鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

石山寺

2024年02月23日 | 旅行、散歩

先日、宇治の源氏物語ミュージアムに行きました。

その時に

こんなバスの宣伝を見つけました。

見ると、我が家の近くからも、この石山寺行き直行バスが出ている。 期日はもうすぐ終わりだ。

これは、京の冬の旅の類の特別なバスで、冬の間だけの運行です。

我が家から石山寺に行くのは、たくさん電車を乗り継がなければならないので、家から石山直行とは私のためのバスだと思ったわけです。 ホームページを見ると指定席ではないが、予約優先なので、混む時には予約がないと乗れないかもしれないとのことで、前日に予約を取って出かけました。

 

このバスです。 大きな観光バスです。

予約したんですけれどと言って乗り込んだのですが、なんと、客は私を入れて2人。 がらがら、好きなところに座ってください。 そりゃあそうだろう。 予約したのが恥ずかしいぐらい。

バスはすぐに高速道路入る。 バスガイドさんが、石山寺や紫式部について説明を始める。 観光バスは久しぶりなので楽しい。

1時間足らずでしたが、源氏物語に詳しくなったよ。 嘘!

 

石山寺到着、降りたのは私一人で、もう一人の客はJR石山駅に行くそうだ。 なるほどここからJRで東に行く手がありショートカットをしたんだろう。

 

西国三十三箇所に含まれる寺なので来たことがあるけれど、それ以外にも何度か来ている。

 

境内は広い山だ。 今回の目的はNHKの大河館。 昨年は家康だったので、岡崎や駿府城に行ったが、今年は紫式部ゆかりの場所と、けっこうNHKに乗せられているけれど、良いんだ。 どこに行こうか考えるのに大河に合わせるのが楽だからだ。

 

大河館と石山寺とどちらかでも良いけれど、それぞれお金がいるんです。 来たついでに両方入ることに。

 

大河館の中。 撮影して良い場所とあかん場所がある。 これはドラマで吉高さんが着た衣装だとか。

そう言えば、十二単よりも、道長役の柄本佑さんが着ていた警護に回る時の朱色の衣装に弓を持っている格好が素晴らしいと思ったんだけれど。 お雛様にありますね。 平安時代の貴族は武士の仕事もやっていたんだ。

 

さて、石山寺。 本当に石の山の上に寺が立っているんだ。 すごい巨石がたくさんあります。

 

本堂の横に、紫式部が源氏物語を書いたという小部屋があります。 以前はここに、紫式部が筆を持って物語を書いている人形があったんだけれど、今はどこかに出張中かな?

 

結構すごい岩でしょう。

 

紫式部がこの寺から、琵琶湖に映る月を見て源氏物語を考えたということですが、ここは瀬田川、琵琶湖はいちばん向こうの橋の後ろです。 でも、当時は建物もないし木もこんなに茂っていなかったので、きれいに琵琶湖が見えたのでしょう。

 

山なので、フーフー言いながら歩いて紫式部の像の前にきました。 これを写しておかないとブログが書けないので。

この寺は梅の名所でもあり、すでに幾らか咲いていましたが、梅林は遠くから見ただけです。

 

寺の出口の前に池がありました。

あの小屋は閼伽井屋と言います。 水のことを閼伽(あか)と言うようですが、たしかラテン語のaquaが水なので、いつも似ているなと思うのです。

この池を写したのは、レイアウトの参考のためです。 こういうちょとした情景を写しておくと役立つことがある。

それにしてもきれいな水面で鏡のようでしょう?

 

ついでに、こういうものも写しておいて、石山寺を出ます。

 

京阪電車、石山駅です。 寺から歩いて1kmほどある。 遠い。

 

ここからこれに乗って行くところがあります。

つづく

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素晴らしい画像

2024年02月22日 | いろいろなレイアウト

素晴らしい画像が添付されたメールが飛び込んできました。

 

草原、ではなくて、公園の草です。

レイアウトを作っている人はこの草むらの完成度の高さに驚くはずです。

今触っている辺り、草が一株ずつきっちり出来ていることが分かるでしょう? 

