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安倍とプーチンの日ロ会談に思う。 歴史の転換に程遠い両国の思惑

2016-12-17 | 日本時事新聞社

日ロ首脳会談に好転はあったのか?

期待外れは、国民に、どう説明をするのか?

各新聞社は、正確な報道をする義務がある。

会談は、2時間半遅れて、安倍の地元、山口に入った。表情は、硬い。二人の信頼関係はあっても、国の利益代表としては、そうならざるを得ないのだろう。ソビエト時代に、どさくさに紛れて、日本との条約を破り、宣戦布告、57万500人を拉致し、シベリア他強制労働をさせ、5万5000人が日本の土地を踏むことはなかった。その時に、日本の土地を占領し、自国の土地奪還と薄ぶいたソ連、 北方領土を返す気構えすらない。現在は、民主国家、ロシアというだけで、領土拡張に躍起になっている非近代的な国家と言われても、文句はなかろう。なんら、共産国時代から変化したとは、見当がつかない。日ロ会談で、経済優先の歯舞色丹の開発などと歌い上げているが、信用できるだろうか。

歯舞色丹など、現在、荒れ放題で何もない島で、投機的価値があるのかどうかさえ明白でない。国民は、騙されなるな、と願いつつも、勉強不足の政治家、世耕などがはしゃいでいるのが気になる。安倍ももう少し、粘るつもりであったろうが、まだ、基礎的改革を国内で急務があり、大したお土産は、プーチンはもって来なかった。アメリカ大統領選のかかわったロシアが、トランプを当選させたとしたら、なおさら、安倍の今後の政治活動が制限されるのは、目に見えてこころもとない。

今回の日ロの会談は、EU諸国がロシア経済制裁を延長した時に、ウクライナやロシアを警戒する国が、好意をもって受け止めていない事実を理解しておく必要がある。日本の弱腰外交は、アメリカ傘下の言動が原因であり、独立国家が徹底した外交を主軸とするのに比べ、脆弱に見える、トランプが、次期大統領になるので、ロシアは、日本と距離を置く戦法に入ったといっても、間違はあるまい。まことに、信用にかけるロシアである。EUと歩調を合わせた日本の政策を忘れるな!!!

ロシアは、太平洋へ出る出口を探しているだけだ。日米安保にひびを入れるのが狙いでもある。日本は、国策を誤ってはならない。情報開示を急げ!!!国民は、知る権利がある。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-12-18 07:14:51
酷い結果だ。地元まで呼んで遅刻され、ロシアに領土問題はないとまで言われる。ここまでされても経済協力というお土産まで渡す始末。

二階幹事長が「国民ががっかり」と述べ、産経新聞ですら「引き分けより後退」と述べるのも当然の結果だった。

ウシャコフ補佐官も「共同経済活動はロシアの法律だけに基づいて行われる」と述べている。日本はこれまでこういった主権の問題から経済協力をしなかったのに、安倍首相はこれを反故にしてしまった。これは事実上北方領土の主権はロシアにあると思われても仕方がない。最悪だ・・。
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