ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

岡林信康レーベル

2009-09-21 | 日本のフォーク・ロック(音源)

いつの間にか、こんなレーベルが立ち上がっていたんですね。

って、気が付きませんでした。

既に、

ベストコレクション「歌祭り」シリーズが3枚と、

『御歌囃子参上!!岡林信康エンヤトットミュージックベストコレクション』という、やたらと題名の長い「歌祭り」のベスト盤が出ていたんです。

「歌祭り」シリーズは手に入れているのに、気付きませんでした。恥!!!

さて、このレーベルから新譜が発売された。

と言っても新録ではない。

『岡林信康リサイタル 中野サンプラザ1975』と題された実況録音盤。

’75年は所属のレコード会社をソニーからコロンビアに移って、

演歌アルバム『うつし絵』を発表。

演歌の女王 美空ひばりが、このアルバムの中から「月の夜汽車」、「風の流れに」を吹き込みしている。

12月16日、中野サンプラザで行われたリサイタルに、ひばりがやって来た。

そして、岡林の呼びかけに応じてひばりはステージ上に立った。

さらに、演歌ギターの名手 木村好夫氏のバンドをバックに

風の流れに」をソロで歌ったのであった。

この時の二人の掛け合いが面白い。

そして、お嬢の声の艶やかなこと。

この瞬間を聴くために、このアルバムはある。

岡林がコロンビアに移ったのを機に、氏の音楽から離れっていった。

これは自然な流れで、フォーク・ソング自体がニュー・ミュージックに取って代わられようとしていた時期である。

ニュー・ミュージックは世間に受け入れられ、多くのヒット曲を生んだが、歌謡界にも取り込まれてしまった。

私自身の音楽的趣向も大きな転換期が訪れようとしていた。

このことは、またいずれ。

ではでは。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする