先日、十勝の活性化のために、10年ぶりで帯広市動物園に行ってきました。そしてゾウやキリン、バイソン、植村直己記念館などを見物してきました。ゾウの“ナナ”は58歳、バイソンは23歳で、国内で2番目に長寿だそうですが、もしものことがあればお金が無く、2種類とも再調達はむずかしいそうです。
動物園によれば毎期赤字続きとのことですが、ゾウがいない動物園は、子供たちにとって動物園ではないと思います。
また、どこから来たかを来園者に尋ねると、十勝以外の人が多いことにビックリしました。十勝以外の入園者割合は、夏休み期間中のこともあり6~7割と多く、釧路・北見・札幌・旭川・函館・茨城・九州などでした。
さらに、園内の敷設されている道路についてもビックリしました。帯広市内の国道・道道・市道は立派に整備されていますが、園内の道路はあまり整備されていません。雪解けに補修するそうですが、長持ちはしません。乳母車を押す母親や高齢者もいるので、早く立派な道路になれば良いと思いました。
ところで、「なつぞら効果」などもあり、十勝には観光客も沢山きます。動物園は帯広市の顔のひとつですので、十勝ガーデン街道・ばんえい競馬・室内スケート場・北の屋台・ナイタイ高原・神田日勝記念美術館などと連携すると、もっと入園者が増えるのではないかと思いました。
なお、帯広動物園の広さは、札幌市円山動物園の1/3、旭川市旭山動物園の1/2、東京上野動物園の1/2です。
「十勝の活性化を考える会」会長
