シカゴ滞在も終わり帰国しますが、出国はサンフランシスコからにして、サンフランシスコに到着。
サンフランシスコといえばケーブルカー。 ここはダウンタウン側の終点でターンテーブルで向きを変えています。 人力です。 たしか2年間ほどメンテナンスで休業していて、やっと動き出したので客も多い。
さすがにケーブルだけあってすごい坂の街だ。 道路の下をケーブルカーのロープが走っていて、それに車両についた爪を引っ掛ける。 直線はわかるのだけれど、何箇所か直角に曲がるところがあり、ロープはどうなっているのか不思議だ。
やまを超えてこの急勾配を下れば、フィッシャーマンズワーフだ。 客はこうやってぶら下がっているんだけれど、今でもこうやっているんだろうか? と言う私もかなり体を乗り出して写真を撮っている。
いいねー、フィッシャーマンズワーフ。 なにせ明るい。 開放的だ。
左は、こっ鯉のぼり??
訳のわからん絵を描いている人だが、のちに何千万円かの値がつくかもしれない。
私もリラックス。
子供を落としたらあかん、ちょっと心配。
観光ヘリコプターだ。 これに乗ることにした。
サンプランシスコの街がよく見える。 ヘリコプターは街には行かずに海の上を飛ぶ。
いや〜 上から見る景色は最高!!
この海には小さな島アルカトラズ島があって、そこに有名な刑務所がある。 潮流が強くて逃げ出しても溺れ死ぬという、最強の刑務所で名前を忘れたが映画でもやった有名な罪人が収容されていたところだ。
ゴールデンブリッジが見える。 日本語で金門橋と言ってサンフランシスコの代名詞の橋だ。 シカゴのミシガン湖にある飛行場から飛び出すフライトシミュレーターのゲームで遊んだと書いたと思うが、このサンプランシスコの上空を飛ぶバージョンもあった。 それで、この橋の下を飛行機でくぐるのを何度もトライしたことがあるので、初めて見ても懐かしい。
もっとも。この数年後、この橋の上をバスで通ることになったのだけれど。
フィッシャーマンズワーフと言えば、海鮮料理だ。
これを買って立ち食い。 それなりの値段がしたと思った。
そして、昼食にはレストランに入り辞書片手に、メニューを睨む。
窓からこんな景色が見える店で昼食。 貝の類の料理だったと思う。
フィッシャーマンズワーフを十分楽しんだ後、歩いてダウンタウンのホテルに帰ることにした。
こんな急坂の所があった。 歩道は階段。 車はこの坂を降りてくる。 家を見るとこの勾配がわかると思うけれど、よくぞこんなところに街を作ったものだ。
ぶらぶら歩いて、夕食も食べて、ダウンタウンに着いた頃には暗くなっていた。
ここはチャイナタウンだが、ここを過ぎてホテルの近くに来たら、トランペットの音がする。
ビルの間に響くトランペットの音はとても素晴らしい。 多分、大道芸人が吹いているのだろうが、少しビールを飲んだ身にはその音が心地よい。
その時に「ビデオは要りませんか?」と日本語の声がした。 「税関で引っかからないようにテープだけにしてあるので、日本に帰ってからVHSのケースに入れれば見られます。 すぐ横の店に来たらたくさん揃えているよ」
ポルノビデオの客引きで、日本人だ。 そんなもんいらないし、第一、私はVHSじゃなくてβだ。
ホテルに着いて家に電話する。 今までアパートだったので電話をかけられなかった。 ホテルなら電話代はホテル代に加算されるだけなので簡単にかけられる。
当時は海外への通話は交換嬢が出て、英語で相手先の電話番号を言うと繋いでくれる方式だった。
そこで、言いたかった言葉 「 Long distance call to Japan 」とか「Overseas call、 please」なんて本で見た言葉を使うのは今だと、頑張ったのでした。 その頃 日本でLong distance call という歌が流行っていたこともあって、言いたかったのです。 簡単に通じていかにも海外にいると思ってとても気持ちが良かった。
翌朝、サンフランシスコ国際空港から日本に飛び立ったのでした。
1ヶ月のアメリカ滞在が終わりました。
長い連載、見てくださってありがとうございました。
おわり
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