これは、公園のジオラマで線路こそありませんが、まさに実感的な情景を作っているところです。

この手は、このブログのカレンダーに載せている木津先生です。 この方は鉄道模型のジオラマも作られているので、伊達にカレンダーを載せているのではありません。 鉄道模型をしておられる人が絵を描いている、いや、逆でした、画家の方が鉄道模型もされていて、そのジオラマの完成度は素晴らしいということで、カレンダーの絵も載せています。

 

これは静岡県の公園のジオラマで、スケールは1/100で、HOのレイアウトに近い縮尺です。ちなみに私はHOのレイアウトの建物や情景は1/90〜1/100で作っています)

全体の大きさは、1800×1800mm すなわちベニヤ2枚分で4分割で作られています。 

大きな池を真ん中にしたジオラマのようです。

ここで、本人からのメールを紹介すると

 

「1800×1800㎜の総面積を4分割して900×900㎜の上に縮小した公園を作りました。鉄道模型のレイアウトとは目的が異なる為、線路敷設や電気配線、ポイントの為の分岐設備を地面下に設置する、というような作業はありませんでしたが、それらとは別の工夫が求められ、地道な苦しい作業も終わってしまえば楽しい作業でした。

★総面積の中央大部分を池が占める為、流し込みに使ったエポキシも8Lに及び、まずその材料の総量が大きなものになりました。自分も一度にこれだけの量を使ったことが無く、作業のワークフロー構築が大変でした。

水面表現や地層の基礎構築は90年代に比べて新しい材料が市場に出ているので、実験を繰り返しながらの楽しい作業となった気がします。

7割がたが水面で、森林ではない設計の公園といえど樹木の数も主なものだけで100本近くになり、自分では一番リアルに制作できる自信のある、針金の幹に静電気で細い枝を付け、その上に各種の葉を付けていく、というオーソドックスな技法で作ったので、指の皮はだいぶ剥けました。樹木の葉は秋に大量採取した落ち葉をミキサーで粉砕、着色、篩による濾し、乾燥、と素材制作にかなりの時間を要しました。

地面の砂も同様に、採取した土を水簸、篩かけ、着色、乾燥、粒子ごとに仕分け、と実際の散布までに多くの時間を要しました。」

 

水面の素晴らしさ、草、樹木など実景をよく観察して、どうやって作るかなど、楽しくもあり、苦しくもありというところでしょう。

 

水面です。

本人の談 「水面の、しかも海では無く川でもない、池の表面表現は観察以外の何物でもないな、とその難しさを体感しました。」

小さな池ではないので、大きな面積をこのレベルで作る、いや〜 素晴らしい。

 

花、土手の草。 世の中に雑草と呼ばれる植物はない、と牧野富太郎先生が言っていましたが、場所によって草の違いを変えている。

植物学者みたい。

 

木も、種類によって表情を変えている。 こんな木を100本ほど作った!!

地面にも注目!

 

最後に、もっともっと驚く写真を

松だ!  葉も幹も、一見して松とわかる。

 

アップでこれだ、このレベルだ。 どうやって作ったのだろう???

 

情景作りは機関車を作るのとは違います。 設計図がないし、工作の手順書などほとんどない。 観察といかにして作るかのアイデアと、実際に作るテクニックが必要です。

頑張ればこんな実感的な景色ができるんだ!!   いやいや、私には無理だ〜〜

 

このジオラマは現在、静岡県袋井市の市庁舎に展示されているそうです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2001年 ウイーンECRの旅 その14 シェーンブルン宮殿の

2024年02月21日 | 海外旅行

マリアツェラー鉄道を見てウイーンに戻ってきました。

行先はシェーンブルン宮殿。 有名どころです。

 

ここを入って

 

シェーンブルン宮殿の前で写真を撮ってもらって、 誰に?

実は、ここでKK君とばったり会ったのでした。 私が朝早く、そおっと部屋を出たんだけれど、隣の部屋のKK君は気がついていたようで、どこかに出かけたなと思っていたらしい。 そして、彼もシェーンブルン宮殿を見にきたので、ここでばったり会ったのでした。 写真を撮ってもらって彼は学会場に向かいました。 そう、学会のためにウイーン来ているのですから。 わたしもここを見学したら、学会場に行きます。

 

建物の裏です。 私はここで見たいところがあるので、建物の中には入りません。

この宮殿は、ハプスブルグ家の宮殿で、かのエリザベートがここに住んでいて、毎日ダイエット体操をしていて、身長が170cmほどあったのに、ウエスト50cmほどという体型を保っていた事で有名です。

