昨日、ブラスバンドの演奏を400人程度収容の古い建物のホールで聴いた。
座席は最後列、左端。
舞台上、小生の正面はパーカッション、ドラムス。
そこから、右へクラリネット、サックス、バンドの中央から右へはトランペット、トロンボーン、ホルン、チューバと並ぶ。
目をつぶって聴くと、
モノラル。
音像より音場。
各楽器の直接音は聴けないためだ。
注意深くドラムのシンバル、ハイハットの音を聞く。
ハイは出ていない。
廉価盤のトニーのドラムの音と変わらない感じ。
今回の演奏では、楽器のソロ回しはない。
いつもの演奏では、ソロ奏者は前に出て、客席にホーンを向けるので、スピーカーから聴くようなメリハリのあるソロが聴ける。
生の演奏は、会場の作り、座席の位置によって、さらにPA使用の有無など様々な状況で聴くことになる。
好きな音楽を生で聴いている時には、音がどうとかあまり考えていない。
演奏を、音楽を楽しむだけだ。