電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

展翅鳥羽鳳蝶

2010-09-26 23:23:52 | 昆虫関係・日本蝶類学会
鳳蝶とは台湾でアゲハの意味みたいです。
先日買ってきた三角紙標本のうち、メガネトリバネアゲハの♂を1頭だけ展翅してみました。
トリバネアゲハの展翅は初めてで、しかも羽の形が独特なので緊張してたんですけど、パッと見では様になっているかな、って感じですかね。

最初はペアで展翅しようと思ったんですけども、♀は予め翅の最も大切な翅脈が2本も豪快に折れていたのであきらめ、鱗粉転写のプレパラートにしようと思います。
他のを全部成功させれば充分すぎるぐらいに元は取れるし。
オスも翅脈が潰れてひん曲がっていた箇所はありますけど、許容範囲なので展翅。
今思ったんだが、メガネトリバネアゲハの♂って日本のモンキアゲハより小さいような…?

軟化展翅なんて1年ぶり、いやそれ以上ぶりぐらいかも。
しかも、今回は使うものがトリバネアゲハってんで、無駄に出来ないので念には念をってことで割ときちんとやりました。
「熱湯注射法⇒酵素注射⇒筋肉破壊」とね。
いつもは裏技というか、水より浸透性の高い有機溶媒を羽の付け根にポタリと垂らして柔らかくするだけなんですけども。
軟化酵素は筑駒生になるよりも遥か昔に買った代物なので使えるかどうか心配でしたが、大丈夫でした。

そんで、新しく買った傾斜板、案外使いやすいかも。
まぁ私が平板主義なのは変わる予定はありませんけどね。
展翅のときに柄付針で2回ぐらい翅をビリッとやってしまったのは内緒ね、ちょっと熱っぽい上に感覚がが衰えてた。
こんな大きいチョウの軟化展翅でこれじゃ小さいチョウなんて出来ないじゃないかっ。
三角紙標本って翅に弾力がないから針で少し強く触れるとすぐに破れちゃうからこまるわな。
乾かしたらアミールのりで塞がなきゃ。


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