現在は、この建物の維持費を稼ぐために、一部は賃貸アパートになっているそうです。 ここを借りて住んでいる人とはどんな人だろう。

 

振り向くと、大きな庭園になっています。 すごく広い。

しかし私の目的はここでは無くて

 

横に入って、こういうところを通って、

 

目的はこの建物です。 シェーンブルン植物園です。

これが植物園なのですが、実はこれと似た写真が、大阪・天王寺駅のホームに貼ってあった。 畳5枚ぐらいはありそうな大きな写真がプラットホームの向かい側にあって、電車を待つ間いつも見ていたのでした。

この建物は何? 何処? といつも考えていたのですが、ウイーンのシェーンブルン宮殿の横にあることがわかって、ぜひ実物を見たかったのです。

地面にS字状に土が見えています。春になったら花が綺麗に咲くんだろうな。 ミラベルのように。

 

ね、良い建物でしょう?

 

ジョギングをしている人もいます。

この建物を見ただけで満足。 中には入らずに、私は学会場へと向かったのでした。

 

つづく

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑談  大阪万博 

2024年02月20日 | 雑談

京阪電車で

こんな色の車両が走っています。

 

2025年の 大阪万博のプロモーションです。  よく見たら来年の4月です。

これは3000系ですが、他の車両8000系にもこの色があるし、大阪の地下鉄や他の鉄道でもあったような気がします。

 

大阪市庁舎です。 玄関に寝そべっているのは 公式キャラクターの「ミャクミャク」君です。

この顔があちこちにあります。

 

この顔、芸人じゃ無いよミャクミャクのことだよ、この赤い部分は細胞で青い部分は水とのこと。

でもね、この赤い顔のデザインの評判が悪いんだ。 気持ち悪い! という人が続出。

私もそう思う、なんでこんなに気持ちの悪いマスコットキャラクターにしたんだろう。 銀シャリさんごめんね、たまたまこの写真を使ってしまって、、

大阪万博を中止しろとの声が大きいですが、私は開催賛成です。 こういう大きなイベントはいつでもやれるわけでは無い。 

みんなで盛り上げて開催したいという気持ちです。 そして、なんでも反対する人や団体は大嫌いなんです。

 

 

1970年の大阪万博です。

 

まだ若かった。2〜3回行きました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新レイアウトの製作 その75  三角池 その3

2024年02月19日 | レイアウト

ナローレイアウトの製作です。 三角池の横に畑を作ります。

 

段ボールで畝を作ります。 片側を剥がして、端を潰しましたが、まだ隙間がある。

 

池の横に接着して。

 

茶色に塗った後、トミックスの土のパウダーを巻きました。 何十年も前から行っている私の常道です。

 

柵をつけました。 以前のレイアウトからの移植ですが、多少作り足しています。

ここまでは簡単ですが、作物を作るのに手間がかかります。

 

出来るだけ手を抜くためにNOCHの柵のある畑を買いました。

柵はレーザーカットでできています。

 

このレーザーカットを切り抜くのが大変。 ところどころにあるランナーとの接続部を切らなければならない。

1mmほどの細い柵なので、柵を切らないように色々なカッターを使って、切り出します。

 

切り出しました。 こんなに切り出すのに手間がかかるのであれば、細い木で作った方が楽だったかもしれません。

それに折らないように気を使わなければならないし。そして、もう一箇所気になるのはレーザーカットで綺麗にできすぎていて、棒の角がカチッとしすぎている。 文句が多いけれど、これをいかに使いこなすか?

 

植物もついています。紙に印刷してあって、これもレーザーカットで作られています。 しかし色が薄いので、緑を塗ります。 柵にも色を塗ります。

 

以前に同じようなレーザーカットの植物を作った時に色を塗ったんだけれど、表面は色が印刷されているけれど、レーザーカットされた断面には色がついていなくて紙の白が目立つ。 そこで、断面に色を塗る為に、こうやって曲げて色を塗りました。

 

右がレーザーカットを切り出したところ。 この葉っぱを折り曲げて、全体も左のように曲げて作物らしくします。

紙がしっかりしているので折り曲げても戻ってくるんです。 それなりに手がかかるんです。

つづく

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする