工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

龍郷・泥大島でコート

2021年02月05日 | 大島紬

龍郷・泥大島で コートをお作りしました。

 

 

 

 

 

前肩ヨーク切り替えに 赤のパイピングをいれてアクセント

 

 

背中のヨーク切り替えにも赤のパイピング。

 

 

 

あぁ・・残念・・画像では 赤の色が とんでしまって・・ぼやけてる・

 

脇にスラッシュポケット。

 

 

袖は、すっきり筒袖

 

 

後は・・背中のヨーク切り替えにギャザーをたっぷり入れて

 

 

 

こんな感じ。

 

襟は・・閉じてもいいし 第一ボタンまで開けてもいいし

 

 

 

その日の気分で いろんな着こなしをお楽しみいただけます。

 

 

裏地無しの単衣のコート。

 

これから春先に 重宝する一着です。

 

*****************

 

来週(2月12日)は、旧正月。

毎年、長崎新地中華街では この時期

旧正月を祝う ”ランタンフェスティバル”で大賑わい・・なのですが

今年は、開催が全面的に取りやめになり

中華街は閑散としていました・・。

 

中華街のすぐそばには 鎖国時代 中国から貿易のためにやってきた人の生活拠点っであった

”唐人屋敷”があります。

今も 中国様式のお堂が残り

ランタンフェスティバルの時には 

この4つのお堂にロウソクを灯して祈願する

”ロウソク祈願四堂巡り”が行われています。

 

ここ2年ほど この四堂巡りを楽しみに通ってきていたのですが

今年は‥中止。

でも、せっかくなので 今年も巡ってきました。

 

中華街を抜け 大きな中国様式の門をくぐり坂を上っていきます。

 

 

階段と坂道・・

ここは・・長崎ならではの雰囲気が今も残る一角です。

これは 昔のお風呂屋さん 女湯と男湯がレトロです。

 

 

 

そして まず最初のお堂が・・

 

土神堂(どじんどう)

 

 

故郷から遠く離れた異国の地で無事に暮らせますようにっとの願いを込めた

土地の神様を祀ったお堂です。

 

次に もうちょっと坂を上ると

 

 

天后堂(てんこうどう)

 

 

 

航海安全の神様 天后聖母(媽祖様・まそさま)が祀られてます。

ここには、関帝(三国志の関羽)も祀られいて 関帝堂とも呼ばれています。

 

そして・・次に住宅街の方へと入っていくとその突き当りに・・

 

観音堂

 

 

観世音菩薩と関帝が祀られています

関帝(三国志の関羽)はそろばんを発明したといわれていて

そのことから 商売繁盛の神様として祀られています。

 

そして 4つ目が

 

福建会館天后堂(ふっけんかいかんてんこうどう)

 

 

ここにも媽祖様が祀られています。

 

 

昨年 ここに来た時 案内のおじさんが 裏情報?!を教えてくれました。

 

このお堂の天井の梁

 

 

 

中央に文字が書かれています。

 

 

この真下は ちょうど媽祖様の真正面になりますが

ここが このお堂の”パワースポット”

 

ここに立って願い事をすると・・叶うとか・・どうとか?!

 

信じるか信じないかは・・あなた次第っ!(・・笑)

 

 

 

長崎は、西洋文化も中国文化も いろんな顔を持つ不思議な街です。

観光では巡らないような 裏路地なども

長崎ならではの 趣があり

いろんな発見があります。

今は 自粛で 街も閑散としていますが

コロナが終息し

自由に行き来できるようになったら

ぜひ

「長崎に行ってみたい!」

そう思っていただければ幸いです。

 

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