まずは、ピンク・フロイドで始める。
『おせっかい』(東芝EMI EMS-80322)
このアルバムを購入する切っ掛けは、以前にも記載していますが、フロイドのBBCライブをFMラジオで聴いたことです。
中学生の頃、深夜放送で聴いた「吹けよ風、呼べよ嵐」以外は聴いたことがないアルバム。
小遣いの少ない高校生にとってはとても重要事項なのです。
FM音源を録音し、当時はカセット。テープで繰り返し聴いた結果、「エコーズ」をステレオ・システムでも聴きたくなったという訳です。
次に、
シー・レベル 『荒海』(ビクター音楽産業 VIP-6400)A面
’76年、オールマン・ブラザーズ・バンドは解散しました。
当時のメンバーであったチャック・リーヴェル(kb,vo)が中心になって、オールマンのメンバー2人とギタリストを加えて結成したバンド。
小生はまだ、クロスオーバーとかフュージョンという言葉を知らなかった時期でした。
この後に、スタッフを聴くことになります。
次は、
ブルースの妖精 フィービ・スノウ『サンフランシスコ・ベイ・ブルース』(シェルターレコード BT-5165)A面
彼女の独特な唱法とタイトル曲「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」がすごくマッチしていて購入。
しかも、再発廉価盤で。
テナー・サックスのズート・シムズは、まだ知らなかった。
今思えば、儲けもの。
4枚目は、クリーム 『ライブ・クリームVOL.Ⅱ』(RSOレコード MW2127)A面
「ホワイト・ルーム」をFMラジオで聴いてノック・アウト。即、購入を決めた。
5枚目は、フリー 『フリー・ストーリー』(東芝EMI ILS-67020 21)B面
日本人ベーシスト 山内テツが在籍していたバンド。
ブリティッシュ・ロック本家のバンドに日本人が入る実力があるんだ。どんなバンド?って思っていました。
レコード屋でアルバムを眺めては箱に戻す日々が続いていました。
そんな時期に発売されたベスト・アルバム。
バッド・カンパニー来日記念盤と【オビ】に記載があるので、バドカンのアルバムとほぼ同時に購入してると思います。
ここから、フリー・フリークとなっていきます。(ただ、集めるだけですが)
最後に、ジェフ・ベックの登場。
『ワイヤード』(CBS・ソニー 25AP120)
BBAでベックを知りました。
なぜ、このアルバムを購入したのか、あまり覚えていません。
FMラジオで聴いて購入を決めたことは間違いありません。1曲も知らずにアルバムを購入するなど当時ではあり得ないこと。
これも、以前「音楽遍歴」で記載していると思いますが、このアルバムによって、小生の音楽人生は続いていくことになりました。
恥ずかしい話ですが、このアルバムを取り出して聴くのは20数年ぶりになるかと。
このアルバムも、購入当時、カセットに録音して繰り返し聴いていました。
『中高ロックはレコードで聴く』とタイトルしましたが、当然ですね。当時は、レコードしかなかったのですから、手元にあるのはレコードですね。
ではでは。