電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

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電車道とは…
廃線あとの道路・・・想い出を辿りながら新しくしていく喩え。
相撲で立会い一気に押し出すこと…目標に一直線に進む喩え。・・・でんしゃみち。
マナーと良心を持って鉄道を楽しむことをいう造語。・・・でんしゃどう。

いろいろ悩んで日本の将来のために教育業界に就職しました♪♪ 小学生を相手に塾で理科の先生をしています。

ナナシサンのHNはヤママユガ科の和名から。

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やまと騙し

2010-10-12 19:58:17 | 昆虫関係・日本蝶類学会
ここ数年、中国から来た外来種のアカボシゴマダラに押されて殆ど姿を見せなくなった在来種のゴマダラチョウ。
2年前まではアカボシゴマダラは少数派で、エノキの木に居るのはみんなゴマダラチョウだったんですけどね。
ってんで、駒場野からゴマダラチョウが姿を消す前になんとか1匹でも2匹でも捕まえておこうと思ってたんですよ。

よく考えれば駒場野には筑駒や駒場野公園以外にも「東京大学」っていう最後の砦があるんでゴマダラチョウがそう簡単に駒場野から絶滅することは無いでしょうけど。
まぁ、とはいっても私の受験が終わるまでに、そして駒場野との縁があるうちに、そして当然ゴマダラチョウが採集できる程度に生息している、という全ての条件を満たしている時期に捕まえておく必要はありますわな。

ってことで、塾に行くときとかに駒場野公園を通過する際、丹念に色々なところに生えているエノキを探したところ、写真の幼虫が2幼いました。
これ、アカボシゴマダラじゃなくてゴマダラチョウですよね、どう見ても背中の突起は3対ですよね?

まだゴマダラチョウが居てくれて本当によかったです。
成虫はここ2年間ぐらい全く見ていませんので、ひょっとしたらもう駒場野にゴマダラチョウはいないんじゃないか、って気すらしてましたんで。

私の記事を見て、数年で在来種が外来種に丸々駆逐されることなんてないだろうと思った方、これがありうるから怖いんですよ。
ゴマダラチョウもアカボシゴマダラも越冬は幼虫でするんですけど、アカボシゴマダラは枝で越冬し、ゴマダラチョウは地面で越冬するんです。
んで、春先の新芽を目指して先に活動を開始するのがアカボシゴマダラで、こいつは活動が早い上に枝で越冬しているので、遅くて地面で越冬するゴマダラチョウにとってはひとたまりもないと。
しかも駒場野の場合はオオムラサキも棲んでいるような大木が生えた雑木林は無いので、彼らの食樹は小木中心となるため、よりその傾向が顕著に出ると考えられるのではないでしょうか、と。
おまけに、ゴマダラチョウは年2化性(1年に2回羽化する)に対してアカボシゴマダラは多化性であり、繁殖力的にも圧倒的に優位だそうで。


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