YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

冬場の指定粘度オイル

2021年12月01日 | パーツなど
今入れているJXトレーディングのエンジンオイルで間もなく走行1,000kmとなる。
激安品ながらまだ特に劣化を感じることもなく良い具合なのだが、唯一、外気温が低くなってきてからの始動時、少々エンジンのかかりが悪い。まあ昔から冬の始動時はこんなもんだったし、今年の夏初めて高粘度オイル(20w-50)を使うまで30年間ずっと年中10w-40を使ってたし、エンジン(オイル)が温まると快調なので、全く問題はないのはわかっている。

とはいうものの、サービスマニュアルによると、外気温15℃以下の指定粘度は10w-30となっている。
一度指定粘度通りのオイルを使ってみたかったのと、それによって冬の始動時にどの程度違いが出るのか確かめたいということもあり、10w-30のオイルを購入することにした。

2輪用のエンジンオイルで粘度10w-30は意外に少ないようだ。
吟味した結果、候補としては価格的に両極端とも言えるこの2種類。


OmegaのSP-2
パラフィン系のハイエンドオイルOmegaの2輪用SP-2に、10w-30の粘度設定がある。安いところでも1ℓ1本3,000円超え。走行距離6万キロ突破祝い(?)に、XS250には不釣り合いとも思えるほどの高級オイルを一度入れてみるのもいいかと。おかげさまでこれくらいのゼイタクをする経済的余裕が、今は有るし。
MobilのSuper 4T
オイルメジャーであるMobilの2輪用オイル。しかしどうにもパッケージデザインなんかにバッタ物感が漂う(笑)。それに、仮にもMobilブランドを冠しているにしては安すぎる気もする。
日本でのオフィシャルサプライヤーっぽいEMGルブリカンツ合同会社というところのホームページでMobilオイル総合カタログを見ても、これは出ていない。
本家Mobilの許可を受けて、海外の安い地域で製造したオイルをMobilブランドで販売している、みたいな感じではないのかなと勝手に推測している。同様のパッケージデザインのものが、缶ではなくプラボトルだが、台湾とかインドやバングラデシュなどで販売されている様だし。

なお、本国アメリカのMobilオフィシャルホームページによるところでは、米国では公式には販売されていない。2輪用としては、以下の2種類のみが販売されている。
Mobil 1 Racing™ 4T(10w-40)

Mobil 1™ V-Twin(20W-50)。

そもそも、いち早く化学合成オイルを販売したMobilが、ミネラルベースの2輪用オイルを出しているのも、どうもそぐわない。

…というわけで、今回はMobil Super 4Tをチョイス(笑)

結局、あやしいMobilの方にした理由は、
・Omegaは、パラフィン系が本領を発揮するであろう夏場に使いたいと思ったため。
・冬場はそれほど距離が伸びないと思われるが、最低気温が15℃を超えてきたら、10w-40か20w-40のオイルに交換したいから、高価なオイルはもったいない。
・基本、10w-30によって低温始動時の調子がどの位変化するのかを確認したいだけなので、安いオイルで十分(ただし、そこそこ信頼性はあった方が良い)。

モノタロウにて、作業用の消耗品とオイルフィルターエレメントも併せて注文し、送料無料。また、バイク用品のキャンペーンで何パーセントか割引になった。ただし、キャンペーン対象商品は通常より配送に時間がかかるとのことで、12月6日着予定。まあ、まだすぐにオイル交換するわけではないから問題ない。
一緒に注文したパーツクリーナーは早めに欲しい。今、リアホイール周りをバラしており、組付ける際にギトギトのグリース等を落とすのにそこそこ大量のパーツクリーナーを使用するので。


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