30歳の遼
石川遼について,このコラムで200回以上を超えて詳細を伝えてきた。記者は、石川遼は、29歳までを第一章として、やがて第ニ章に入るや、必ず、驚くべきゴルフを展開すると7年前から報道の軌道に乗せてきた。
30歳になった。つまり、新生、石川遼の誕生といっていい。体を見たまえ、依然と全く違うアスリートの鍛え方は、前後を見ても明白であろう。本人は、至るまでの話は、一切しない。しかし、体中に煮えたぎる闘志と研鑽は、半端ではないのだ。もともと、第一人者のゴルフ技巧派でかなりの引き出しを持っているのは、周知に事実である。だから、壊れない体づくりで、前方をとらえる遼は、2021-22にいたるスパンで、基礎は十分すぎるほど、充実するに違いない。
我々外国特派員クラブでは、遼を招聘会員として好意を持って応援している。なぜか、今は亡きデユーク石川の激しい質問などに、的確に答えたプレヤーは、そう多くはない。しかし、記者の質問にも、明白な答をもって、対処したづ脳波は、高い評価を出してもおかしくない。それに、加えて、実量でゴルフを高めれば、もちろん、国際的に上位に坐するのは、問題ではない。第一章時代よりも、重いボールを打ちは始めた遼は、やがて、トップに戻るのは、記者が約束する。15年間のツアープロが、これから第一歩のスタートを切って走る。それは、線路が決まり、安全確認が出来、超スピードで走る新幹線に似ている。雲一つ抜けた選手の再現であろうか。明日は、きっといい天気だ。
ツアートーナメント記者
古賀剛大