授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

5年理科 もののとけ方 第4時 ホウ酸が水に溶ける量

2008-01-17 01:08:44 | 理科
(C)TOSSランド/小学校/5年生/理科/もののとけ方            

5年理科 もののとけ方指導プラン 
第4時 ホウ酸が水に溶ける量
臼井俊男

1.復習~めあて~実験方法
 「復習です。食塩は水にかぎりなく溶けましたか。」いいえ。
 教科書P52を読む。ホウ酸とは何なのか、教科書に書いてあることを読む。
 めあて「食塩以外の物も、水に溶ける量には限りがあるだろうか。」
 方法「水50mlにホウ酸5gを加えて全部溶けるかどうか調べる。」
 板書し、ノートに書かせる。

2.予想
 「予想。限りがある。限りがない。どちらかをノートに書きます。」
 前時の食塩で、限りがあったので、ほとんどの子が「限りがある」と予想するであろう。
 「限りがあるという人は、何gで溶け残ると思いますか。5g、10g、15g、20 g、25gそれ以上?ノートに書きます。」
 自分の予想はノートに書かせる。人数を板書しておく。

3.実験
 「実験方法、記録の仕方は、前回の食塩と同じです。黒板を写した班から、ノートチェックを受けて準備をして 実験を開始します。」
 準備物は、メスシリンダー・スポイト・水・ホウ酸・電子てんびん・薬包紙・薬さじ。
 ノートチェックは、いままでしてきたとおり。書いてあるモノしか貸さない。
 メスシリンダーやスポイトは、水をはかりとったらすぐ片づけさせる。
 我が校は、電子てんびんが4台しかないので、教卓に並べる。
 ホウ酸は、教卓で5gはかりとり、持って行かせる。
 電子てんびんが、班の数あれば、配ってもいい。
 上皿てんびんでもできるが、はかるのに時間がかかる。
 常温であれば、ホウ酸は、5gでも溶け残る。気温10℃で1.8gしか溶けない。

4.結果~まとめ
 どうやっても溶け残るので、15分を残し、実験をやめさせる。
 班ごとに結果を発表させる。どこも5gでとけ残るはずである。
 「まとめます。水に溶ける量は、この後に続いて文章を考えます。」
 『食塩以外の物も、水に溶ける量には限りがある。』のようにまとめる。
 今回使ったホウ酸水溶液は、次回使うので、容器にビニールテープのラベルを貼り、集めておく。

5.発展
 時間が許せば、演示実験を行う。
 「水50mlに砂糖は何グラム溶けるか。」
 5gのスティックシュガーをいれ、容器を振る。
 実際には、100g溶けるので、残り時間によって、一度に何g入れるか調節する。
 

Copyright (C) 2008 臼井俊男. All Rights Reserved.
TOSS(登録商標第4324345号)、TOSSランド(登録商標第5027143号)
このサイトおよびすべての登録コンテンツは著作権及びリンクはフリーではありません