電車道

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廃線あとの道路・・・想い出を辿りながら新しくしていく喩え。
相撲で立会い一気に押し出すこと…目標に一直線に進む喩え。・・・でんしゃみち。
マナーと良心を持って鉄道を楽しむことをいう造語。・・・でんしゃどう。

いろいろ悩んで日本の将来のために教育業界に就職しました♪♪ 小学生を相手に塾で理科の先生をしています。

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進学校の親たち

2013-08-29 12:08:06 | 受験関係(SEG・河合塾 etc.)
いわゆる超進学校には、子供の進学や進路を実質的に決める親が沢山いる。
医学部に行かされる医者の息子とか、中1から大学受験塾に入らされてガリガリ勉強してるとか。

私は前に「筑波大の特別入試を蹴らされた」とか「京大に行きたいのに東大志望にさせられた」とかいった不満をブログに書いたことがあるので、そういうの嫌ってるとお思いかもしれないですが、私はそういう進路の決まり方は「あり」だと思っています。
明確な進路の希望がある中高生なんて少ないだろうし、私も含め大学生だってそうだけど中高生は世間を知らないわけだから。


でも、それが「あり」なのは、それにかかる費用やリスクを負担する覚悟のある親なんだと思う。
仮に、思い通りにいかなくて、私大医学部とかで膨大な費用がかかることになったとしても、それを全額負担するぐらいの覚悟のある親。
例えば、その覚悟がない親が「あなたは医学部に行って医者になりなさい!!絶対!!医者はもうかる!!」と言ったところで、あまりに無責任な言動だと思うのです。

初めから大学の授業料を自分で奨学金を借りて出させる算段の親は、もちろん家庭事情とかあるから奨学金を借りるという選択肢はもちろんありだし、そのためにある制度なんだけど、進路について助言はするとしても、それ以上のことができるのかな。
いくら親でも、自分のエゴのために子供に多額の借金をさせる権利なんて持ち合わせてないはずでしょう??


「将来、家庭を持った時に便利だから、私の気に入った場所があったし、お前の名義で家と車を買った。私が指南してあげたんだから私も住むし車も使う。私が死んだ後もちゃんとローン払うんだぞ。」

もしも、こういう親が居たらどう思うでしょうか。
でも、それと同じじゃないでしょうか。


一方で、同じことをしても、そのお金やリスクを負担してくれる気のある親だったら、かなり過保護にはなりますが子供に家や車まで用意して良い親だと思える部分もあると思います。

ですから、子供の進路の方針を決めてやるような親は、結果に関わらず費用を全額、場合によってはてめぇの保険金で払うぐらいの「覚悟」をもつこと、それが発言や行為に対する責任であって、そうでないなら無責任に好き勝手を言ってるだけの自己満足か単なるエゴだと思うのです。
そんなエゴに付き合うために、人生を変えられて(先は長いからこのぐらいで棒に振るとまでは言わないが)借金まで負わされたらたまったもんじゃないでしょう。

親と子供の関係は対等じゃないんですから。


誰だって、自分の子供に「こうなってほしい」という希望は持っているだろうけど、違いはそこだと思う。
もちろん、収入なんかの面でどうしても費用やリスクを全額負担できない親は世の中に五万といると思いますが、それは誰がどう考えても子供の責任ではないのですから、その場合は親の理想とする進路を進ませるのは諦めて、叱咤激励や助言はしつつも本人の進路を本人が決めるように仕向けてあげるのが筋じゃないかなって思います。


私の家がどのようであるかはここでは述べませんが・・・

私はいま、生物オリンピックの特別入試で筑波に行っていれば払うはずのなかった、そんな費用を払うために、奨学金という名前の多額の借金をしています。
あるいは、そうでなく浪人したとしても1年間、自分の行きたい大学の対策をしていれば払わないで済んでいた可能性がより高かった、そんな費用を払うために、奨学金という名前の多額の借金をしています。

まぁ私はそこまでの親不孝者じゃないし無礼者でもないと自負しているから仮に親が全額払うと言っても、東大に行ってたとしても、奨学金は取って借金してたとは思うけど・・・
それでも、どういう経緯でどういう進路を選ぶことになっているのかというのを考えれば、やっぱり親子の親しい間でも守るべき人間としての道理や建前ってのがあります。


女性であれば特に、借金があれば結婚だって遅くなりますし子供だって作りにくくなりますよね。
だから、私の家でいえば妹には「私は奨学金を借りない!!」「奨学金は採れなかったけど良いじゃない!!!」と言える理由があると思うんです。
「権利」だけだったら私にだってあるでしょうけど。


万が一、自分の子供ができたとしても研究者の子供だったら奨学金を借りてもらうことになるとは思うけど・・・
「私の言った進路にすすめ、言うとおりに出来なかったら、あとは借金してでも金は自分で出せ」といった態度は私が親だったらできないなと思うのです。

ちなみに私は志望校を決めるときに「研究者志望で奨学金を借りるなんて人生ナメてるとしか思えない」と父親に言われました。
そもそも私は初めから研究者志望でやってきたわけではないんですけど、それはおいておいても私が奨学金を借りさせられているというのは、暗に進路を諦めさせようとしているのでしょうか。
無理やり志望校を変えさせられた挙句、思い通りにならなかったからと、私が将来を捨てなきゃならないとしたら悲しい。
もう既に半分ぐらい捨ててるけど。


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