今日の一冊!
””こいわすれ””
著 畠中 恵(はたけなか めぐみ)
お江戸・神田の町名主の跡取り息子 お気楽モノの麻之助と
色男の清十郎 堅物の吉五郎の三人の周りに起こる
難事件?怪事件??
幼なじみ三人の軽快なやりとりと
お江戸で生きる 武家・商人・町人
それぞれの人間模様が 絶妙なバランスで描かれた
まんまことシリーズの第三弾!
第一弾 ”まんまこと”
第二弾 ”こいしり”
”町名主”という
町の厄介事・揉め事を裁定するお役目の目線を通して
描かれるお江戸の町
そこに生きる人々の姿は
生き生きとして人間味あふれ
なんといっても
主人公三人の掛け合いやり取りが
おもしろい!
ほっこりしたり
涙あり・・。
こんな面倒見のいい
町名主(相談役)がいてくれたらいいな~と
思わせてくれる作品です。
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時代小説ではありますが
畠中恵さんの時代小説シリーズは
どの主人公も 人間味あふれ
愛嬌たっぷり。
時代背景も しっかり描かれているので
お江戸の歴史・知識がなくても
ついつい 引きこまれ楽しめる作品です。
作家 畠中 恵さんといえば
”しゃばけ”シリーズ
妖(あやかし)と若旦那のファンタジー時代小説は
子供から大人まで楽しめるエンターテイメント?!な内容で
どっぷりはまって読んでしまいます。
その他
”ちょちょら”
”うずら大名”など
主人公が 一見頼りない・・でも
実は すごい切れ者?!という
絶妙なバランスに
毎回 いつの間にか引きこまれてしまいます。
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体調を崩した時
本を読むことで救われました。
本の世界に没頭することで
頭の中を空っぽに。。
リセットすることができる気がして
それ以来
インドア派の私にとって
読者は
欠かせない ストレス発散の一つに
なってます。