鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その7  4日目 氷河急行に乗る

2022年11月18日 | 海外旅行

この、海外旅行のブログですが、鉄道模型の内容にはほとんど「よいね」がつかないのですが、こちらは結構つけてくれています。

書く前には、昔の話なのでどうかなと思ってのですが、たくさん「よいね」があると嬉しくなって、ますます書く気がします。

この後、何回か鉄道模型紀行に行っているし、その後一人であちこち海外旅行に行っているので、この分だと、死ぬまで海外旅行の記事を書いて行けるかなと思っています。

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さて、今日は1994年のツアーの目玉のRhB氷河急行に乗ります。

スイスの地図です。 チューリッヒからクールまでスイス国鉄SBBに乗り、クールでレーティッシュ鉄道RhBの氷河急行でブリーグまで行きます。 そこで、またSBBに乗り換えてチューリッヒに戻ります。 かなり長い行程です。

これで、スイスがヨーロッパのどの辺りにあるか分かると思いますが、山との関係をチョコレートの箱についていた立体的な地図の上に描いてみました。

 

クールから赤で示した氷河急行路線の両側に山が並んでいます、線路は山の間を通っていますがそれでもかなり高いところを通ります。 途中に氷河が見えるので氷河急行と言いますが、この時点でもトンネルができて氷河は見えなくなっています、 それでも氷河のすぐ横を通るので氷河急行と言います。

さて、チューリッヒを出たSBBの列車はチューリッヒ湖に沿って進みます。

 

湖の横にこんな蒸気機関車がありました。

さらに進むと

 

この辺りは、ハイジーの里です。スイスらしい景色ですね。 目を凝らしてハイジーを見つけようと思いましたが見つかりませんでした。

 

しばらく走ると、加Toさんが 「ベモが走っている!」 と大声を上げました。

 

横を見るとBEMOじゃあなかった、RhBのミニクロコが並走しています。 いや、加Toさんではないですが、まるでBEMOの模型機関車の様です。 カチャコンカチャコン、ロッドの音が聞こえる様です。 皆んな大喜び。

 

クール到着、 ここで氷河急行に乗り換えます。右にRhBの客車が見えています。

 

時間があるので、クールの駅前に出ました。 ここには路面電車の様にRhBの線路がありました。 どうも山にゆく線の様です。

 

この線を走る電車です。 山岳線なので、屋根に抵抗がたくさん並んでいます。

 

これに似た電車はこのツアーより随分以前にプラ板から自作したことがあります。 Nです。

 

SBBの電気機関車に似た電気機関車がありました。 実に美しい形です。カトーからNゲージで出ていますね。

この機関車のLGBの模型を買った人がいます。 フランクフルトの模型店でです。 LGBなので大きい。 猫よりも大きいほどで、その人はLGBの箱を抱えて歩いていました。 このツアーで買うことを決めていて、高価なのでこれ一点しか買わないそうですが、はたしてどうだったのだろうか?

RhBの機関車には一台ずつ名前がついています

この機関車はZernezというのだろうか、マークも機関車ごとに違います。

 

電車にもきれいなマークが付いていて、これも車両ごとに違う様です。

この駅で車両の写真をたくさん撮りました。 ディジカメが無い時代なのでフィルムカメラです。 ですからあまりたくさんは撮れませんが綺麗な車両ばかりなのでたくさん撮った。 ここには載せきれませんが、、

 

これは、EH10のように2両がつながった機関車ですが、横には振れずに勾配対応の縦方向に振れる様です。

こういう車両もBEMOから出ていて、BEMOが欲しいのですが、キリがないので我慢しています。

 

さていよいよ出発です。 このパノラマ車両に乗ります。 一等です。

氷河急行の旅が始まります。

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カトー ナローゲージ ディーゼル機関車の製作 その5 最終回

2022年11月17日 | 模型車両

カトー ナローゲージ ディーゼル機関車ですが、

かなり汚し過ぎてしまったのですが、 排気マフラーあたりに煤をつけようと思って

 

エコーの煤をつけたら、こんなに汚くなってしまいました。 拭いても取れない。

 

屋根もかなり黒くなってしまって、仕方がないのですが、これが完成形です。

 

バイエルンプラス鉄道の、軽便仮路線に乗せて撮影。 

 

少し黒すぎるけれど、まあ良いかな?

 

こちら側はさらに黒い。 あーあ、ウエザリングは難しい。

これで、カトーのビリーの製作記事は終わりです。

 

この後、エルマートレインのHPを見ていたら

この、似たような機関車が完成品でありました。 カトーのビリーがキットで8800円だったのですが、これは完成品で7700円ほどです。 とても良くできているし、この方が良かったかな?

