工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

福岡糸島・雷山(~~清賀の滝~上宮~雷山山頂)~~2023.4.30

2023年05月01日 | 登山

先日、福岡県の糸島にある雷山(標高954m)に登ってきました。

年に数回、山の中腹にある雷山千如寺にはお参りにくるのですが

来るたびに、いつか登りたいとずっと憧れていた山です。

 

登山者専用駐車場に車を停め いざ 登山開始!

雷山観音のすぐ脇に登山口があります。

まずは、清賀の滝を目指し、川沿いを登ります。

オドリコソウ。

シキミ。

カキドオシ。

シャガ

ユキノシタ

様々な植物が芽吹き、色が濃く あざやかな。

生い茂る木々、普段なら薄暗いはずの山の中ですが

新緑を通して差し込む日の光は 柔らかく なんとも気持ちがいい。

 

沢沿いを ずんずん進んでいきます。

沢を渡ります。(清賀の滝に辿りつくまで、計4回ほど小さな沢を渡ります。)

アマドコロ

ウワバミソウ

看板発見!

道は間違ってないようです・・。

オシダ。

画像では分かりにくいですが 直径1mほどある大きなシダです。

 

冬に赤い実をつける アリドオシ。

お正月に 千両・万両とともに飾り 

”千両・万両有りどおし”と語呂合わせで縁起物と言われています。

 

道路にでました。ちょっと一息・・。

ここから次の登山道に入ります。

 

不思議な形・・ツクバネソウ

また 沢を渡ります。

 

そして・・二回目の道路に辿り着き ここから 清賀の滝までは もうすぐです。

ムラサキケマン。

 

芸術的なシダの新芽。

そして・・着いたぁ~~~!!清賀の滝!!

前日の雨の影響か 水の勢いが半端ない・・・。

この川を渡って 次は 上宮へ。

 

ここからは、かなり急勾配な道が続きます。

急ではありますが ちゃんと 階段も整備されています。

モクモク・・と登ります。

フジの花が落ちてました。

どこか近くにフジの木があるはずですが 姿はみえず・・。

辺りを見渡すと、木々の隙間に紫の影が・・。

あぁ・・もっと近くで見たかった・・。

 

スミレ。

カンアオイ。

新緑が 目に優しい~~。

上宮 到着!

 

この時期は、紅葉の青葉がキレイですね~。

少し休憩して・・さぁ こっから山頂へ。

あと一登りです。

ミツバツツジ。

葉っぱが 三つ葉なのでこの名前がついているそうです。

花はツツジなんですが 葉っぱは ツツジぽくないですね。

ニリンソウ。

キイチゴ。

 

紫のスミレ。

ヤマツツジ。

目の前が開けて 空が見えました!

 

雷山山頂 到着!

 

山頂からの眺めは・・こちら!

 

登り3時間。

下り 2時間。

 

今回は、かなり・・足にきました・・。

下りた後、足がつったのは はじめてです・・・。

 

下山後、近くの温泉 ”マムシの湯”で

足をしっかりもみほぐし 疲れをいやして帰りました。

・・が

翌日・・筋肉痛になったのは・・言うまでもありません・・。

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2023・3・25~~福岡朝倉・大平山

2023年03月26日 | 登山

桜が満開になりつつあるこの時期、

桜の花見も兼ねて 福岡朝倉市にある大平山に登ってきました。

登山口は 甘木公園の中にあります。

広い公園駐車場に車を停め いざ 出発!

この日は、桜が見頃ということもあり 公園には たくさんの出店が並び

その出店の前を 登山リュックを背負って通るという・・なんとも場違いな感じ・・(苦笑)

本当にこの道であっているのか?っと不安になりつつ・・進むと

 

公園内を抜けたところで 登山口の看板発見!

