アマチュアからほやほやのプロが、優勝が増えているプロの世界
Mayacoba Classic Golf Championship
ヴィクトルホブラド 優勝
マングロープの森林の中に誕生したEL Camereon de Golf club は、ボールを曲げ中に入れるとプレーが崩れるほどのショックを受ける。いかに遠くへまっすぐに打てるか、永遠の課題である。デシャンボーのように340ヤードの豪打で、曲がりが少ない打法でも直線的ボールを打ち出すのは、至難の業であろう。ジャスチンジョンソンは、一皮むけて、ややフェードで攻める技で天下を取っている。世界は、飛んで曲がらないボールの打法追求に懸命である。
それにしても、東西同じ現象で、アマチュアの上位にあるものが、プロ入りとともに脚光を浴びる最も激しい時代が到来した。デシャンボー、コーリン森川、松山英樹、カントレー、ヴィクトルホブランド、など世界アマの卒業生選手が主流になりつある。この傾向は、ますます、強くなり、上位につけるプレヤーがアマチュアで名前を打った選手が目立つ時代だ。つまり、プロとアマの線引きが難しくなり、その差を感じない時代なのである。
日本でも、世界基準のフェニックスオープンでトップ争いが、金谷であったり、大学生の石坂だったりで、プロとアマの差が見えにくい傾向が始まった。原因は、ゴルフも遠く飛ばし、技術50%でいい時代と基礎的要因の打法が簡単にAI時代で手に入れられるのが大きな原因である。科学されたゴルフ技術がプロの世界を変えたといっても過言ではない。