ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

世界的危機をどう乗り越えるか、人間の叡智の結集を

2020-04-29 | 日本の未来

まさに、現在が人類の存在が問われる世界的危機である。このウイルスの発症の言及されるのは、言うまでもない。人間は、実に賢く鋭敏で未来を形成する地球上で稀に見る生物である。しかし、裏を返せば、傲慢で人間至上主義で限りある地球と自然を破棄し続けてきた経緯がある。いまほど、人間の本来の姿を見せられるときは、もう来ないのかもしれない。科学技術が他の惑星にいたる可能性を誰でも信じて疑わない。しかし、コロナウイルスは、そのような人間の開発行為を物笑いするするかのようにあっさり打ち砕いた。人間の愚かさが、まだ自然界に及ぶ限界を物語るのは言うまでもない。地球は、今、慟哭の中に、泣いている。猫の額の土地をめぐり、わが領土なり、国旗を翻して占有しているのは、未来から見れば、実に噴飯ものだろう。

生きるか死ぬか、瀬戸際の人類、ここで猛省を外しては、壊滅的打撃をこうむるのは、誰の目にもはっきりしている。本当に、一時しのぎでなく、永劫に人類の敵は誰かを追求する真摯な態度に落ち着くのか、否か。人間一人一人の行動にその因を糧とする気概が備わるように自然回帰の謳歌を繰りひろげよう。

改めて、世界の生命を守る医療従事者の犠牲が日増しに報道されると、胸が痛む。事実上の戦士であり、いくら感謝しすぎても、足りなく思う毎日である。

            執筆同人     古賀剛大

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医療関係者の犠牲が増えている。 団結して、エールをおくろう。

2020-04-21 | 日本時事新聞社

医療関係者の犠牲者が増えていたましい。

我々は、衷心から、感謝を込めてエールを送ろう。弊社近隣の大型病院の院長が、コロナウイルスの犠牲者となり、昨日死去した。

院長は、自分は休むこともなく、罹患者を診察してきたが、本人がコロナウイルスの攻撃に合い、戦死というむごい事態に言葉を失う。

我々は、そのような先生が居てこそ、安全、安心を得て生活ができてるはずだ。どんなに感謝しても感謝しすぎることはない。国や自治体の指示に従い、おのれの命を守る気概が必要である。自分勝手な行動は、医療関係者のお世話になる資格がないと断ずるがいかがでろうか。

新たに、感謝を込めて、エールを送ろうではないか。

            執筆同人  最勝寺 宏

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無能と犯罪の狭間で:真珠湾からポツダムまでの日本外務省の外交を査定する

2020-04-21 | 日本時事新聞社

<書 評>
無能と犯罪の狭間で:真珠湾からポツダムまでの日本外務省の外交を査定する
(ユニヴァーシティプレス・オブ・アメリカ)
杉原 誠四郎
書評者:タダシ・ハマ(日本語訳:世界出版)

 

セントジョセフ国際大学

国際社会工学部 主任教授
 
古賀 剛大 様 
 
本書の日本語版のタイトルは、『日米開戦以降の日本外交の研究』で、1997年に亜紀書房から出ています。本書は英訳、中国語訳、韓国語訳になっていまして、今回の書評は、英訳版(University Press of America 社)をもとに書かれたもので、その日本語訳を下記に載せております。(日本語版をもとにした書評はニュースレター57号にジャーナリストの伊達国重氏が書かれたものが掲載されています。)
 3か国語に訳されること自体、日本ではかなりまれなケースです。また日米交渉中、日本もまたアメリカの外交電報を一定程度解読していたことを他に先駆けて明らかにし、その史実に基づいた展開をするなど、きわめてユニークで優れた研究書です。
にもかかわらず、国立公文書館のインターネット特別展「公文書に見る日米交渉―開戦への経緯」の参考文献にリストアップされていない、という不可解な扱いを受けていることに疑義を提起し、公文書館との間で論争が続いています。
これにつきましては、これまでニュースレター262号、267号、272号でご紹介してきました。
今回の書評をご覧いただきますと、著者杉原氏の論が日本外交の問題点を鋭く追及しているがゆえに、外務省に都合の悪い内容ということで、参考文献から外されたのではないかと疑わざるを得ないかと思います。公正であるべき公文書館の展示が、このような「外務省擁護展」になってしまうことは大問題ではないかと思います。
 
 書評英語原文:
http://www.sdh-fact.com/CL/Between-Incompetence-and-Culpability-Reviewd-by-Hama.pdf
日本語訳: http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Between.pdf
 
令和2年4月21日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道
<回覧大歓迎>
 
<Book Review>
Between Incompetence and Culpability: Assessing the Diplomacy of Japan’s Foreign Ministry from Pearl Harbor to Potsdam.
By Seishiro Sugihara
University Press of America, 1997
Reviewed by Tadashi Hama
 