 

登山口とはいえ 公園内なので キレイに整備され

花壇でよく見かける ムスカリの花もあれば

 

自然の恵み スミレ

実がなるのが楽しみな カジイチゴ(キイチゴ)

黄色が可愛い ウマノアシガタ

 

顔を上げれば ヤブツバキ

この時期は、桜だけでなく いろんな花が楽しめます。

階段をのんびり登っていくと

 

小さな展望台に到着!ここからの景色は・・こちら!

 

おぉ~~甘木の町がすぐそこに見えます。

 

・・っで ここからが 本格登山。

大平山まで 35分と看板には書いてあり、

往復してもお昼には降りてこれるかな?

下山後のランチを期待して いざっ!

山道は 広く とても歩きやすい。

・・っが こんな看板を見つけてしまった・・・

かなりなヘアピンカーブ・・・が続くようです。

 

つい先日登った作礼山は 標高が高いこともあるのか木々は まだまだ枯れ木の状態でしたが

ここは、新芽が芽吹き 緑のトンネルで 居心地ならぬ目心地が良い~~。

シダの群生も 適度な湿度を保ってマイナスイオン放出?!

この日は お天気は曇り空でしたが、

青空の下の 木漏れ日はきっと気持ちいいだろうな~っと想像。

 

いくつものヘアピンカーブを回り ようやく最後のカーブに。

 

これを登り切れば・・

 

公園入口には植え込みがキレイに手入れされ

 

水仙の花が道を彩っていました。

 

 

そして・・・

到着!

大平山山頂展望台!

 

この時期だけでしょうか? 鯉のぼりが優雅に空を泳いでます。

 

山頂に着いた頃には、お天気も晴れ 青空が気持ちいい~~~~!!

 

山頂からの景色は・・・こちら!

おぉ~~~!

 

真正面に見えるのは、耳納連山(みのうれんざん)

あの山の向こう側が 久留米の街になります。

一山超えただけですが 久留米から見る景色とは 全く異なりますね。

 

お天気も良くなってきたし

山頂で ちょっと休憩し せっかくなので 

もう一つの山 安見ヶ城山へ行ってみることに。

 

大平山は 山頂も よく管理されていて ベンチや休憩スペースが設けられ 

植え込みの木々や 歩道も整備されています。

 

馬酔木(あせび)

 

こちらは アケビ

 

馬酔木とよく似ていますが こちらは ドウダンツツジ

 

お茶席などで使われる高級楊枝の クロモジ

どこを見ても 花が満開です。

 

安見ヶ城山へは

公園から 長い階段を下っていきます。

登って下って・・を数回くりかえし

 

しばらく行くと 安見ヶ城の看板が。

 

最後は この坂を上りきると・・・

 

 

着いたぁ~~!!安見ヶ城山 299M

 

景色は・・・こちら! 

 

往復2時間くらいのハイキング感覚で登ってきましたが

いやいや・・なかなかの登山になりました。

 

お腹もかなり空いてきたので 出発地点甘木公園へ戻ることに。

山の中は 桜も早かったのか すでに 散り始め。

花びらが雪のよう舞い散り これまたキレイでした。

芝生の上、誰も踏んでいない桜の花びら。

 

朝は 8分咲きくらいだった桜も

公園に戻った昼過ぎには 桜は満開を迎えていました。

 

往復2時間弱を想定していましたが

実際は、10時から登り 下山したのは 14時・・はははは・・(苦笑)

倍の時間がかかりました。

なかなか充実した登山になりました。

下山後は、秋月の湯に入ってゆったり。

 

いいリフレッシュになりました。

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佐賀・奥作礼山~~2023・3月~~

2023年03月24日 | 登山

今回は、先月登った 作礼山のもう一つのルート 奥作礼山を回ってきました。

 

生憎の霧・・ですが 足取り軽く

すぐに 一つ目のチェックポイントに到着!

 

・・っで 今度は、下っていきます。

 

 

作礼山の良いところは、案内板や道しるべのリボンが こまめにつけられているので

初心者でも安心して登れます。

有難いです。

 

こんな野性的な木々もあれば・・

真っすぐ立つ木々もあり。木々の門と名付けられてます。

 

そして・・分かれ道。看板発見!

