電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

母をたずねて三千字

2011-05-30 19:38:23 | 旅行などもろもろ
昨日とおとといは東大の五月祭だったみたいですね。
それにしても、59期の学年は卒業しても災難だらけだよな、例年より2週間も早い梅雨入りに台風接近だぜ。

私は土曜日に2時間ほど河合塾本郷校には化学の用事があったのですが、五月祭には行きませんでした。
東大志望したくないからじゃなくて雨だったからだよ、私は東大に行きたいとは思わないけど東大を受けることになると思ってるし、そのつもりで勉強してるわけだから。
まぁ、大学以降の学費は高校までと違って普通は自分が将来働いて返すことになる(筑駒出身の裕福な人々にはそうでない人も多いだろうが)わけだから、自分の目指すところの大学に行きたいところではあるけどさ。

この間、母親に「どうしても東大に行って欲しい。一生のお願いだから。」とか頭さげて言われてさ。
親に頭下げられたら東大受けないと言うわけには行かなくなってイエスと答えたら「ありがとう」だって。
ちなみにその「ありがとう」の意味について「東大なら働いて返さなくていいから」とか言いはじめたから、理由は経済的なことではないらしい(笑。

いや、単に息子を東大生にしたい気持ちが強いだけなのは私も知ってるし母親自身も認めてるんだけどね。
今までは、それが理由だと知ってたからこそ、私の明確な進路志望が無視されたり、高圧的な態度で罵られたりするのに我慢ならなかった部分もあったわけだけど。
こういうのって結局、最後は「一生のお願い」「ありがとう」になっちゃうんだね。

自分で言うのもなんだけど、私は大学受験を除いて、今まで親の期待に応え過ぎた気がする。
妹達は昔から親から私の何倍も投資してもらってるのに遊びまくり勉強はできず、しかも料理も洗濯も掃除もまともにできない上に気も利かない、歳より幼くて何故か小遣いが湧いて出るという不思議な野獣どもなので、母親には私しかいないんだってさ。

私は当然のごとくある程度の料理、洗濯、掃除はできますよ、京大行っても困らないぐらいに(笑。
年上に見られることも多いしね、身長が中2で止まって以来、衰えることしか知らないんだから(笑。
ちなみに、筑駒には悪さをしなくても本当に小遣いが湧いて出る羨ましい人もいましたね…(笑。

ところでさ、母親ってのはそういうものなのかな…って。
絶対に叶わない夢なんだけど、私は子供を産んで母親になってみたかったととても思う。
父親って家族のなかで孤独だし、自分の血を分けてないわけじゃん(生物学的には母親も血を分けてないし、遺伝子は半々だが)。
別に女に生まれたかったとも男に生まれたのが悪いとも全く思わないけど、自分の「分身」としての息子を持ってみたかったってこと。
遠い遠い未来のこと…生物学が進んで男が子供を産める時代が来たら、女に生まれなくて男に生まれて良かったと思う…のかな。

そういえば、話を変えるけどさ、よく子供を産めない女性に同情する話があるけど良くないと思う。
背が低いのとか貧乏ということとかに同情するのが失礼なように、出産という特別な事柄が絡んでいるといえ、避けられない運命に対して同情するのはやっぱり失礼だと思うし、人間の約半分は子供を産みたくても初めから産めないわけじゃん。
わざわざ「異常視」して同情するほうが異常だと思うね。

そういう意味で「ウサギになりたいっ!」って言ったときに「っ…結婚すれば宇佐美にはなれるわよ(笑。」みたいにあしらわれる幼稚園ぐらいの子供ってどういう気持ちなんだろ。
大人は、子供は物事が分からないんだなと気にも留めずあしらうわけだけど、幼稚園児からしてみれば恐らく人生で初めて夢を諦める瞬間であり、かつ自分に無いものを求めるという傾向は全世代に見られるし、その初期段階として人間の心理を調べることにおいて重要なんじゃないかな、とかね。

うっひょー。
今日は携帯で3000字も書いちゃったよー。
いや半角だから1500字なんだけど。
あやややー。


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