鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

教会の修理

2024年05月26日 | レイアウト

バイエルンプラス鉄道で使っている、オーベンドルフ教会です。

クリスマスの時の写真です。 

でも、他の景色にする時にはレイアウトから外して棚の上に置いていました。

ところが、他のものを取ろうとして手を引っ掛けて、約2mほどもある棚から落としてしまいました。

 

あーあ、壊れてしまった。

修理しなければならないのですが、他のこともあり後回しになっていましたが、昨日ついに修理することにしました。

この教会は自作したものでキットではありません。屋根は石膏で作った重いものですが、幸い建物は壊れていません。

 

樋が取れています。 パーツは拾ったつもりでいたのですが、樋がない。 そこで懐中電灯と小さな箒を片手に、落とした部屋を探しました。 こういう時って、案外近くにはないのです。 近くに落ちたものは拾ってあるので、少し遠くを探します。

そして、見つけました。

 

樋をつけて、OK。 こういうパーツがないと作り直すのは大変です。色合わせも大変です。 見つけてよかった。

 

屋根の上の星も歪んでいるけれど簡単に修理でしました。

 

問題は玄関の庇です。 作った時の画像を見て構造を確認して再組み立て。

 

柱などのパーツもちゃんとあったので、元通りに復元できました。 後は木を植えるのみ。

 

 

元の位置に木を植えて修理完了。

 

 

レイアウトに置いて、照明の確認。 ちゃんと灯りが点きました。 これで、今年のクリスマスも安心です。

教会の修理 おわり

 

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ポイントの修理

2024年05月25日 | レイアウト

今日は鉄道模型のこと。

先日、軽便鉄道のレイアウトが完成したのですが

今機関車が乗っているポイントがポイントスイッチを切り替えても動きません。

 

これぐらいの工作をしていた時点では動いていたのです。 もちろんここまでくるまでにポイントの配線は終えています。

それがいつからか動かなくなった。

でも、手ではポイントを切り替えられるので、後から直そうと思っていました。 せいぜい接触不良程度だと思っていました。

 

ポイントをこついても、配線周りを見た程度では動かない。

そこで、本格的に修理。 

ポイントスイッチ付近を調べてたけれど、配線に以上は無し。 ポイントを外さなければならなくなってしまいました。

ヤードの入り口で、ここはもうレイアウト外だと思ってバラスで固定しなくてよかった。

 

ポイントの配線も引き抜きましたが、そこに凧糸を通してあります。 これが修理のコツです。

 

ポイントの裏を開けて調べると、正常です。 ここに直接通電すると動く、 ではコードか? コードの両端の通電を測るとまったく通電していない。 それも赤黒2本共だ。 コードの中で導線が切れているにせよ、同時に2本共なんてあり得ない!!

 

よく見たらびっくり、コードが切れかかっているではないですか。 これでは導通がないはずだ。

でも、何で? コードが切れる様な力がかかったのだろう。 引っ張ってもこんな風には絶対にならないし、ノコギリの様なもので切ったとしか思えない。

築堤工事の後、そんな工具ポイントの下に突っ込んだ覚えは無いし。

原因はともかく、コードを交換すれば終わりなので、新品のコードに交換しました。 ストックがあってよかった。

 

コードをレイアウト基盤の下に通す時に、初めに通しておいた凧糸にコードを結んで引っ張れば、簡単にコードを通すことができます。

 

凧糸を引っ張ると、コードがスルスルと入って行く、 気持ちが良いです。

 

かくして、修理完了です。 やれやれ。

これがバラスがあるところで線路の下の構造も複雑なところだったら、大仕事になっていたでしょうけれど、サラッとしたところでよかった。  

レイアウトは機械です。 メカニズムがあって働く機械なんです。 列車を走らせない飾りのジオラマと違って、メンテナンスができる様にしておかないといけない。 だから、雑誌で凄いジオラマを見ても、走らせないのならいくらでも精密にできるよなと思ってしまうのです。

ポイントの修理 おわり

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なんでも鑑定団で高値がついた後

2024年05月24日 | 音楽 ギター

昨年の日記で、開運なんでも鑑定団で、クラシックギターに高値がついたことを載せました。

昨年の鑑定団に出たギターです。

 

この鑑定額がなんと 1000万円。 びっくりです。

 

今回の鑑定団では、このように高額がついた物が、その後どうなったのかということでした。

まずは、400万円の価格がついた、ワイン。

これがどうなったかと言うと、2家族4人で、立派なレストランでフランス料理を食べながら飲み干したとのこと。 ワインの使い方?としてはしごく当たり前の方法ですが、売ったりぜずに飲み干した。 立派です。

さて、このギターは、もともと売りたいと言うことでしたので、買い手を探していた様です。

1000万円のギターとなれば簡単には買い手はつかないだろうし、売る時にはそれよりかなり低い価格になると思われたのですが、なんと提示金額で買うと言う人が現れました。

小さな音楽ホールを借りての引き渡しでしたが、ホールに座っているのは買い手です。 遠くから写した映像では、クラシックギタリストの福田慎一さんに見えたのでした。 福田さんは日本でもトップクラスのクラシックギターの第一人者で、実は昔このギターを借りてCDに録音したことがあるそうで、そのこともあってこのギターの価値にプレミアがついて1000万円にもなっていたのです。

このギターの説明をすると、サントス・エルナンデスと言う人の作品です。 この人は有名なスペインのラミレス工房で働いていたので、作品はラミレスブランドで売られていましたが、その後独立してサントス・エルナンデスとしてギターを製作していました。 ラミレスはギターの世界ではバッグのルイビトンの様にトップブランドでしたが、音の良いものはエルナンデスが作った物だろうと言われるほど、すごい人です。 1941年作だそうです、私が生まれる前だ。

ですから、クラシックギタリストにとって、サントス・エルナンデスは歴史上の逸品になるわけです。

 

さて、このギターを買った人は、福田慎一さんではありませんでした。 80歳代の建築関係のお仕事をされていた方。

そして、この方がギターを弾かれるのかと思いきや、全くギターは弾けませんとの事。

ではどうすのかと言うと、好きなギタリストに使ってもらいたい、ということでそのギタリストが登場。

ルナ憲一さんとおっしゃる方で、私は知りませんでしたが、アントニオ古賀さんと一緒に舞台に出られていた方です。

と言うことはクラシックギタリストではなくて、演歌系の演奏ですが、それだけではなくて、ラテン系やクラシックの曲も弾かれている様です。 一人で独奏も色々されているマルチな方。

この方に、このギターを渡して、音楽ホールですから、テレビ的にも何人かの客を入れて、演奏してもらいました。

曲は「アルハンブラの想い出」 トレモロの曲です。

ということで、サントス・エルナンデスの音色を聞くことができたのですが、会場の客は素晴らしい綺麗な音で感激したと言っていました。

でも、私的には、やはりエンターテインメント的な音の出し方だったので、少しがっかり。 申し訳ないですが、クラシックギターが本職の人に弾いてほしかった。  何と言っても、歴史的なクラシックギターの楽器ですから。

最後にルナ憲一さんが、このギターの所有者になられた建築家の方に、ギターをいただけるんですか? と言うと、差し上げません、とはっきり断られていました。 

でも、ルナさんのために1000万円出してこのギターを買われたのですから、ずっとルナさんはこのギターを使わせてもらえるんだと思います。 良いな〜

 

 

このギターは50年以上前に買ったもの、やまの・てるじ氏の1968年作の楽器です。 当時かなり無理をして買ったのですがサントス・エルナンデスはこのギターが数十本も買える価格です。 

この写真を人に見せたら、笑顔!!と言われてしまいました。 

先日のマリンバの先生、顔出しOKとのことで顔出ししました。 私の渋い顔と違って心が洗われますよ。

 