パノラマ展望岩に行ってみることに。

ちょっと上ると・・・

 

着いたぁ~~!!

で・・その展望は・・・こちらっ!

 

 

真っ~~白~~~~。そりゃそうですよね・・・(苦笑)

 

・・っで 先ほどの分かれ道に戻り・・次のルートへ。

 

霧に煙る水墨画のような景色の中・・・

足元には ショウジョウバカマの群生。

目線を上げれば・・クロモジ

黄色の花が 可愛い。 

こちら もみじ谷。

新芽は、まだまだ・・先のようです。

 

色のないこの時期でも 青々と緑の葉を茂らせるのが ミヤマシキミ。

花は、もうちょっと先のようです。

 

大きく分かれる分岐点に辿り着きました。

 

ここで 沢ルートへ進むことに。

 

ずっと登ってきたので 下りは楽?かと・・おもいきや・・

そうでもなかった・・・。

 

倒木が苔むして  なかなかの年季が入ってました・・。

 

触ると ふかふか。気持ちよさそう。

下りきった先、沢を渡ります。

 

水がきれい。

 

 

さて、下りは終わりか?

 

 

道が平たんになって安心したら・・大間違い。

新たな看板が・・・。

 

次は・・登れ!という指示が。

これを・・登ります。

 

どんだけ急かというと・・・ロープなしでは登れない傾斜。

 

人呼んで・・転落坂。

 

まだまだ登りは続きますが、ここまできたら・・登るしかない。

えいやぁ~~~~!!

 

途中・・ヒサカキの花に ホッと一息。

 

そして・・登った先に現れたのは・・

 

真っすぐ続くその道に ついた名前は 人生の並木道

 

この先の人生・・・障害物のない こんな真っすぐな道が 開けていたら・・いいなぁ・・・

 

・・っと いろんな想いを噛みしめ?ながら 

人生の並木道の坂を

登ります・・。

 

さて・・そろそろ 戻ることに。

人生の並木道から 尾根ルートへ進みます。

 

ここから先は、尾根まで 登る・・

 

登る・・・

 

ひたすら・・ノボル。

 

ヘロヘロになりながらも 無事 下山。

 

帰りは、麓の温泉 厳木温泉・佐用姫の湯に入って こわった足をしっかりマッサージ。

さらに 岩盤浴にはいってしっかりデトックス。

さらにさらに 休憩室で ご飯食べて リラックス。

 

あぁ・・満足じゃ。

さぁ、明日から また頑張ろう!

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佐賀・作礼山~権現山~2023.02.11~~

2023年02月24日 | 登山

今月半ば、佐賀・作礼山に登ってきました。

 

 

いざ、出発です!

 

可愛い看板によると、作礼山には いろんなルートがあるようです。

案内板に従って、まずは、権現山を回って 作礼山の山頂へ向かうことにします。

 

権現山へは、キャンプ場の横を通り過ぎて 階段を進んでいきます。

 

 

 

 

 

しばらく行くと・・権現神社の鳥居が現れます。

 

 

鳥居をくぐり さらに 上へと進みます。

 

 

葉が落ちた山の中は、色が・・ほぼない・・・・・

 

 

ですが・・そんな冬の山の中でも 苔だけが 鮮やかな緑。

 

アカハシラゴケ

モフモフして 気持ちよさそう~~。

こちら シノブゴケ

ホソバオキナゴケ

ウメノキゴケ

 

苔の写真を夢中で撮っていると・・突如 急な階段が現れ・・まるで・・壁

あまりにも 急なこの階段は 一段が 足の幅ないので 横向きでしか登れない・・

 

そんな急な階段を登りきると・・ついた~~~。

 

権現山山頂~~!!!

 

眺めは・・こんな感じ。

 

さて、次は 作礼山山頂へ。

 

来た道をキャンプ場まで戻ります。

 

池のほとりにキャンプ場があります。

 

この池を回り込んで 作礼山へと向かいます。

 

 

山頂までは、すぐです。

 

 

着いたぁ~~!!

