工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

”こいわすれ”~~著 畠中 恵

2019年05月28日 | 今日の一冊

今日の一冊!

 

””こいわすれ””

著 畠中 恵(はたけなか めぐみ)

 

 

お江戸・神田の町名主の跡取り息子 お気楽モノの麻之助と

色男の清十郎  堅物の吉五郎の三人の周りに起こる

難事件?怪事件??

幼なじみ三人の軽快なやりとりと

お江戸で生きる 武家・商人・町人

それぞれの人間模様が 絶妙なバランスで描かれた

まんまことシリーズの第三弾!

 

第一弾 ”まんまこと”

第二弾 ”こいしり”

 

”町名主”という

町の厄介事・揉め事を裁定するお役目の目線を通して

描かれるお江戸の町

そこに生きる人々の姿は

生き生きとして人間味あふれ

なんといっても

主人公三人の掛け合いやり取りが

おもしろい!

ほっこりしたり

涙あり・・。

 

こんな面倒見のいい

町名主(相談役)がいてくれたらいいな~と

思わせてくれる作品です。

 

 

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時代小説ではありますが

畠中恵さんの時代小説シリーズは

どの主人公も 人間味あふれ

愛嬌たっぷり。

 

時代背景も しっかり描かれているので

お江戸の歴史・知識がなくても

ついつい 引きこまれ楽しめる作品です。

 

 

作家 畠中 恵さんといえば

”しゃばけ”シリーズ 

妖(あやかし)と若旦那のファンタジー時代小説は

子供から大人まで楽しめるエンターテイメント?!な内容で

どっぷりはまって読んでしまいます。

 

その他

”ちょちょら”

”うずら大名”など

主人公が 一見頼りない・・でも

実は すごい切れ者?!という

絶妙なバランスに

毎回 いつの間にか引きこまれてしまいます。

 

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体調を崩した時

本を読むことで救われました。

本の世界に没頭することで

頭の中を空っぽに。。

リセットすることができる気がして

それ以来

インドア派の私にとって

読者は

欠かせない ストレス発散の一つに

なってます。

 

 

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