天津ドーナツ

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7つの習慣

2010-09-02 15:47:56 | 顧問・アドバイザーから
『7つの習慣』

日本の友人であるI先生(マインドマップフェロー、東京の公立学校の教師、教師研修のリーダー)のブログからの抜粋です。(  )内は私の考えです。

(転載ここから)

(1)主体性を発揮する

 問題を人の責任に転嫁することは簡単です。しかしそれでは問題はけっして解決しません。「時代が悪いから」「教育制度が悪いから」「地域が」「親が」「職場が」云々と自分の外に責任を回避する生き方に、主体性のかけらもありません。

(教育制度が悪い、試験のためだけの勉強ではだめだ、自分たちで向上するチャンスを作ろうと言って始めたドーナツですが、能力試験の結果が悪いと「ドーナツに参加したから勉強する時間がなかった」と言うのでは、あまりに主体性がなさ過ぎると思います)

(2)目的を持って始める
(一番最後の項目とも関係があるのですが、基本と原則がない組織はいずれ衰退します。ドーナツの理念は何か、常に確認をしなければいけません。それは、教室で学べないことを学ぶことで、人間力や仕事力を向上させる、それらを日本語で行うことで実際に使える日本語を身につける、その結果一人前になった学生が社会に貢献していく、ということです)


(3)重要事項を優先する

(ドーナツはイベントを行うサークルではありません。イベントを手段として成長していくためのサークルです)


(4)WIN-WINを考える
(ドーナツに関わるすべての人に利益をもたらすこと、まずは所属する大学、日本企業、そして地域社会に貢献できるサークルにします)


(5)理解してから理解される
(ドーナツに関わる人が何を望んでいるのか、マーケティングをします)


(6)相乗効果を発揮する
(よい競争、よきライバルは努力の原動力になります。井の中の蛙(自分の学校で優秀)にならずに、道場破り、武者修行をしてほしいと思います)

(7)刃を研ぐ

『7つの習慣』によれば、刃を研ぐために必要な項目は次の通りです。
①社会・情緒(家族活動・会話・お付き合い)
②肉体(運動・バランスのとれた食事・ストレスマネージメント)
③精神(奉仕・芸術・鑑賞など)
④知性(読書、執筆、学習、研究など)

(現状では満たされないこの項目を満たすために、ドーナツを作ったのです)



何のために勉強するのか、何のためにドーナツを作ったのか、これらを常に問い続けないと、基本も原則もない学生生活を送ることになります。



「勉強がつまらないのは教育制度のせい」

「勉強する時間がなくなったのはドーナツのせい」

人のせいにしている限り、人生は変わりません。

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