 

 

 

山頂には・・石積みの・・カメ??

 

 

そして・・山ガールの主張??

 

山頂からの眺めは・・こんな感じ。

権現山とは また違った景色です。

 

駐車場まで戻る途中、

この時期 落葉した山の中には なんにもない・・っと思っていましたが

 

??ん??なんか・・もこもこ??してる

 

カワラタケ

こっちの木は・・

赤いキノコ ヒイロタケ

 

これは??木の実??

いえいえ・・これも キノコ

ツチグリ(土栗)

 

 

作礼山は、なだらかで のんびり ハイキング感覚で登れる山でした。

次は、同じ作礼山の中でも

”人生の並木道”と呼ばれる 奥作礼山のルートを登ってみようと

思います。

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2023.01.21~~佐賀・天山(七曲峠~)

2023年01月27日 | 登山

先週 佐賀県の天山に登ってきました。

天山には、いろんなルートがあり、

ほぼ、9合目まで車で行けるルートと 少し長い距離歩くルートとあり

今回は、少し長く歩くルート・七曲峠から登るルートから出発です。

七曲峠に 駐車場はありませんが、路肩に数台停められるスペースが確保されています。

初めてのルートなので、登り口が分からない・・。

すぐさま、ベテラン登山者さんを掴まえ?!

登り口を聞くと、親切に場所とルートの説明をしてくださいました。ありがたや~~。

・・っで 10時すぎスタートです!

 

登山道は、しっかり整備され登りやすい。

 

 

このルートは、”九州自然歩道”に指定され

お正月に 同じく山好き・植物好きの従妹夫婦から情報を収集したところによると

このルートには、春~初夏にかけて 様々な植物が花を咲かせ

その中でも・・”トリカブト”が自生している・・らしい。

写真で見せてもらったトリカブトは、紫色のとてもきれいな花。

こんなきれいな花に・・猛毒があるとは・・。

いつか見てみたいものです。

 

この時期は、あっても緑の苔か

 

冬イチゴ(キイチゴ)

 

木々は、ほとんど落葉。

本当なら・・木々のトンネル。

 

そんなほぼ落葉の山で 唯一 葉を青々と茂らせ 赤い実をつける”アオキ”

野鳥たちの冬の大事な食料です。

 

登ったり・・下ったりを繰り返し 進んでいきます。

 

天山には、川も池もありませんが 地下水が豊富なのでしょうか?

 

 

いたるところで 青々とした苔を目にします。

 

クマザサの登山道を抜ける際・・

 

・・“パチパチ・・・パチパチ・・・”と

ナニカが弾ける音が響きます。

 

鳥の鳴き声も 虫の羽ばたきも 獣の気配もない・・この山の中で響く・・

音の正体は・・???

 

 

 

 

・・・霜です。

 

街の中にいると なかなか気づけない音ですが

霜が日の光によって弾ける、”自然”の音。

それが パチパチ・・パチンっと響いています。

聞けて良かったです。

 

標高が上がるにつれ 明らかに 気温も下がってきました。

山頂まで・・あと2.1KM

 

 

もうほぼ木々のトンネルは抜け、クマザサの草原を抜けていきます。 

このあたりにくると サルトリイバラの赤い実をよく目にします。

山頂まで あと1.1KMです。

 

ほぼ山頂といっても過言ではないこの一帯には 

前日積もったであろう雪が残っています。

 

遠くに 石碑が見えてきました。山頂は目の前です!

着いたぁ~~~!!標高1046m!!

 

山頂から眺める景色は・・こんな感じ!

 

佐賀平野が 一望できます。

気持ちいい~~~!!

新年 初登山は 天山!

お天気にも恵まれ いいスタートになりました。

山頂で飲んだ熱々のコーヒー、美味しかったです。

ありがとう~~!

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