箱根駅伝の往路ゴールを見届けて、昼食後から聴き始めました。
最初は、
『MILT JACSON + COUNT BASIE + THE BIG BAND VOL.1』(ポリドールパブロレコード MTF1101)
パブロ盤は生々しい録音です。
あがた森魚『乙女の儚夢』(キングベルウッドレコード KIJS90011)
林 静一氏の描いたジャケット(ジャケット内側も)が大正ロマンたっぷりで、このアルバムもLPサイズで手に入れたかったものです。
10ページに及ぶ「乙女の儚夢 花鳥風月號」という読み物が付録についています。
それより何より、録音が良い。
同封パンフレットから抜粋
「今回のアナログレコード制作にあたって使用されたオリジナル・アナログ・マスターテープは、全て今から40年ほども前のものなので、そのコンディションが心配されたが、幸いなことに保存状態は素晴らしかった。それらマスターテープのほとんどは昨日ミックスを終えたばかり、と言いたいほど鮮度が高くニュアンス豊かな音がしていた。・・・・・・よって今回の復刻作業では、マスターテープに記録された素晴らしい音を出来るだけ忠実にアナログディスクに移し替える、・・・・・・・音に化粧を施す作業は行っていない。・・・・・・・日本ではあまり前例がないと思う。」(カッティング監修:和田博巳 オーディオ評論家、元はちみつぱい)
という訳で、突然、
『’71全日本フォークジャンボリー 出逢いの記録~その燃焼』(キングベルウッドレコード OFM-11)
を大音量で聴いた。
今までに何度も聴いた音盤であるが、これほど臨場感溢れる感じで聴いたことはなかった。
1,500円という廉価盤ではあるが、音質は180g重量盤に負けてはいなかった。
ということは、手前ミソではありますが、これは管球式アンプの効果であるとジコマン足した。
よしだたくろうが、高田渡氏が「自転車に乗って」を唄う前に、加川御大に向かってチャチャを入れているところの生々しさ、タマラン!!!
岩井チャンが三バカトリオで唄った「紙芝居」の間奏で、バンジョーを弾き間違えた後の“苦笑い”、タマラン!!!
ではでは。