程度のヤードでもDCCのおかげでいろいろな運転を楽しめます。 HNモジュールでは、毎回の運転会で必ずDCCの運転時間を作っています。 多分、他所のクラブでDCCをまともにやっているところはほとんどないと思います。
ちなみに、私のレイアウト、バイエルンプラスでは、メルクリン部分はすべてディジタル(DCCとは言わないが一段進んでいる)で、ポイントもデコーダーを入れてこれと同じように液晶画面から操作しています。 2線式の本線にはポイントデコーダーは入れていませんが、アナログとDCCと切り替えて使うためです。
やはりiPadでの画面ですが、画面が大きいのでこのように分割してポイントや多数の列車を同時に操作できます。
もちろん、メルクリンのコントローラでも操作できますが、画面が小さいのでここまではできません。
ディジタルの良いところはポイントへの特別な配線が要らない事です。 線路からの供給電圧だけでOKです。 ですから、線路を普通に繋ぐだけで、ポイントの配線は全く不要。 固定レイアウトよりも、机の上で毎回組み立て直したり、線路配置を変える時には、特に便利。
車両のヘッドライトが点いています。 これを全部同時に運転できるのです。
さあ、DCしか知らない人は来年はDCCを始めましょう。
そうそう、新潟のHNモジュールのメンバーも最近Z21ディジタルコントローラーと、サウンドDCCの車両を買ったそうです。
wifiが繋がらなくて苦労したようですが、それはルーターの問題でDCCのせいではありません。