雲海を抜けてたどり着いたのは中山道の宿場町…奈良井宿です。
江戸から中山道で京都を目指す時、
難所の一つである鳥居峠を越す前に一休みに使われる事の多かった宿場です。
最寄りの奈良井駅も木造の味わいのある造り。
駅前から続く旧街道はさすがに舗装されていますが
街道沿いの建物のほとんどが古民家です。
街道の微妙なうねりも趣がありますね。
毎度の事ですが到着は朝早くですので
まだ人通りはありません。
静かな街道の様子を堪能します。
宿場の中央でチビパレオのお目当てのカフェ発見!!
中は古民具などが置かれて落ち着いた雰囲気です。
久しぶりに頂いたドリップコーヒーは優しいお味でした。
これだけの数の古民家が集まって残っているのは貴重な事だと思います。
長年の月日の流れの中で独特の味わいがでています。
宿場の中で1軒だけ現代の工法で建て替えられた建物があるのですが
建て替えられてから10年位ですのに明らかに周りの建物から浮いてしまっています。
昔の大工さんがいかに丁寧な作業をしたのか、現代の工法でそれを再現しようとしても
やはり見せかけだけでは残らないという事を実感しました。
そう考えると、この風景は奇蹟なのかもしれません。
グリムス エコバッグ