工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣で ワンピース

2022年05月10日 | 久留米絣~~ワンピース

久留米絣でワンピースをお作りしました。

 

 

 

 

シンプルな 夏のアッパッパーワンピースです。

 

脱ぎ着がしやすいように 前中心コンシールファスナー開き。

 

 

ウエストに貼り付けポケット。

 

 

袖は ドロップショルダー

 

 

折り返すと・・こんな感じ

 

 

比べると・・

 

 

 

 

 

ちょっとしたことですが 雰囲気変わります。

 

後ろは シンプルにこんな感じ。

 

 

 

梅雨いりも間もなくか??

梅雨に入る前に すでに 夏日がつづく九州。

今年の夏は 暑いのか??なぁ・・。

 

 

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先日、

自営で工房を始めたばかりの頃

1年ほどアルバイトに通っていた お直し専門の洋装店のオーナーから

「今月いっぱいで 店閉めることにした。」と電話がありました。

 

私が そのお店に お世話になっていたのは もうかれこれ・・10年前・・。

(工房の)顧客も増え 自立してやっていけるようになり この洋装店を退社しましたが

時々 着物リメイクのお客様を ご紹介してくださるなど

ずっと ご縁は繋がっていました。

お店に行くのは 2年ぶり。

ちょうど 3時のおやつ時だったので お菓子をもっていき

私もお茶をごちそうになることに。

 

10年経っても・・作業場の中は 何一つ変わらず

 

ラックに隙間なくかけられた洋服の数々 

工業用ミシンが稼働する音

お直しには欠かせない 接着芯や裏地 端切れの山山・・。

 

 

何一つ 変わらないように思えるものの

でも・・やっぱり 10年の月日の中には

共通のお客様の訃報があったり

お得意様だったお店が閉店していたり・・と

話せば 「あぁ・・やっぱり 10年の月日が流れているだ・・。」と

実感させられます。

 

その日の夜 従妹から久しぶりに電話があり

もう一人の従妹の話になりました。

従妹が亡くなって 6年。

3回忌の法要で集まったのは もう4年前。

 

法事というのは 親しい人が亡くなるという意味では悲しいことですが

昨今、法事でしか 親戚が顔を合わせることもなくなり

私の中で 親戚の近況も 4年前で止まっています。 

 

10年もあっという間

4年という月日も あっという間。

 

月日が流れた分 

変化は積み重なっていくのに・・知らないまま 気づかないまま

あっという間に過ぎ去って・・

さらに コロナ禍で ”会うな””出るな”で 人との縁は薄くなり

何にもしないうちに 1年が過ぎ去って・・・。

 

気づけば また 10年経っていた・・なんてことに

なりかねない。

 

今年も もう 約半年が経とうとしています・

あぁ・・今年も何もしないまま

やばい・・やばい・・焦る?ばかりです(苦笑)

 

 

 

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