鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

1994年 第2回 ヨーロッパ鉄道模型紀行  その6  3日目 チューリッヒに向かう

2022年11月16日 | 海外旅行

午前中にフランクフルトの模型店を見て、なんとか皆と合流して、フランクフルトからチューリッヒ行きのICEに乗ります。

 

フランクフルトからスイスのチューリッヒまでの路線図です。 昨年1993年のツアーではグレイの線、ビュルツブルグ、ニュルンベルグ、ミュンヘンのルートを通って行きました。

今回は黒のルート、大きな町としてはハイデルベルグなどがありますが、通った記憶がありません。

 

フランクフルト駅です。昼の12時過ぎです。

 

ICEです、 一等車です。 モデルバーンの木村社長や東京店の店長さんたちが見えます。

上を向いて寝転んでいるのは、プロカメラマン、鉄道模型年鑑などの写真を撮っている i口さん。

 

この辺りも皆ツアーの仲間。 堀KさんやY部さん、N原さん、あれ? フランクフルトの模型店前と同じメンバーだ。

後ろのネクタイ姿は門K先生、大学の先生だ。

それにしても、若い人たちの席は昔からの仲間のように話が弾んで笑いこけている。 

一方私は

 

この一人席。 横に隙間があるので、そこにみんなのスーツケースを積まれて、出るに出られなくなってしまった。

好き好んでこの席になったんじゃないよ、乗った時のドサクサでここしか空いていなかったんだ。

 

検察に来た車掌さん、私の荷物に囲まれた姿を見て、笑いこけていた。

 

ICEの食堂車です。

この連中が居座っていました。 美味しそうなものを食べているようです。

私も食堂車で食べたのですが、その後で

 

ビュッフェの方で、コーヒー。 DBのマークがついたカップだ。 

日本の新幹線とは違うよね、特に豪華列車でもない、普通の特急列車なんだけれど、椅子に座っているだけではなくて、人間らしい旅ができる。 

 

こういう駅を通過、この気動車、私も模型を持っているんだけれど、一両だけで走らせていたんだけれど単行だけではなくて何台も繋いで走っているようだ。 昔の車両かと思ったら現役なんだ。

車窓を見ていると、早稲田OBのe藤さんが、このすぐ向こうはフランスですよ、 国境のそばを通っているんですと教えてくれた。 目を凝らしたが国境らしきものは分からなかったけれど。

 

こういう街を通って、景色が茶色だ。 これは2月だから仕方がない。 このツアーは今後も何度か行ったけれど、メッセの関係でいつも2月で、景色は茶色。 そこで、一度緑の季節に来たいね〜 なんか話していたのですが、その数年後には緑の季節に来ることになりました。 一人で。

やがて、列車はバーデンバーデンに着いた。 ツアコンの佐藤さんがここには温泉があって、木曜日には混浴なんです。 そして、ツアー客を連れてくると、木曜日には男の客が温泉からなかなか出てこなくて苦労するんですよ、と話していました。

そこで、私も、もし来ることがあれば木曜日にと頭に叩き込んだのでした。

シュヴァルツワルド黒い森地方を抜けて、スイスに入って、昨年も見たこの場所を通った、あの時にも車がライトをつけていたのが記憶に残っている。 ドイツやスイスでは昼間でも自車の存在がわかるようにライトをつけている、このように少し薄暗ければ100%点けているのが、記憶に残ったのでした。

 

チューリッヒ到着。 タルゴが止まっていたので記念写真。 よく見たら、連結間にある一輪の車輪が写っている。タルゴはこういう構造なのです。 国が変わると色々珍しいものがあります。

 

チューリッヒのホテルは、昨年は駅のそばの安宿でしたが、今年はリトマ川を渡った少し山手の立派なホテルでした。

ここで3泊の予定です。 部屋割りが終わり、もちろんSKさんと同室ですが、荷物を置いて早速模型店巡りです。

私は模型店では何も買わなかったけれど、近くの文房具屋に入ると色々工作する小物が置いてあって、その中に木製の水車小屋のキットがありました。 小学生向きよりももう少しレベルが高かったかな。 それを購入。

後日、組み立て第二次ウェルテン王国鉄道のレイアウトに置いたのでした。

スイスで買った水車小屋、 水車は向こう側にあるので見えない。 このキットの組み立て説明書ですが、驚くことに、ドイツ語や英語の他に、日本語があったのです。 チューリッヒの文房具屋で売っていて、日本人が買うとは思えはないような水車小屋のキットに日本語の説明書があるとはびっくりでした。

 

3日目 おわり

次はいよいよ、このツアーの目玉のRhBに乗ります。

 

つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする