ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

危うい日本のゴルフの世界

2012-01-21 | 危うい日本のゴルフの世界

 

 わずか15歳石川遼をおんぶにだっこで、4年間、マスコミもスポンサーも一辺倒であったことを危険すぎると警鐘を鳴らしてきた。ずばり、その諫言は、的を得て、日本のゴルフ界が窮地に落ちたといっても過言でない。20歳にして、国際的に、多くの試合とノータブルなプレヤーと経験を積んだプロは、日本にはいない。対抗馬として、アスリート型の大型選手で、松山英樹が登場した。これからは、石川と松山の時代が到来すると予測されるが、この4年間で、失った日本のゴルフの財産は、計り知れない。遼に、負荷をかけてきたマスコミは、何の責任も感じていない。それは、4年間、遼でうまい飯を食ってきたのだ。遼の対抗馬を作る使命を忘れたゴルフ界は、隣の韓国の選手に、男子も女子も、シニアも賞金王をもぎ取られている。女子の宮里藍の出現で、女子ゴルフ界に著しい発展があったように、男子は、遼の出現で息を吹き返したのが、4年前である。

これからの空白は、松山が舞台に立つまで、あと2,3年は待たなければならない。2012年から2015年までは、日本のゴルフ界は、こつ然とブラックホールに落ちたと証明されるだろう。加えて、2016年のオリンピックでほぞをかむことになろうでろう。USツアーで、7年連続シードを確保した今田龍二を格別に褒めておきたい。マスターズが、アマチュアの松山英樹だけになりそうな日本、大改革が必至なのだ。

 

 

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錦の御旗

2012-01-07 | 記事

  日本の革新や革命には、日本人は必ず、錦の御旗が必要になる。その御旗がないと、日本民族は、何事も認めないのだ。ただ、例外がある。孫正義のソフトバンクだ。彼は、体制派に対抗するだけでなく、官庁とも徹底的に戦いを挑んだ英雄である。だから、KDDやNTTのように、天下り官僚を社員に向いいれる愚鈍な政策は必要ないのだ。楽天の三木谷は、孫ほどの度胸もないが、孫正義が先行したために、煽りを食らうことなく運がよかっただけの男である。ホリエモンは、塀の中に、住民表を移したが、三木谷もあはや、という場面を経験したはずだ。ホリエモンの大失策は、自民の似非政治屋の小泉に担がれ、広島のドン、亀井と選挙を争った転回が凶と出たのである。亀井の実力を侮った小泉は、ホリエモンを刺客として送り込んだ張本人である。ホリエモンに、若者の利で、やるだけのことをやってみろ、と檄を飛ばした自分は、この選挙だけは、小泉を調子に乗せるだけで、アメリカの属国になりかねないと危惧したのである。この時、右翼も翼賛会も自民党に愛想を尽かしており、これで、自民党も終わりだなー、ご臨終宣言をしたときは、実際、日本国は、戦後以来、危機的事態に陥落していたのだ。国家の圧力の中、孫正義は、外国特派員クラブや、その他の会場で、規制緩和を訴えた行動は、高く評価していい。さすが、孫悟空の末裔だと認識するほど、全知全能を絞った戦いは、革命児である。

現状を問題視せず、堂々と夢を追って他界していったステーブジョブズは、*/アップルに必要なのは、コスト削減ではなく、革新だ。という。大事なのは、ヒットを 数打つことではなく、ホームランを一本、打つことだ。とpも言っている。

人間の掟は、神にゆだねた時点で、すでに答えは出ている。つまり、革新、革命は、地球50億年の命まで、終わる気配はないという普遍の事実なのである。つまり、今日ではなく、明日起こる事実を読んでおくことが、重要なのである。

孫正義につづく革新同盟が必要な日本だ。孫正義が、日本にいてくれて、心底、ありがたいと思っている。外国にいても、おかしくないのだから。

アメリカに売られそうになった日本の危機、為政者が、善人面して、尊い酸素を吸っているかと思うと、腹が煮えくりかえる

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オリンパス事件

2012-01-07 | 記事

 日本の壁を知らなかった英国人は、正義の戦士としてオリンパスを再起させようとしたが、その攻撃の槍は、折れた。
日本という国には、善処を実力で行使しようとする人間に対して、蔭では理解しているようなふりをしながら、漁夫の利を得ている人間に尻尾を振る輩が多く、寡黙の人間が重宝されるお国柄である。マイケルウッドフォードは、簡単に社長を解任された裏には、いったい何が、隠されているのか。第三者は、その表面に流れる水しか知ることができない。

国家的犯罪を犯したオリンパスは、損失隠しが長い間、順送りの代表取締役で実施され、不透明な金の流れを解明することなく現在に至っていた。大手銀行、主要株主は、利益さえ上がれば、文句なしと不文律で考えたか、企業と株主が」結託をして、不正を告発した、[異分子]を排除した日本的破壊は、世界的経済の嵐が吹くなか、日本の経済行為が正しく認識されない疑惑を湧出させたのではないか。三井住友銀行、國部毅頭取に、このマイケルが面談を申し込んだが、何をひるんだか、一蹴され会見を拒まれた。。会ってやればいいのに。愚か者。國部、お前は男か。会えば、日本株は上がるのに。事なかれ主義を信条とする銀行屋の悪癖だ。告発者を異端児にして、村八分にするお国柄である。

また、日本側の反応は、出る杭は打たれるの諺の通り、オリンパス経営改革委員会が現在、議論しているところなので、他山の石にしてしまった。正義正論で、オリンパスの不正行為を告発したマイケルは、その煽りを一挙に受けた人物であるが、
もし、彼が、損失隠しを、告発しなければ、いつか、彼が告発され、刑事事件として、長い懲役刑を喰らって、英国に帰参することなく人生を終える運命だったかもしれない。

オリンパスの事件は、氷山の一角で、これに似た経済事件は、山ほどあるだろう。しかし、正義正論を建前に、告発や戦闘した人間が、英雄になれるかというと、残念ながら、あーゆう奴は、危ない、ふたをしておけと、日の目を見ることはないのだ。

いまの、日本は、勇気がなく、事なかれ主義、知らぬ存ぜぬ族が増えて、サムライは、去った。これでは、経済も政治も、革新することなく、腐敗のゴミがすべてにこびりつく。オリンパスは、損失隠しの巨額負担で財務基盤そのものが赤信号で、上場廃止の課題さえ、表面化しているのである。これで、日本の企業を信用しろ、というほうが無理がある。

会社に群がる悪徳弁護士や悪徳公認会計士や悪徳相談役、加えて、証券会社の悪事、金に踊らされた人間失格の輩が
日本を破滅に追い込むのだ。検察は、その手を緩めるな。悪を眠らせるな。

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