   This book was first published in the Japanese language and later translated into English, Chinese and Korean. The English edition was published by University Press of America in 1997.
   It is actually a rare case for a Japanese language book to be translated into three languages. The book is also unique in that it revealed, for the first time ever to the Japanese people, that before the war, Japan decrypted US diplomatic cables. The Americans heard about this through a leak from Tomihiko Ushiba, Prime Minister Fumimoro Konoe’s personal secretary. Rather than change its codes, the US quietly feed Japan disinformation, with the goal of misleading the Japanese leadership.
   In spite of its uniqueness and deep delving into Japanese foreign policy from the start of the war against the US and thereafter, his book was not included as reference material for the special Internet exhibit, “Diplomatic Negotiation between Japan and the United States,” organized by the National Archives of Japan. Professor Sugihara protested by writing letters to the National Archives. The exchange between Prof. Sugihara and the National Archives has been previously noted in SDHF Newsletter Numbers 262, 267 and 272.
   Professor Sugihara’s research reveals serious problems within the Ministry of Foreign Affairs on how it conducts foreign policy. It appears that the National Archives excluded Professor Sugihara’s findings in order to protect the Foreign Ministry. This bias and obvious partisanship needs to be corrected. 
   
   URL: http://www.sdh-fact.com/review-article/1521/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Between-Incompetence-and-Culpability-Reviewd-by-Hama.pdf
 
MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact
Phone: 03-3519-4366
Fax: 03-3519-4367
Email moteki@sdh-fact.com
URL http://www.sdh-fact.com
Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

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さあー世界は、団結しよう。人間同士が愚かな紛争や戦争をしている場合ではない。

2020-04-13 | 日本の未来

さあ―世界は、団結をしよう。人間同士が愚かな紛争をしている場合ではない。

コロナウイルスが猛威を振るって、とどまることを知らない。人間の敵は人間ではなく、他にあったことを知り覚醒する時を迎えたのだ。これは、2020における神の啓示である。今日にも、命を落とした人間が浮かばれるためにも、正当な真摯な戦いをウイルスに宣戦布告しなければならない。コロナの犠牲になった人の家族の無念さは、筆舌に尽くしがたい。一国の問題ではなく、世界のあらゆる国の問題である。これは、第2次世界大戦よりも、地球全体の第3次世界大戦なのだ。この恐怖の経験を踏まえ,人類はお互いに尊重しあい愚かな紛争や戦争をやめる賢い選択が求められている。人間の傲慢さをいさめるには、最も直接的で将来から見れば、このコロナウイルスの存在があったという事実に慄くであろう。我々は、生存を意図とするならば、戦争の多面的活動を停止すべきではないか。国の安全保障と称して、軍事産業に驚愕の金をつぎ込む能力があるなら、これを完全破棄して、自然界で次々と起き上がるうウイルスなどの研究費にあてた方が、人類の生存に大いに効果があるはずである。大聖人の御書に、冬は必ず春となる、との御金言がある。

この人類の生存が試される今日、人類は、団結すべきである。互いに信頼と愛情を武器として、コロナウイルスザウスを撃滅する団結が必要なのだ。

               執筆同人クラブ      古賀剛大

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鯨       日本人を助けたクジラ   コロナウイルスからちょっと離れて

2020-04-09 | 全国消費者国民運動

鯨(げい)は国を助く(小学館)
小泉 武夫 著
その2 第1章 クジラは日本人を助けた
 
セントジョセフ国際大学

国際社会工学部 主任教授

古賀 剛大 様

 日本人は約8000~9000年前の縄文時代からクジラを食べていたことが、縄文遺跡から確かめられています。この長い歴史を通じて、日本人は独特のクジラにかかわる文化をはぐくんできました。
 江戸時代にはクジラの料理書がたくさん出ていますが、『鯨肉調味方』にはクジラのすべての肉、部位の食べ方が解説されています。クジラのあらゆる部位を食べ、そして骨やひげまで活用してきました。
 すべてを無駄にしないことでクジラに感謝し、クジラの供養塚、供養碑をつきり、さらに一頭一頭の過去帳まで作って供養して来たのが日本のクジラ文化でした。
 ペリーが浦賀に来たのは、アメリカの捕鯨船団の水、燃料などの補給を求めることが第一目的でした。彼らはクジラの油をとるだけで、他は無駄に捨てていたのでした。石油が発見されると捕鯨業が不要となり、撤退しました。しかし、その彼らが、日本の捕鯨に対して「野蛮である」とか「鯨がかわいそうである」とかいって、その禁止を主張するのは全く自己中もいいところです。日本の何千年にわたるクジラ文化への侮蔑であり、人種差別にほかなりません。
 それどころか、戦後の食糧不足の時に、日本人に貴重な動物性たんぱくを供給してくれたのはクジラだったのです。昭和22~23年ころ、国民一人当たりの食肉類供給量のうちクジラの占める割合は、46~47%でした。32~37年日本人の鯨肉に対する動物性たんぱく質の依存率は、70%を超えていたということです。まさに、日本人はクジラに救われたのです。
 エピソードを一つ。
 戦国から江戸時代にかけて捕鯨法が発達し、全国に鯨組が広まっていきました。その代表的なものが紀州の太地町の鯨組で、約3千人を抱える大企業となっていたといいます。おそらく当時日本最大の企業だったでしょう。このようにクジラと日本は深い縁があるのです。
 
