錦の御旗
日本の革新や革命には、日本人は必ず、錦の御旗が必要になる。その御旗がないと、日本民族は、何事も認めないのだ。ただ、例外がある。孫正義のソフトバンクだ。彼は、体制派に対抗するだけでなく、官庁とも徹底的に戦いを挑んだ英雄である。だから、KDDやNTTのように、天下り官僚を社員に向いいれる愚鈍な政策は必要ないのだ。楽天の三木谷は、孫ほどの度胸もないが、孫正義が先行したために、煽りを食らうことなく運がよかっただけの男である。ホリエモンは、塀の中に、住民表を移したが、三木谷もあはや、という場面を経験したはずだ。ホリエモンの大失策は、自民の似非政治屋の小泉に担がれ、広島のドン、亀井と選挙を争った転回が凶と出たのである。亀井の実力を侮った小泉は、ホリエモンを刺客として送り込んだ張本人である。ホリエモンに、若者の利で、やるだけのことをやってみろ、と檄を飛ばした自分は、この選挙だけは、小泉を調子に乗せるだけで、アメリカの属国になりかねないと危惧したのである。この時、右翼も翼賛会も自民党に愛想を尽かしており、これで、自民党も終わりだなー、ご臨終宣言をしたときは、実際、日本国は、戦後以来、危機的事態に陥落していたのだ。国家の圧力の中、孫正義は、外国特派員クラブや、その他の会場で、規制緩和を訴えた行動は、高く評価していい。さすが、孫悟空の末裔だと認識するほど、全知全能を絞った戦いは、革命児である。
現状を問題視せず、堂々と夢を追って他界していったステーブジョブズは、*/アップルに必要なのは、コスト削減ではなく、革新だ。という。大事なのは、ヒットを 数打つことではなく、ホームランを一本、打つことだ。とpも言っている。
人間の掟は、神にゆだねた時点で、すでに答えは出ている。つまり、革新、革命は、地球50億年の命まで、終わる気配はないという普遍の事実なのである。つまり、今日ではなく、明日起こる事実を読んでおくことが、重要なのである。
孫正義につづく革新同盟が必要な日本だ。孫正義が、日本にいてくれて、心底、ありがたいと思っている。外国にいても、おかしくないのだから。
アメリカに売られそうになった日本の危機、為政者が、善人面して、尊い酸素を吸っているかと思うと、腹が煮えくりかえる。