でも、作る楽しみを味わえたのはビリーのおかげでした。

以上、です。

おわり

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1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その6  3日目 チューリッヒに向かう

2022年11月16日 | 海外旅行

午前中にフランクフルトの模型店を見て、なんとか皆と合流して、フランクフルトからチューリッヒ行きのICEに乗ります。

 

フランクフルトからスイスのチューリッヒまでの路線図です。 昨年1993年のツアーではグレイの線、ビュルツブルグ、ニュルンベルグ、ミュンヘンのルートを通って行きました。

今回は黒のルート、大きな町としてはハイデルベルグなどがありますが、通った記憶がありません。

 

フランクフルト駅です。昼の12時過ぎです。

 

ICEです、 一等車です。 モデルバーンの木村社長や東京店の店長さんたちが見えます。

上を向いて寝転んでいるのは、プロカメラマン、鉄道模型年鑑などの写真を撮っている i口さん。

 

この辺りも皆ツアーの仲間。 堀KさんやY部さん、N原さん、あれ? フランクフルトの模型店前と同じメンバーだ。

後ろのネクタイ姿は門K先生、大学の先生だ。

それにしても、若い人たちの席は昔からの仲間のように話が弾んで笑いこけている。 

一方私は

 

この一人席。 横に隙間があるので、そこにみんなのスーツケースを積まれて、出るに出られなくなってしまった。

好き好んでこの席になったんじゃないよ、乗った時のドサクサでここしか空いていなかったんだ。

 

検察に来た車掌さん、私の荷物に囲まれた姿を見て、笑いこけていた。

 

ICEの食堂車です。

この連中が居座っていました。 美味しそうなものを食べているようです。

私も食堂車で食べたのですが、その後で

 

ビュッフェの方で、コーヒー。 DBのマークがついたカップだ。 

日本の新幹線とは違うよね、特に豪華列車でもない、普通の特急列車なんだけれど、椅子に座っているだけではなくて、人間らしい旅ができる。 

 

こういう駅を通過、この気動車、私も模型を持っているんだけれど、一両だけで走らせていたんだけれど単行だけではなくて何台も繋いで走っているようだ。 昔の車両かと思ったら現役なんだ。

車窓を見ていると、早稲田OBのe藤さんが、このすぐ向こうはフランスですよ、 国境のそばを通っているんですと教えてくれた。 目を凝らしたが国境らしきものは分からなかったけれど。

 

こういう街を通って、景色が茶色だ。 これは2月だから仕方がない。 このツアーは今後も何度か行ったけれど、メッセの関係でいつも2月で、景色は茶色。 そこで、一度緑の季節に来たいね〜 なんか話していたのですが、その数年後には緑の季節に来ることになりました。 一人で。

やがて、列車はバーデンバーデンに着いた。 ツアコンの佐藤さんがここには温泉があって、木曜日には混浴なんです。 そして、ツアー客を連れてくると、木曜日には男の客が温泉からなかなか出てこなくて苦労するんですよ、と話していました。

そこで、私も、もし来ることがあれば木曜日にと頭に叩き込んだのでした。

シュヴァルツワルド黒い森地方を抜けて、スイスに入って、昨年も見たこの場所を通った、あの時にも車がライトをつけていたのが記憶に残っている。 ドイツやスイスでは昼間でも自車の存在がわかるようにライトをつけている、このように少し薄暗ければ100%点けているのが、記憶に残ったのでした。

 

チューリッヒ到着。 タルゴが止まっていたので記念写真。 よく見たら、連結間にある一輪の車輪が写っている。タルゴはこういう構造なのです。 国が変わると色々珍しいものがあります。

 

チューリッヒのホテルは、昨年は駅のそばの安宿でしたが、今年はリトマ川を渡った少し山手の立派なホテルでした。

ここで3泊の予定です。 部屋割りが終わり、もちろんSKさんと同室ですが、荷物を置いて早速模型店巡りです。

私は模型店では何も買わなかったけれど、近くの文房具屋に入ると色々工作する小物が置いてあって、その中に木製の水車小屋のキットがありました。 小学生向きよりももう少しレベルが高かったかな。 それを購入。

後日、組み立て第二次ウェルテン王国鉄道のレイアウトに置いたのでした。

スイスで買った水車小屋、 水車は向こう側にあるので見えない。 このキットの組み立て説明書ですが、驚くことに、ドイツ語や英語の他に、日本語があったのです。 チューリッヒの文房具屋で売っていて、日本人が買うとは思えはないような水車小屋のキットに日本語の説明書があるとはびっくりでした。

 

3日目 おわり

次はいよいよ、このツアーの目玉のRhBに乗ります。

 

つづく

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カトー ナローゲージ ディーゼル機関車の製作 その4

2022年11月15日 | 模型車両

カトーのナロー機関車、何処まで書いたか忘れてしまいそうなぐらい間が開きました。

色を塗り終わってマフラーやヘッドライトもつけてボディー完成。

 

ウエザリングしました、が、やりすぎ。

パステル系でなくて、ウエザリング用の塗料を使ったので、いかにも塗ったという感じだし、、、

 

ほんとうに、汚しすぎなんですが、よく働いている機関車ということで、ご勘弁を。

 

トロッコを引くと良い感じでしょう。 ちなみに、Nゲージの南フランス線での撮影です。

 

走りもスムーズだし、気に入った。

そして、この後さらに話は続きます。

 

つづく

 

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1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その5  3日目 フランクフルトで迷う

