ウミホタル下見

22日から1泊2日でウミホタル採集下見に行ってきました。
面子は、私と60期2人、62期1人でした。

8時渋谷玉川改札集合。
私が先輩なので早く行って待ってたんですが、同じ学校の者者に会ってしまい、集合場所を間違えたな…みたいな。
平和にみんな集合。
クマノミ君は膝丈ぐらいのズボンにサンダルの軽装で、さすが沖縄人という感じでした。

山手線で品川へ、品川から横須賀⇒総武快速⇒外房線快速で上総一ノ宮へ。
品川は始発駅で無いので当然のごとく座れず。
上総一ノ宮から普通に乗り換えて安房小湊へ。
上総一ノ宮でも15両の総武快速から、4両編成に客が集中するので座れず…
と、思ったら高相容疑者っぽい感じの優しい人がボックスあけてくれました。
平和に大富豪をして、ずっとクマノミ君が大富豪陥落することなく到着。

安房小湊駅周辺で昼食を買い、いざ採集地へ。
と、思ったら駅付近を横切っているはずの道が無い。
しばらく探していると、民家に付属した細い階段を登って橋を渡る道路があり、それが目的の道路と判明。
あとは道なりに採集地へ。
まぁ、採集地といっても私が地図と航空写真で当たりを付けただけですが。

採集地までの道のりは、舗装道路ではありますが側溝にカニがどっさりといたりカエルがいたりと、結構良い感じ。
そして、林道へ到着し、入口付近で昼食。
そのあいだ、空中をアゲハチョウ科の蝶が3種にわたり4頭ほど飛んでおり、シロチョウ科やジャノメチョウ科もあわせれば1箇所に10頭ぐらいはいたかもしれません。

「これは期待大！」と奥に足を進め、ぼろぼろで全て♂ではあったものの、モンキアゲハやオナガアゲハ、カラスアゲハを採集しました。
写真にあるは採集したモンキアゲハ。
全部♂ですが、とにかく大きい個体が格好良いので♂より大きい♀がほしかったのと、完品どころかB級品すら1頭も無いのがとにかく悲しいし、サイズも伊豆高原産のほうが大きかった気がする。
ただ、こんなに大きい蝶ならズタズタでも採集するだけでかなり楽しいですがね。
♂だけなので全部標本にしました、本当は生物部で昨日参加したみんなにやらせるのがいいのですが、乾燥してしまっては駄目なのでね。
他には目視なので正確でない可能性はありますがナガサキアゲハ♂、オナガアゲハ♀、クロアゲハ♂、アオスジアゲハなどもいました。
さらに進むと、じめじめした林道。
カエルやハンミョウがちょくちょく現れ、トンボ類も結構みられました。

そして、クマノミ君のサンダルにヒルが大量についてたわけですよ。
本当に発狂してたよ、血は吸われてなかったみたいだけどね。
まぁ、しっかりとした靴で行けば問題は無いでしょうと思いますがね。
ヒルがいなければ相当に良いポイントでした。

まぁ、そんなこんなで田圃の道をうろうろして駅に到達。
相変わらずカニはうじゃうじゃいて、コクワガタの死骸とかもあったので甲虫もいることはいるんでしょう。

113系で安房小湊⇒安房鴨川。
駅前ジャスコで買物をして、再び113系で安房鴨川⇒館山。
そして宿にチェックイン。

宿の冷房がぶっ壊れている。
そこで、除湿を最強にして周辺散策に出かける。
そこらを歩いて見回り夕飯を付近のレストランで。
毎度のごとく量が多くて死にそうです。
宿に戻ると…冷蔵庫ぢゃん！！！

んで、採集出発。
例年の桟橋で採集。
しかし、まさかの坊主。
同業者も来ていたんですが、そっちも坊主。

今朝、宿の女将さんによると、船着場を作り始めてからめっきり獲れなくなったらしく、海洋大学の桟橋に侵入して採集すれば今でもそこそこには取れるらしい。
安房博物館付近にも「ウミホタルは海に帰して！！」とか張紙があったので事態は相当深刻かと。

まぁ、坊主でしたが、こういうことが分かったのは下見の大きな成果だと思います。
蝶なら沢山とれましたし、といってもGWの三浦半島なんかよりは随分と少ないんですけど。
本番いきなり行って坊主であれば元も子も無いですからね。

そして、朝9時に館山を出発して昼に帰宅と。



　
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