高音質生活研究所所長 牧野良幸氏のSACD&5.1サラウンド再生システムを著書から紹介します。
ユニバーサル・プレイヤーとして、パナソニックのブルーレイ・レコーダーDIGA
2chアンプ TAG McLaren60iRV、AVアンプ ヤマハDSP-AX863
フロント・スピーカー B&Wノーチラス804、センター・スピーカー B&W HTM2、リア・スピーカー ヤマハNS-10MM、サブ・ウーファー ヤマハYST-SW45
となっています。
では、小生の再生システムを紹介しますが、その前に、一言。
小生が高校の合格祝いに両親から買ってもらったステレオは、当時売り出されていた4チャンネル・ステレオであった。
ビクターのCD-4方式は、牧野氏が言う「プラネタリウムタイプ」で360°サラウンドで、リア・スピーカーにも楽器を配置したものが多くあった。これを実現するために、特別な4チャンネル用のレコード針が必要であった。
アンプには、ソニーのSQ方式やマトリクス方式も搭載していたが、こちらは牧野氏が言う「コンサートタイプ」あるいは「2チャンネル拡張タイプ」で、演奏者が前面に配置され、周りに観客がいるような感じにリア・スピーカーを鳴らすものであった。しかし、今の5.1サラウンド程の臨場感は感じられなかったと記憶している。
以前、ブログにも記載したと思いますが、4チャンネル方式はまだまだ開発途上で、学生が手を出していくものではありませんでした。
社会人になって、コンポーネント・ステレオを購入して間もなく、ホームシアターが紹介され始めましたが、まだまだ2チャンネルの世界でした。
三管式プロジェクターから現在主流となっている液晶プロジェクターの時代になってくる頃、AVアンプの時代が到来します。これと並行するようにサラウンドという言葉が使われ出しました。
今では、AVと言えば、アダルト・ビデオを指しますが、その頃は、オーディオ&ヴィジュアルのことを言っていました。
1980年代半ば、1954年制作の『ゴジラ』が再上映された時、この感動を自宅で楽しみたいと思い、将来、家を建てる時にはホームシアターを造るぞと決心しました。それが、10数年前に実現した訳です。(ただし、小ホームシアターですが。笑。。。)
続く。