 

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2002年 ドイツの旅 14   ドレスデンナロー  レスニッツグルント鉄道 その1

2024年05月23日 | 海外旅行

ヴァイセリッツタール鉄道を写してドレスデン中央駅に戻ってきました。

 

ドレスデン中央駅から上に向かってラウデボイルオスト駅に行くと、もう一つの軽便鉄道レスニッツグルント鉄道があります。

 

こういう列車に乗って、ドレスデン中央駅から15分ぐらいだろうか、ラウデボイルオスト駅に着くと

 

ナローの機関車と客車が見えます。 火が入っていないので、飾ってあるようです。

 

ホームの地下を通って駅の表に出て、軽便のヤードにゆきます。

 

マレーの機関車がありました。  ヴァイセの機関車と違ってボイラーが細く、スマートだ。

 

後ろから撮影。 ん? 機関車から紐が出ていて、客車につながっている。

 

これは郵便車の様だ、ずいぶんヒストリックな形だ。 機関車からの紐はここまでつながっていて、きっと運転士と車掌の合図に使うんだろう。

 

これも可愛らしい。 きれいに整備してあって、イベントに使うのだろう。

 

貨車だってこんなに綺麗だ。 まるでトリックスの古典貨車のようだ。 実際に今でもあるんです。

 

今度は緑のマレーが走ってきた。

このヤードに勝手に入って写真を撮っているのだけれど、何も言われない。 自分の責任なのでしょう。

 

ポイント係も乗ってきた。 それにしても綺麗な機関車です。

 

前に行ったり後ろに行ったりポイントをあちこち通過して、機関庫の横まできました。 石炭がたくさん積まれています。 出発準備かな?

後ろにラウデボイルオスト駅の本線の列車が見えています。

 

そして、水を入れて

 

煙を上げて、いよいよ出発だろうか?  

機関庫の前で煙を上げる緑色の蒸気機関車、 もう最高の写真でしょう?

 

この時、この鉄道の反対の終点から列車が到着しました。 たくさんの客が降りています。

 

そして、この機関車が客車を解放して単機で走ってきました。 こちらはボイラーが太く、通常使っている機関車です。

 

そして、機関庫の前で2台並んだのです。 それこそ最高!!

実はこの時、少し近いのでファインダーを覗いたまま、後ろにジリジリ下がって行ったのです。

その時、誰かに背中を押されて前に戻されたのです。 その直後、後ろを本線の特急列車が走り去って行きました。

そのまま下がっていたら轢かれるところでした。 列車から降りてきた観光客が押し戻してくれたのでした。 助かりました。 危ないところだった。

 

こういう情景がドレスデンの街からほんの15分ほどで見られる。 ドレスデンは良いよ。

 

つづく

 

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マリンバの魅力

2024年05月22日 | 音楽 ギター

マリンバの講義がありました。

マリンバとはアフリカで始まった木琴の様な楽器で、メキシコで広がったそうです。

講義と演奏は、大森香奈さんとおっしゃる、マリンバ奏者のプロの方で、その経歴は、音大を出てからミュンヘンの音楽演劇大学院修了、イタリア国際打楽器コンクール第1位、審査員特別賞、などなどから始まって、現在まで世界各地で演奏や講演などを行っておられます。 そして今では音楽コンクールの審査員もしておられるほどの方ですが、若い。 年は知りませんが、見た目は30歳そこそこに見えるけれど、綺麗な女性です。

 

マリンバの説明です。 プロの方なので顔出ししても良いかもしれませんが、許可を得ていないので隠しています。

PS: ご本人の許可をいただけたので、顔出しします。

一見、芸能人の友近さんにそっくりで、友近さんを想像してもらえれば良いかと。 とても小柄ですが笑顔で元気に講義されています。

 

マリンバは叩いたでけでは音が消えてゆくので連続して音を続けるにはトレモロをします。 そのテクニックを初級から上級、そして超上級からスーパー超上級と、笑いを入れながら素晴らしいテクニックで実演してくれます。

 

叩く棒をマレットと言いますが、片手に2本ずつ持っています。 これは中級の説明です。

音声録音で記録したので、あまり写真は撮っていませんが、木琴を叩くと下のパイプが音を共鳴して唸る様に聞こえます。

素晴らしい音色です。 パイプの数を見ればわかるけれど、ただの木琴ではない。 なにせ狭い部屋でこの距離なので、迫力満点。

 

作曲もされていて、日本の伝統音楽を取り入れたり、ブレゴリー聖歌なども取り入れて、曲を作っておられました。

 

最後にご自分で作曲された「桜乱舞」の演奏です。 初めに巫女さんの鈴を鳴らして始まります。 そして、太鼓の音や鉦の音などは録音で、それら日本の音の風景と共にマリンバで桜を主題に綺麗な音楽から迫力ある音楽へと、素晴らしい演奏でした。

やはり世界で演奏するには、日本をイメージした、エンターティナーメントを意識しているんだと思いました。

 

マリンバ全景です。 始める前に撮影しておけば正面から写せたのですが、休憩時間に撮影、 こうやって木琴が2段に並んで下に金属製のパイプがあります。 音は5オクターブをカバーしていて、長さは2m以上ありそうです。

オランダ製とのこと。 スポンサーらしい、 さすがプロですから色々なスポンサーがついているし、見つけなければならない。

 

マレットです。アメリカ製とのことですが、大きさや重さ、丸い中の構造や赤い色の毛糸のジャケットもこの方独自のものだそうで、大森マレットして販売しているとか。 持たなかったけれど、このマレットは多分世界一重いとのこと。 小さな体で重いのは辛そうだが、マレット自体の重みで強く叩かなくても大きな音が出るという。 やはりプロの使っているこういう道具にも独自の拘りがある。

 

さて、終わったら分解して車に積まなければなりません。

 

木琴はゴムバンドの様なもので台に固定してありました。このゴムバンドを外して、木琴を取り外します。

 

外した木琴を梱包しているところですが、この写真はパイプがよくわかるのでパイプを見てください。 すごい数のパイプでしょう。 ここで見えているのは、手前側ですからピアノでいう黒鍵の分です(木琴も黒鍵の分)。 このパイプの後ろのはさらに白鍵に相当するパイプが並んでいるので、すごいパイプの数です。

マリンバ奏者は演奏だけではなくて、こういう力仕事もあるのです。 靴を脱いで膝をついて体重をかけながら梱包してゆきます。

 

こちらは白鍵に相当する分で木琴の数が多い。 専用の袋に入れて丸めて荷造りします。

 

黒鍵の木琴が入った袋です。 丸めてこうなったのですが、これが重い。 私が抱き抱えてエレベーターホールまで持ってきて今から玄関まで運びますが、一番大事なパーツだから丁寧に扱ってねと言われているので、本当に抱きかかえて運んでいるのですが、重い。 腰にくる。

 

木琴を取り外したので、パイプが見えています。 低音のパイプは丸くなくて四角です。

 

パイプを取り外して、台枠だけになりました。 これも分解します。

 

みんなで手分けして車まで運んで、ここから先はお任せしないと、載せる位置、順番が大切。 すでにいくつか載せてあるのですがよくこの車に乗るものだと思うほどの量です。 それに、手伝ってくださったのはご両親、そしてマリンバの先生も乗れば車はぎゅうぎゅうの状態でしょう。

普通の音楽会ではマリンバの演奏の花形部分しか見られないでしょうが、マリンバの分解、その重さ、梱包、車に積み込むところまで見ることができました。

珍しい体験でした。 高齢者の学校では普通に見られない体験も結構あります。

 

大森香奈先生、素晴らしい演奏ありがとうございました。 これからも世界で活躍してください。

皆さんも機会があれば音楽会に行って下さい。 マリンバの音に酔いしれますよ。

 

 

 

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