2022年11月14日 | 海外旅行

ドイツも3日目。 ビュルツブルグから帰って来て、無事フランクフルトのホテルに泊まりました。

ホテルは昨年と同じインターシティーホテルで、DBのインターシティーと同じ様な感じのスカッとした内装の小さなホテルです。

駅のすぐ横にあって、旅行には便利。 このすぐ裏に市電が通っていて、朝、起きると軌道掃除車が走っていました。

 

ビュルツブルグに行って心配をかけた同室のSKさんと朝食。

今日はこれから、フランクフルトの模型店に行き、午後からはスイス、チューリッヒに移動なので皆に付いていなければならない。

 

市電乗り場、後ろはDBのフランクフルト中央駅(Hbf)

隣はS宮さん、この人は鉄道模型趣味誌に木造機関庫の製作を載せた人で、その素晴らしい作品は私の記憶に残っていてこのツアーのおかげで知り合いになれたんだと感激。

左の方は早稲田鉄道研究会のOBの重鎮のe藤さん、まあドイツの鉄道にも詳しい。

 

1994年のこの時点で、すでにLRTが走っていた。 日本は遅れること何十年というか、今でも外国から購入している様だが、LRTの時代が来ることを予告している写真だ。

市電に乗ってすぐに左にカーブしてしばらく走ると

 

旧市庁舎がある昔風のところに出た。 ここで降りる。

すぐそばに鉄道模型店があって

後ろの棚に模型の箱がたくさん積まれている。 ドイツでは基本的に完成品を買う、作るのはコアなマニアだけで、完成品を買ってレイアウトを作って家で走らせるのが普通のスタイルだ。 だから、カタログを見て型番を言って買うのが主流だ。

店員がたくさんいて愛想が良い。 だって、一挙にたくさん日本人が来てたくさん買ってくれたので、機嫌が良い。 通販もできるとチラシもくれた。

 

店の前、大きな紙袋には模型がつまっている。 ありゃ、モデルバーン横浜のN原さんも紙袋を持って、日本の自分の店に置いてない製品を見つけたのでしょう。 堀Kさんも、Y部さんも何か買っている。

私は何を買ったのか忘れたのですが、買わなかったかもしれない。

さて、帰りは歩いてフランクフルト中央駅に向かいます。 さほど遠くはない。

この向かいの道が歩行者専用道路で、両側に花屋やいろいろな店が並んでいます。 そこをぞろぞろ歩いてゆくと、周りの店が珍しくて気になる。 覗いたりしていたら、皆の姿が見えなくなった。 後を追いかけたのだけれど、見つからない。

ハグれてしまったのだ。

頑張って歩いているうちに

こんな建物がある場所に出た。 図書館だろうか、など考えている暇はない。 本当に迷子になったのだ。

此処は何処?? どうやったらHbfに行けるの? 焦る。

人に聞くが、ドイツ語はわからない。 英語もあやふやだし。

路地を曲がったりして、必死になってHbfを探す。午後の列車でチューリッヒにゆくので、絶対に乗り遅れることはできない。 

その時、「あなたもこの模型店にゆくのですか?」 と日本語の声がした。 同じツアーの仲間だ。

すると、目の前の店の地下に鉄道模型店があってみんなそこに入っているとのこと。

店に入ると沢山のメンバーがいて、ホッとしたのでした。

教訓: このツアーでは模型店に入ると仲間に会える。  これはこの後もつづきました。

 

それで、今時、Googleアースでフランクフルトの地図を見られるのでどんな風にまちがったのか検証してみました。

フランクフルトです。 左にフランクフルト中央駅 Hbf があって、市電に乗って赤線のように行って、赤丸の模型店に行ったのでした。 この横には旧市長舎Römerがあるので、地図で探しやすい。

模型店から出て、その前の道を上の方向に向かって歩き出してすぐに迷子になった。 市電が曲がったのを覚えているので、基本的に左に曲がれば駅の方に行けるとは思っていた。 でも、フランクフルトの街って、これで見てもわかるように、道路は碁盤状ではない、曲がりくねっている。 そして、上の写真で見た図書館らしき建物は何処かと模型店からそう遠くない所を探しても見つからない。 

そして見つけたのが

これだ、私の撮った写真と同じだ。この場所に違いない。 旧オペラ座と書いてある。 

 

模型店を出た時には青い矢印の線。 でも、これはこの地図の上の方の赤丸、模型店からとても遠くにある。 ここまで歩いたんだ。 そして駅とは反対方向と思えるほど離れて行っている。

そして、なんとか駅の方向に向かって歩いて、仲間と合流できたのが模型店2と書いてあるところ。 どの道を歩いたのかはGoogleストリートで見てもわからない、思い出せないが、よくぞ駅の方に戻って来たのものだ。

いや〜 模型店から旧オペラ座の方向は道が曲がりくねっているし、ビルばかりで見通しはきかないし、大苦労しました。

無事ホテルに戻って、荷物を持ってチューリッヒ行きに乗り込みます。

 

そうそう、初めに寄った鉄道模型店、今Googleで見ると、建物は同じだが土産物屋? か何かに変わっている。 鉄道模型店はドイツでもどんどん減っているとのこと。 ゲーム機にシャアを奪われたのだ。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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