   日本語原文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Counting-1.pdf
     英訳文:http://www.sdh-fact.com/CL/Counting-1e.pdf
 
 
令和2年4月9日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道
 
Counting the Blessing of Whales:
Insights from a Chopsticks-Wielding Patriot 
Koizumi Takeo
Series No.2: Chapter 1 Whales Saved the Japanese  
 
   Unearthed relics of the Jomon period clearly demonstrate that Japanese ate whales about 8,000 to 9000 years ago. Japanese have nurtured a peculiar whale-related culture through a long history tied to whales.
   Many whale cookbooks were published during the Edo era. Geiniku Chomikata explains how to prepare and cook virtually all, or 67, different parts of the whale including internal organs and skin (with different ways of cooking the various parts including the skin of the head, side and back, breasts, uterus, eyeballs and penis, not to mention red whale meat and the tail meat. Japanese ate every part of the whale and utilized even the bones, teeth, and baleen.
   In other words, the Japanese wasted nothing and expressed their gratitude to the whales in various ways. There are many grave mounds and tumulus for whales. A posthumous name was given to each whale and memorial tablets were made. Sometimes towers were erected for their souls. These acts reflect a unique, whale-related Japanese culture.
   In June 1853, American Naval officer Matthew Perry led the East India Squadron to Uraga and demanded that trade with the U.S. be opened. In those days, American whalers frequently caught whales off the Sanriku coast, Hakodate coast and Izu Peninsula. The main purpose behind the demand was to build supply bases for whalers. American whalers harvested only the fat for candles and lamps, dumping everything else. When oil was struck in America, the need for whaling declined. Today, Americans see the Japanese as “barbaric” for killing whales and demand that whaling be banned. The American view on whaling is really racist and self-centered.
   By the way, the Japanese owed much to whales immediately after the World War II. In those days, Japan was short of food and everybody was poor. During the postwar period, around 1947 to 1948, about 46 to 47% of each person’s source of meat was whale meat. Without whales, Japanese would have been severely malnourished and the miraculous postwar Japanese recovery would not have been possible.  
   
   URL: http://www.sdh-fact.com/book-article/1511/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Counting-1e.pdf
Questions are welcome.
 
MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact
Phone: +81-3-3519-4366
Fax: +81-3-3519-4367
Email moteki@sdh-fact.com
URL http://www.sdh-fact.com
Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.
 
 
 
 
Counting the Blessing of Whales:
Insights from a Chopstics-wielding Patriot 
Koizumi Takeo
Series No.1: Introduction, TOC 
 
IWC (International Whaling Commission) was organized in 1948 for the purpose of conserving whale resources. However, under the trend of natural animal preserving movement, US and some other members dominated the IWC with strong assertion of anti-whaling and decided to adopt 10 years of moratorium of commercial whaling in 1982.
The resolution has a reservation that the moratorium should be reconsidered by 1992 
based on the scientific result of research whaling. However, even though scientific data obtained by the research whaling proved that number of whales was much more than previously estimated, rather much increased, the anti-whaling members were stubborn to maintain their insistence of anti-whaling. 
Against the purpose of the IWC, they began to assert that “whaling itself should be banned”. No scientific discussion could be permitted at the IWC meeting. Japan finally made a decision to withdraw from the IWC. From July 2018, Japan resumed commercial whaling.
The anti-whaling advocators say that the whale is high intelligent or it is sad to kill whales. Their thought is not based on scientific evidence, rather based on their arbitrary or self-centered conviction. The truth is that they think only they are high class minded, as against savage minded Japanese. This is self-centered typical racism.
Japan has a long tradition of whaling cultured back to Jomon period of nearly 10,000 years. Japan has developed a unique whaling culture. We utilized  all part of whales in various purposes. This is extremely ecological use of whales. 
The Japanese always treated whales with respect and spared no effort to show reverence. Japanese have been grateful for the blessings of whales and deeply love and respect them. Evidence of this is that there are memorial mounds and graves of whales in temples near whaling stations where whaling thrived. What is even more surprising is that many temples nationwide give a posthumous name to each of the whales caught and hold memorial services for them.
This book written by Koizumi Takeo, professor emeritus of Tokyo University of Agriculture introduces Japanese whale culture extensively. I believe many people in western countries will appreciate its high quality content of this book. Moreover he urges that whales will play an important role for the preservation of the globe environment in future.
      
   URLhttp://www.sdh-fact.com/book-article/1408/
PDF:  http://www.sdh-fact.com/CL/Counting-0e.pdf
Profile: http://www.sdh-fact.com/auther/koizumi-takeo/
  
Questions are welcome.
 
MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact
Phone: +81-3-3519-4366
Fax: +81-3-3519-4367
Email moteki@sdh-fact.com
URL http://www.sdh-fact.com
Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

諸氏の論壇はコロナウイルスの課題のほうが、気になる処と存じます。でも、息抜きに、ちょっとその問題から距離を置いて、わが国の蛋白質を支えたクジラ殿に感謝をしながら、読んでいただきたい。諸外国になぜ、クジラが必要であったか、長い長い歴史のなかに、その謎がある事実を教えているのである。(仁)
 

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