トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

転んだ時のこと

2021-02-05 06:08:00 | 家族
先日、見事に道で転びました。
泣くとか、辛いとかじゃなくて、とにかく痛いんです笑
もう、この歳でこの体重で転びますとですね、打ったところの衝撃たるや!!

たまたま家族がいた時だったので、恥ずかしさとかはなくて。ただ、痛くて立ち上がれないだけです。
家族はたまったものではありませんよね。その場に5分とか釘付けになるし、2人ともすっごい悲壮感たっぷりで、申し訳なさそうにたたずんでいます。娘なんかこの道通ろうとしたから、ごめんなさい、なんて言うんです。こちらも申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ここで3人で悲壮感を振り乱してはいけないと、私なりに一応奮起するんですね。ただ立って歩くだけですけど笑


そうして歩き出したはいいものの、強打した膝は結構痛くて。ちょっとフラフラしちゃいました。
するとすかさず娘は手を繋ぎ、すかさず主人は私の腕を抱え込むんですね。
なんの技かと!笑

だめだよー!とふたりがいうので、両手に花状態で歩きました。

歩いててなんだか情けなくなってきて、うるうるしそうになりましたけれど、
「これ、結婚式の逆だよね」と主人が発言しました。

意味がわからないので、感情がピタリと止まります。

「ほら、新郎が腕をこう、腰に当てて、花嫁さんがそこに手をかけるでしょ?僕たちはその逆だ!」

絶対違うのです。
私の腕を抱え込んで運んでいるので、見た目にも全くキレイさもなし!逆とかそういう話になるわけがない!
トドママが抱えられて歩いてる、隣の子どもは杖がわり。が実態です。

ですが、その発想に思いっきり笑ってしまいました。

私自身もずいぶん変わった人間だと思っていましたけれど、似たもの夫婦なんですね。

娘も次に転びそうになったら、私がこうやって支えて!とシュミレーションしています。そのシュミレーションによって、むしろ手を繋いでいる分引っ張られたりして不安定になります。まともに歩いてくれないかなあ、となります。

変な家族ですねえ。
もちろん心底感謝してますけれど 笑