ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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4年ぶり、14勝 ヨーロッパ選抜 強豪アメリカを下す

2018-10-01 | 危うい日本のゴルフの世界

ヨーロッパのチームワークの良さが目立った大会である。キャプテンのトーマスビヨーンの人柄か、全員が名誉にかけて戦い、乱れぬ団結を結果で示した。

ヨーロッパの屈指の名コース、Le National は、フランスオープンをはじめ、ヨーロッパ選手には、なじみのあるのが、強味になった。

特に、ガルシアとイアンポールターのファイト、久々の大物を出したスペイン、ラームはファイナルで憧れのタイガーを葬った。

最高に目立った勝者は、全英のチャンプ、Fracesco Morinari であろう。大崩れのない安定はずば抜けて光った。イタリアから彼のような選手が育ったとは、不思議ではないか。

アメリカは、Djやリッキーの不発と、タイガーはマークされて、ヨーロッパの作戦に負けた感じだ。全敗したタイガーを見るのは、記憶がない。ミケルソンも力量を十分に発揮できかった。

何よりも、強烈なのは、ギャラリーのヨーロッパを一つにした轟音とどろく応援であろう。アメリカの応援が打ち消されて、アウエイのゲームが、いかに厳しいかわかる。アメリカは2年後のアメリカで開催されるRyder Cupの用意を今からしないと欧州軍団には、勝てるチャンスを失う恐れがある。アメリカ一辺倒のゴルフが、ゴルフの世界をリードしていても世界のリーダーとは言えなくなった現在である。

 負けたものが、出来が悪かったではなく, 勝利したチームが素晴らしかったRyder Cupである。

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