人類存亡?????だ
真実の敵は、ウイルスだ
イデオロギーの違い、宗教の違い、その他の問題で人類の敵は、人類としてきたわけだが、実は、そうではなかった。真実、人間の敵は、人間ではなく、まさにウイルスであると認識を新たにした現在ではないだろうか。次々とウイルスの形を変える、つまり変異株と名付けられるウイルスの生きざまだ。コロナウイルスは、地球上150万人以上の命を奪った。東京都の一割以上の人間が消えたことになる。恐ろしいことだ。震撼させる大事件ではないか。
人間を脅威のどん底に落とすウイルスは、宇宙時代にあって、地球そのものの疫病である。宇宙から持ちかえったウイルスではない。人間は、底知れぬ敵に、右往左往の毎日で、安心できる日がない。
どうして、その敵は、生まれてくるのか、叡智が溢れる先進国の団結で、その悪魔を退治する具体案を現実にする行動をぜひ起こしてもらえないか。他国を責めるなど、考えている暇はあるまい。領土占有の争いなど、している時ではあるまい。各国の首脳に厳粛に進言したい。今こそ、地球人類が間違いない共同体として、地球とともに生き抜く方策を急げ、待ったなしの人類の掟になったのではと断じるのである。このコラムを読む読者に告げる。ぜひ、人類の存亡を左右する大事件の到来の時、力を合わせ各国の首脳に呼びかけよう。
日本時事新聞社 論説委員
古賀剛大