真の豊かさとは・・・
現代の人口減少と少子高齢化は、国の活力低下や社会保障費の増大を招くなど国家的問題です。何故こうなったのでしょうか。高齢化は、医学の進歩と栄養状況の改善によるものなのでしょう。
少子化は、子供を育てる自信がないとか、先行き孤独でも構わないとか、自由?でありたいとか、教育費が大変だとか、にぎやかな家庭の経験がないなど、理由は様々に考えられます。
昔は嫁さんが大変だったでしょうが、田舎では三世代同居が普通で、各々が役割分担を行ない教育、育児、社会関与等を担い、喜怒哀楽を共有してきた家庭があったと思う。
日本は高度経済成長のあと、経済構造の変化で核家族化や少子化が進み、苦楽、心、規範の共有や相談の幅が狭くなった。また、親・子殺しや自殺の増加(年間2.1万人、交通事故死同0.4万人)などにも繋がっていると思う。これらは歴史の過程かもしれないが、辛いです。
亡父の句:「叱られし孫に手をあて月をみる」
現代は価値観の多様化、そして、心の支えや共感がないことにも原因があるかも知れません。そのため地元を活性化し、心豊かに経済力を向上させる取組みの意義は、大きいと考えます。
「十勝の活性化を考える会」会員